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黒い岩と白い飛沫と白い雪 ~蜻蛉の滝~
- 2011/01/29(Sat) -
雪の駐車場

駐車場は雪の中。
奈良県も吉野より南へ行くと、とたんに雪深くなる。

当初は吉野から熊野へ抜ける国道169号線を通り、
下北山の滝ツアーに行こうと思っていたが、
国道ですら雪に覆われて、
ノーマルタイヤの車では到底たどり着けそうにない。

そこでやむなく、川上村の入り口にある
アクセス容易な蜻蛉の滝を訪れることにしたのだが、
国道を外れるととたんにこの有様である。

ずるずるとタイヤを滑らせながら、
何とか広い駐車場へ到着。
タイヤの後が残っているので、
何人か先客がいたのだろう。

誰かの作った雪だんご

駐車場から滝へ向かう途中の橋の上に、
雪だんごが並べられていた。
朝から子供が遊びに来ていたのだろうか。
ちょうど太陽の光が差してきて、
キラキラときれいに輝いている。

融け出した雪がごそっと落ちてくる

蜻蛉の滝までは、整備された遊歩道を2、3分歩けばたどり着くのだが、
この日は雪が積もって、油断するとすぐに足を滑ってしまう状態。
転んでしまわないように、慎重に歩いて行くので時間がかかる。

外は晴れてきているが、
山の中に踏み込むと、木々に積もった雪が降り落ちてきて、
傘が必要になるくらいの雪模様だ。

白と黒のコントラスト


ほどなく滝見台に到着。
今回で3回目になるので、見慣れた滝だが、
この滝の特徴である黒い岩肌と雪の白さが良いコントラストを出している。

滑る落ちる水飛沫

岩肌を白いしぶきを立てた水が滑り落ちる。
この滝はくりぬかれた穴のような形状をしており、
穴の下へと水が落ちて行くような感じだ。
そして、穴にしたにも道が作られており、
簡単に行くことができる。

見あげる

下へ降りて滝を見上げる。
水量は多くもなく少なくもない。
今回3回目だが、この滝はわりと安定した水量を保つようだ。

滝見台から見た2段

上から落ちてきた水は、谷底の甌穴のような穴へと溜まる。
そして穴から溢れ出した水は、
また滝となって次の穴へと落ちて行く。

谷底は静かで滝の音以外は一切聞こえてこない。
寒さでキーンと静まった雰囲気は、
夏には味わえない感覚だ。

夏の滝は緑が映えて、写真としてはきれいだが、
冬の滝の緊張感も都会の喧騒の中では味わえない、
貴重な感覚だと思う。



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