たらたらの壁 ~多羅多羅の滝~
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- 2016/10/30(Sun) -
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広島県広島市の山中に多羅多羅の滝という一風変わった名前の滝がある。
広島市といっても地形的には安芸太田町といった方が近く、 安芸太田町には滝や渓谷が数多くある自然の豊富な場所だ。 少々入口が分かりにくい。 駐車場も何も無いので最初見逃してしまった。 おじいさんが芝刈りに裏山へ登るような道だ。 停めるところがないので、しばらく進んだところにあった少し広くなったスペースに停めた。 道はすぐに森の中へ。 あまり訪れる人もいないのだろう。道は消えかかっている場所もあって、 ほとんど整備されていないようだ。 くもの巣に何度か引っかかりつつ、20分ほど進むと滝にたどり着いた。 変なところを進まなければ迷うことは無いだろう。 取水ホースが見える。水源になっているのだろうか。 とにかく日差しが強すぎて、写真も上手く取れない・・・ 暗い森の奥に光の広場が見える。 その向こうに見える岩壁がほんのり濡れているようだが、 あれが滝だろうか。 近づいてみると確かに水が流れている、たらたらと・・・ さすがにこれは滝と呼べるほどのものではない。 多羅多羅の滝は上中下3段からなる滝である。 このたらたらとした流れは下段の滝にあたる。 中段に登るためには横の岩壁をよじ登らなければならない。 鎖も設置されているので気をつけて登れば大丈夫だろう。 手袋をはめてゆっくりと岩壁を登る。 地面が乾いているので比較的容易に登ることができた。 横を見ると下段の滝の流れ。 写真では水の流れはどこ?と言う感じだが、 よじ登っている絶壁の角度は実感してもらえると思う。 上の段に登ると絶壁に囲まれた空間が現れてちょっとびっくりした。 これは滝に水が無くてもこの絶壁だけでも見る価値はある。 ここでもやはり水はほとんど無い。 まあ下段の水の量もなかったので当たり前といえば当たり前か。 ここ中段の滝も水はたらたら・・・ さらにこの上に上段の滝があって、3段でトータル70mという巨大な滝だが、 なんとも今日は日が悪く水が無い。 中国地方の滝は水があれば名瀑と言うのが多いようだ。 ======================= ブログランキングに投票お願いします! クリックしてもらえると、今後の更新の励みになります。 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓ 人気ブログランキングへ 「たびねす」でも記事を書いてます。 |
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