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秘境中の秘境 ~芦生の森~(後編)
- 2007/09/24(Mon) -
芦生の森のトロッコ道を進むと、
常に進行方向左手の下から由良川の清流のせせらぎが聞こえてくる。
木々が開けたところからは、
その美しい眺めを見ることができる。
由良川のせせらぎ

陽の光が当たってキラキラときれいに光っている。
ただ、この程度の渓流なら、
この芦生原生林に限ったものではなく、
日本中の川の上流に行けば至る所に見ることができるだろう。
だが、この由良川が人の手が加わっていない
この芦生原生林を源流とすると考えると、
何か神秘的な「太古の川」という雰囲気を感じてしまう。

小ヨモギ作業所跡地の脇から川縁へ降りて行けそうなので、
下へと続く坂を下っていくと、簡単に川岸へたどり着いた。
由良川河畔

視界の悪い森の中で唯一見晴らしの良い場所。
左右を深い森に挟まれて流れる川には、
いつ動物が現れても驚かないような自然が広がっている。

太古の川

色々な草木が川へとせり出してきている。
この統一感のなさが自然の森の美しさなのだろう。
渓流のそばに森が広がる場所を渓畔林というらしい。
さらに奥まで進むと、もっとすばらしい渓畔林が見られるという。
河岸の苔

木々が日光を遮り、川岸もじめじめしているので、
こういった苔に覆われた岩や流木などが至る所にある。

川岸の石の上を不用意に歩いていると、
こういった苔に足を滑らせて、ドボンと水の中に尻もちをついてしまう
事態になってしまうので、川岸を歩く際は十分ご注意を。

かえるくん

川岸で黄昏れていると、かえるくんが現れたので
しばらくかえるの撮影会に。
ベストな構図を得るために、いろんな所を
ぴょんぴょん跳び回らせてごめんよ…

かえるをいじめていた報いなのか、
次第に天候が怪しくなったと思うと、急に雨が降ってきた。
遠くの方で雷が鳴り始め、雨脚はすぐに強くなり、
やがて激しく叩きつけるような大雨に。
まるで熱帯雨林のスコールだな…
これも自然の力なのかと妙に納得。

大雨で川が増水する危険も感じてすぐに帰路につく事にした。
どこかで雨宿り…とも思ったりしたが、
強くなる一方の雨に、行きに見た崖崩れに塞がれた道を思い出し、
早くこの森を脱出せねば帰れなくなるという恐怖が頭によぎる。

しかし、案の定この雨で行きに通った朽ちかけた橋が
崩れ落ちてしまっていた…
朽ちたレール




………なんて、嘘です。
元から壊れていた橋でした。
ちゃんと脇に通れる道があります。
とは言え、あちこちに崩れた跡がある崖があり、
この大雨がそれを誘発する可能性だって高い。

帰路を急いでいると、この雨に元気になったのか
先ほどのかえるくんの友達が出るわ出るわで、
歩いていても危うく踏みつぶしてしまいそうになる。
しまいには、大きなウシガエルまでが道をふさいでいて、
こりゃ、かえる道にかえるがかえるなって言っているような、
なんか訳がわからない状況。

芦生を後にする

とにかく、濡れネズミになりながらもようやく芦生の森を脱出。
それと同時に雨も上がりました。

なんだか自然の力を感じた芦生の森探検ツアーでした。
近寄りがたい大自然でありながら、
もう一度踏み込んでみたいと言う想いも抱いてします。
昔の日本人はこのような自然に対して、神様の存在を見いだしたが、
そういう、「畏れ」みたいな感覚が
この芦生の森に感じた自然の気配なんだろうか…。




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