2017 07 ≪  08月 12345678910111213141516171819202122232425262728293031  ≫ 2017 09
スポンサーサイト
- --/--/--(--) -
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事のURL | スポンサー広告 | ▲ top
空を望む老木 ~樽見の大桜~
- 2015/05/06(Wed) -
兵庫県養父市の天滝近くに、一本の大きな桜の木がある。
樽見の大桜と呼ばれるその桜は、樹齢1000年以上の歴史を持ち、
兵庫県下最大の大桜である。
古くは江戸時代に出石藩主が遊覧したこともあるという。

地元のお祭り

そんな歴史ある桜も今や地元のお祭りか。
入口の駐車場には近所のおじさんが集結し、容易に地元の特産品を販売してくる。
春の陽気に浮かれてか、なんだかとても楽しそうだ。

結構な坂道を登る

樽見の大桜までは歩いて約15分かかる。
結構な山道で、しかも足下が雨で緩んでいてとても滑る。
特に年配の方に人気のある桜らしく、おじいさんやおばあさんの姿をよく見るのだが、
なかなかこの道は厳しそうだ。
雨が降っていなくても足下が泥状になっているのだろう。
入口のテントの横に足を洗う場所も用意してあった。

上のほうに見えた

杉林の坂道をしばらく登ると、視界が開けて遠くに1本の桜が見えてきた。
これが樽見の大桜
暗いところから明るいところを見ているので、なんだか桜が輝いているようだ。
とても神々しく見える。

空と桜

またここからはさらに急な上り坂。
九十九折に続く坂道。
あたりの杉林は伐採されて視界が良いのだが、
見えているのになかなか近づけない。

そして近づいてみてみると、えらく立派な骨組みに支えられている。

支えられて生きています

この樽見の大桜は、一時期樹勢が衰え幹や枝が腐敗してきたことがあり、
それを樹木医が治療し、このような木組みで枝を支えることで生きながらえさせたらしい。
この施術によって、一時期衰えていた桜も勢いを徐々に取り戻し、
今のような美しい花を咲かせるようなったのである。

山並みを望む

桜の眼下に広がる山並み。
とても景色がよい。
なんだか、地元に愛され続けてきた老桜に恩返しと言わんばかりに、
元々あった植林地を伐採し、この景色をプレゼントしてあげたみたいだ。

接写

この桜はお花見などお馴染みのソメイヨシノではなく、エドヒガンという自生種である。
エドヒガンは長寿になることが多く、山梨県の神代桜は樹齢2000年とも言われている。
桜の花と葉が同時に開くことが特徴で、
花が散ってから葉が開くソメイヨシノと異なっている。
ちなみにソメイヨシノは、エドヒガンとオオシマザクラの交雑種で
江戸時代末期に人工的に交配して作られたものだという。
今、国内のソメイヨシノはすべて同じ苗から接木で増やしており、
すべて同じ遺伝子を持っているため、一斉に開花する理由もそこにあるらしい。

とにもかくにも、樽見の大桜のような古い桜の木は、
一般的な桜であるソメイヨシノと言うことはありえないのである。

見下ろす

空を望む大桜。
残された時間は少ないかもしれないが、
この空を眺めながら、1000年の歴史を思い返していることだろう。


=======================
ブログランキングに投票お願いします!
クリックしてもらえると、今後の更新の励みになります。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓

FC2ブログランキング




人気ブログランキングへ

「たびねす」でも記事を書いてます。
たびねす



この記事のURL | 兵庫 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
<<消えゆく名瀑 ~清滝~ | メイン | 無限廻廊 ~吉備津神社~>>
コメント

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://unexplored.blog107.fc2.com/tb.php/196-1d6ca72b
| メイン |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。