2017 09 ≪  10月 12345678910111213141516171819202122232425262728293031  ≫ 2017 11
朝なっち ~那智の滝~
- 2010/10/10(Sun) -
そうだ朝なっちしよう!

新宮のホテルを朝早くチェックアウトし、
6時台には那智に到着した。

台風が日本列島に近づいており、あいにくの雨。
しかも車から外に出れないほどの豪雨。
観光旅行が目的なら、最悪のタイミングというべきだが、
滝好きに取っては貴重なタイミング。

日本最大の那智の滝を最大水量で見ることができるのだ。
こんな貴重な体験はなかなかできない。

それもあって昨晩からの豪雨を逃さぬべく、
朝食代わりの朝なっちを敢行することにしたのだ。

こんなこともあろうかと用意していたレインウェアに身を包み、
車を飛び出し那智の滝への道へと進んで行った。


煙る飛瀧神社

那智の滝飛瀧神社の御神体として、
神社の奥に鎮座している。

那智の滝の生み出す水飛沫と豪雨の生み出す朝靄のなか、
飛瀧神社は神秘的に煙っている。

白く霞む杉林の奥からは、
大地を揺るがす轟音が止むことなく響いてくる。


後ろが全部滝


濡れて滑りやすくなった石畳の階段を慎重に下りて行くと、
大きな広場にたどり着いた。

さすがに神社の朝は早い。
早朝から土産屋もオープンしているなと
感心していたのだが、もっと驚いたことは、
奥に見える白いもやがすべて滝の流れ落ちる飛沫だということだ。

視界すべてが滝の流れ。
日本最大の滝はスケールが桁違いだ。
そして大量の雨水を集めた流れは、
想像以上の水量でまさに大瀑布を作り出していた。



御神体


南紀最大の観光地も台風の日の早朝とくれば誰もいないだろう、
と思いきや、まばらではあるが物好きな観光客がちらほら。
参拝者らしき人もいる。

これ以上近づくと一瞬にしてずぶ濡れになってしまう。
落差133mを一気に落ちる水の塊は、
下まで到達するなり水煙となって100m以上舞い上がる。

水と一緒に周りの空気も落ちて行くため、
滝下は猛烈な風が舞う。

上からは台風の豪雨、横からは滝の飛沫が襲い掛かる。
1ショットごとにカメラのレンズを拭きながらの撮影だが、
あまり長居しているとカメラが壊れてしまいそうだ。

誰も寄せ付けぬ滝姿


誰も寄せ付けぬ滝姿に、古代の人でなくとも
神の存在を感じてしまうだろう。
圧倒的な自然の猛威にただ固唾を呑むだけである。


しかし、秘境探検隊の名を冠している以上、
自然の猛威に怯んでばかりいられない。

入場料を払えばさらに近くから那智の滝を見れる観瀑台まで
行くことができる。


豪雨の中、接近を試みる


さすがに傘も無意味な豪雨の中で、
滝に近づく物好きはいないようだ。
ここからは那智の滝との1対1の勝負。

すでにこの位置でも前方から水飛沫を従えた強風が吹きつけてくる。
台風中継さながらの格好で、慎重に滝の見える場所まで近づく。


観瀑台は飛沫の中

この位置でも撮影が困難なほどの水煙。
あたりは薄暗く水煙が常に待っている状態のため、
ほとんど鮮明な写真をとることすらできない。

カメラを濡れないようにレインウェアの下に隠しながら、
さらに接近する。


建物の陰に隠れながら


どうやらこの位置が限界のようだ。
上の観瀑台にあがると、普通のシャワーを横から浴びているような状態で、
カメラを向けることすらままならない。

仕方が無いので、建物の陰に隠れて、
銃撃戦の兵士のように、
陰から飛び出してはワンショット、
そしてヒットアンドアウェイとばかり、
すぐに陰に戻って体制を整える。

それでもまだマシな写真はこれぐらいだ。


容易には近づかせてもらえなかった


近づくことさえ困難な那智の滝。
やはり日本一の滝の名にふさわしい。

しばし尊敬の眼差しを送った後、本日は撤退することに決めた。




=======================
ブログランキングにご協力下さい!
1票投票お願いします!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓

FC2ブログランキング


人気ブログランキングへ

この記事のURL | 和歌山 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
<<クジラの供養碑 ~梶取崎~ | メイン | 風吹けば飛沫さながら雪の舞 ~飛雪の滝~>>
コメント

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://unexplored.blog107.fc2.com/tb.php/83-358c8873
| メイン |