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暗闇の修行場 ~蟷螂の窟~
- 2009/01/01(Thu) -
大峰山の玄関口、洞川
その名の通り、この洞川には洞窟がいくつも存在する。

面不動鍾乳洞、五代松鍾乳洞蟷螂の窟蝙蝠の窟
この4つが観光洞として一般の人が入ることができる。

その中でも蟷螂の窟蝙蝠の窟は照明もなく、
懐中電灯の明かりを頼りに進まなければならないという、
冒険心をかき立てる洞窟なのだ。

清流の先に

蟷螂の窟は奥まったところにあるので、
途中のエコミュージアムに車を止めて、
5分から10分ほど歩いていくことになる。
隣には清流が流れ、心地よいウォーキングが楽しめるだろう。
岩盤に
やがて岩盤に黒い穴が見えてきて、
いかにも洞窟がありそうな場所にやってくる。
ここまで来ると道路からは少し離れているので、
辺りは全くの自然の音しか聞こえない。

あの小屋が入口

程なく、古びた小屋が見えてくる。
ここが蟷螂の窟の入口。
このさび付いた小屋には管理人のおばあさんが一人居て、
洞窟の簡単な説明をしてくれる。
そして、なぜかかごに入った飴ちゃんを勧めてくれるので、
遠慮無くいただこう。

懐中電灯を受け取ったら、いざ洞窟探検へスタート!!

修行場

洞窟へはいると、ほんとに電灯はありません。

ただ、この蟷螂の窟というのは、
かつて役行者が修行場として開いた場所で、
不動明王を祭った祠などが配置されている。

入口付近にはロウソクに明かりがともされて、
わずかながらの明かりがとても心強く感じる。

水行

途中にある弥勒の渕と呼ばれる水のたまった場所がある。
役行者はこの水に浸かって修行をしたそうだが、
この暗闇の中、底の見えない水の中に入る恐怖というものは
相当のものだろう。

こうしてカメラのフラッシュで撮影すればある程度の
全貌はわかってくるが、
懐中電灯の心細い光だけでは、
この水たまりがどうなっているのかまったくわからなかった。

試しに石ころを投げ入れてみると、
「ドボン」という音。
写真では底が見えているように見えるが、
意外に深さがあるのだろうか。

迫り来る岩壁

奥に進むにつれて、ロウソクの明かりもなくなってくる。
天井も低い場所があり、
しゃがみながら進まなければならない場所もある。
その姿勢が蟷螂(とうろう)の窟と呼ばれる所以であるという。
蟷螂とはカマキリの意味で、
膝を曲げしゃがみながら歩き進む動きが、
カマキリのように見えるからとの事である。

ろうそく以外は暗闇

暗闇での撮影は難しい。
フラッシュを炊いてしまうと普通の洞窟になってしまうので、
フラッシュなしで懐中電灯の明かりだけで撮影してみたが、
ほとんど物にならなかった・・・。

奧に行くとロウソクの明かりもなく、
試しに懐中電灯の明かりを消してみると、
全くの暗闇。
目の前にかざした手も見えない。
音も自分の息づかい以外は何も聞こえず、
五感を失ったかのようだ。
しかし、逆に精神が研ぎ澄まされていくような感覚もある。

かつての修験者はこうした暗闇の中、
研ぎ澄まされていく精神の中で、
内なる仏様との会話をしたのだろうか。


やっと出口

やっと出口に到着。
内なる秘境探検もひとまず終焉。


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