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真冬に咲く白い桜 ~御在所岳 樹氷イルミ~
- 2016/01/17(Sun) -
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なんという美しさだろう。
樹氷イルミネーションによって着飾ってやると
こうまで美しくなるものなのか。
真冬に咲いた白い桜のよう・・・

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そんな樹氷イルミネーションが見れるのは、
三重県の御在所岳
標高1212mの山頂近くまでロープウェイで登れることができ、
上からの絶景や紅葉、そして避暑地として人気を集める山である。

冬には頂上の広場で樹氷がライトアップされるイベントが開催され、
ロープウェイも夜間運行が実施される。

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ロープウェイも最初は雪も樹氷もなにも無かったのだが、
標高を上げるに従って、あたりは白銀の世界に包まれる。
山頂が近づくと突然景色が変わるので、驚かされる。
途中までほんとに樹氷なんてあるのかな、という感じだったのだが。

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ロープウェイを降り、外に出てみると一面に樹氷の木々。
はるか下には菰野町から四日市を一望できる素晴らしい眺望。

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樹氷とは雪が木々に積もっているのではなく、
空気中の水蒸気が木の枝の上で冷されて凍ってできたものである。
よって、湿度がある程度高く風が強いという条件が重ならないとできない。
御在所岳は伊勢湾から吹き付ける湿った風を受ける立地条件のため、
比較的、樹氷のできやすい場所なのである。

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足下は雪なのだが、気温が低いので凍ったようになっているので、
沈み込まず歩きやすい。
まるでオブジェのような樹氷のトンネルの下を歩いていく。

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鈴鹿山脈の山々も雪をかぶって白く染まっている。
ときおり雲が被って姿を消したり現れたり。

そろそろ日が沈んでくる。
ライトアップされた樹氷を見るために4時ごろのロープウェイに乗ったので、
もう少し時間をつぶして待つことにする。
なにせ氷点下10度ぐらいの場所、建物の中に避難すると
同じようにライトアップを待つ人がたくさんいる。

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やがて日が沈みあたりが暗くなってライトアップが始まる。
まず訪れたのは巨大な氷瀑。
氷瀑と言えば滝の水飛沫が作り出す氷の柱なのだが、
こちらは人工の水で作ったもの。
なので、氷瀑ではなくHYOBAKUと表記される。
スタッフが毎日水をかけて、少しずつ成長させていくのだという。
ライトアップイベントは12月から2月にかけて行われるが、
12月はまだ小さく2月になると100%完成するという次第だ。

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このHYOBAKUをスクリーンに見立てて、
様々な色の光が投影される。
白い氷はライトの光を受けて、氷そのものが光っているような美しさ。
ずっと眺めていたいのだが、日が落ちてさらに気温が下がってきたので、
次の目的地に向かうことにする。
少し歩いて、ロープウェイ乗り場を経由して、朝陽台広場に向かう。

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途中の道沿いのライトアップもなかなかのもの。
街中のイルミネーションイベントと違っていたるところにライトアップと言うわけではないが、
一つ一つが樹氷によって見ごたえのあるの物になっている。

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暗闇から浮かび上がる樹氷の姿がなんとも幻想的。

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さて、朝陽台に到着。
ここがイルミネーションのメイン会場になっていて、
色々なイルミネーションが設置されている。

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ハートのイルミネーション御在所岳の看板が囲われている。
まさにここで記念撮影をしてください的な場所。

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そして、光で作られた雪だるま。

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青い光の塔。
ぼんやりと樹氷が浮かび上がってくるのもまた幻想的。

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一番目を奪われたのが、少し離れたとことにあるこの1本の木。
暗闇と光のコントラストが素晴らしい。
あらためて、ここが街の光の届かない標高1200mの山頂に居ることを
思い出させてくれる。
あたりは完全な闇。
浮かび上がってくる白い木は、まるでファンタジー映画の聖なる場所のよう。

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人もまばらで、ここは別世界。
しばらく別世界の住人として過ごしていたいが、
あまりの寒さに長居はできなかったりする。
ちょっと夢中になって写真を撮っていたが、
鼻水が止まらないので、そろそろ撤退の頃合だろう。

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帰りのロープウェイからは夜景のサービスも。
街の灯りが、別世界から帰還すると言う雰囲気を盛り上げてくれた。


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