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幻想のススキ野 ~曽爾高原~
- 2007/08/04(Sat) -
曽爾高原ってご存じでしょうか?
奈良県と三重県の境目付近に位置する、一面ススキ野の高原です。
ガイドブックなどにもよく載っているので、
実際に訪れた方も多いと思います。
すすき野

特に10月から11月にかけては、
辺り一面をススキが埋め尽くす美しい景色を見ることができます。
夕暮れ

特に美しいのは夕暮れ。
オレンジ色の太陽がススキの色を黄金色に彩る。
曽爾高原は山の頂上を斜めに切り取ったような形の場所にあり、
その切り立った頂上まで登っていくと、
このような景色が堪能できる。
視界には遮るものがないため、下から頂上はすぐ見えているが、
歩くと意外に時間がかかり、約20~30分ぐらいだろうか。
日が沈む

また日差しをバックに揺れるススキのシルエットは、
まさに幻想的という言葉がふさわしい。
関西にこんな所があったんだ…と感動すると思います。

…しかし、この曽爾高原がさらに幻想的な風景を見せることがある。
実は雨の日には別の顔を見せてくれるのです。


曽爾高原というのは一種の湿原で、雨が降ると霧が発生しやすい。
そして僕がここに最初に着たときはあいにくの雨。
しかも車で進むにつれて霧が深くなり、
こんな悪天候では観光客の姿もなく、
本当につくのだろうかと不安になってきます。
そして、なんとか到着。
駐車場には2、3台しか車が停まっていません。
(秋の天気が良い日は大渋滞です)

曽爾高原という看板を頼りに駐車場から歩いていくが、
全くの霧の中にすすきが、まばらに見えるぐらい。
そして、階段を上りきり、曽爾高原に到着すると、
迷いの世界

白い霧の中に何処までも続くススキ野。
そしてススキを分け入るように小さな道があり、
その先は霧でほとんど先が見えない。
何処へ向かう

一度足を踏み入れてしまうと、二度と戻ってこれないような
不安な感覚に駆られてしまう。
実はこの細い道、あとでわかったのですが、
メインロードではなかったみたいです…

勇気を出して進んでいくのですが、
行けども行けどもススキ野。
視界が悪く目印もないので、方向感覚もおかしくなってしまう。
途中に分かれ道があり、ほんとに帰れなくなるかもしれないと思って、
地面に矢印なんかを描いたりしました。

かすかな全貌

一体、何処までこのススキ野が続いているのだろうか…
初めて来たので、全貌が掴めていないこともあり、
迷いの森に踏み込んでいく気分だった。

天気の良い日の曽爾高原も良いが、
雨の日に行くと貴重な体験ができます。

ただし、雨の日はススキが開かないため、
白いふわふわしたススキは見ることができませんが…


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