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青の洞窟 ~植魚の滝~
- 2014/10/13(Mon) -
反響する滝音

洞窟に落ちる植魚の滝
和歌山県の古座川の源流部にかかる滝だ。
昔なにかの雑誌で見たその神々しい姿に、
いつか訪れてみたいと思っていた。

古座川渓谷

以前、ここを訪れたのは4年前
その時は前日に降った大雨の影響で、増水した水が滝になって登山道を塞ぎ、
入口から200mぐらいで断念することになってしまった。
以前は知識もまだあまり無かったので、
たとえ増水していなくても、たどり着けたかどうか。
今回は川を渡れるように長靴も持参、ヤマビル対策の「ヒル下がりのジョニー」も携帯。
好天に恵まれ、水量もそこそこ。
絶好のコンディションで挑んだ。

前回はこの辺で

橋の横から大塔山登山道へと下りる。
植魚の滝への道は大塔山登山道の途中にある。
川沿いの道を少し進むと、さっそく昨年断念したポイントに到着。

今日ははちょろちょろ

滝の水量はちょろちょろ。
これがいつもの水量なのだろう。
4年前は川の水の流れも激しく、とても踏み込めるような状態ではなかった。

それでもここからは川の中に踏み込んでいかなければならない。
この日のために用意した長靴に履き替え、川を渡渉しながら先へ進む。
ここから先は何度も渡渉する必要があるので、
登山靴だけではちょっと厳しいだろう。
グリップの良い長靴がベストだと思う。

メッチャ綺麗

それにしても源流近くだけあって水が綺麗。
いや、めっちゃ綺麗!と叫びたくなるぐらい。
先が無ければ長靴ではなく、裸足で入りたいほどだ。
今まで見た中でもトップレベルの美しさ!

対岸に道が

ここからしばらく道と言えるようなものは無く、
河原の岩の上を歩いていくような感じになる。
両側は崖になっているので、河原のスペースは少なく、
長靴で川の中をじゃぶじゃぶ進んで行った方が楽である。

そうしてしばらく進むと、対岸に道らしきものが見えてきた。

川沿いを歩く

しばらくは川沿いの道を歩く。
長靴から登山靴に戻そうかと思ったが、
また渡渉ポイントもあるようで、面倒くさいのでそのまま長靴で進む。

ヤマビル注意報

さらに進むと、川の左岸に少し山に入っていくように道が続いている。
見落とさずに上に進まないと、川は小さな滝に行く手を遮られることになる。
道の上には枯れ枝や葉っぱに覆われてジメジメしている。
恐らくこの辺りにはヤマビルが発生するだろう。
足下を注意しながら進んだ方が良さそうだ。

綺麗な川を渡る

一度、川からだいぶ高いところまで道は続いているが、
ほどなく川まで降りてきて、道は川の向こうに続いている。
川をまた渡らなければならないが、
場所を選ばないと長靴以上の高さまで水に使ってしまう。
透明度が高いので一見すると浅く見えるが、意外に深さがあったりする。

分岐点

対岸に渡って斜面を登ると看板が見えてきた。
左に行くと植魚の滝。ちなみに奥の見えない看板はハリオの滝。
こちらも近いので、後で立ち寄ることにしよう。

看板にしたがって左に進む。
ほとんど踏み後程度にしか道は無いが、すぐに川にぶつかるので
迷うことは無いだろう。

よじ登る

ここからは川の上流に向かって歩くだけ。
だが、小さな滝があって一度右岸へよじ登らなければならないようだ。
小滝の流れは見ている分には綺麗だが、
実際そこを乗り越えようとすると、流れも強く淵も深いので、
濡れずに乗り越えるのは厳しい。
ここまで来ればもう少し。慎重に進みたい。

谷が狭くなってきた

だんだん谷が狭くなってきた。
行く手に洞窟がありそうな雰囲気だ。
それにしても小滝が連続する沢の水が美しい。
緑に苔生した岩肌にブルーの水。

見えてきた

ついに谷の終着点が見えてきた。
奥の谷が狭まったところにブルーの滝壺が見えており、
そこに滝が落ちているような白い水しぶきが見える。

植魚の滝かも

近づくにつれて、あれが植魚の滝だと確信する。
両側には苔に覆われた絶壁。
所々、染み出した水が水滴となって落ちている。
水の色は限りなく透明に近いブルー。
神々しいような雰囲気がある場所だ。

水が青い

水が青い。
透明度が高いのは当然のことながら、
ここの水の色はなぜかブルーに見える。
そこの石の色が白いから、より水の色が綺麗に見える。

ブルーに輝く

奥まで入って初めて滝の全景を見ることができる。
薄暗い空間の中に落ちる滝の白さは、一条の光のように見えて
神秘的な景観を造り上げている。
洞窟内には滝の音が反響して別世界にいるかのようだ。

しばらく時を忘れて見入ってしまう。
滝壺の中に足を踏み入れてもう少し近づいてみようとするが、
川底は見えているものの、すぐに長靴では入れない深さになってしまう。

ふと振り返ると、別の滝見に来た人が後ろで私を待っていた。
完全に別世界の空間にいたのでまったく人の気配にも気づいていなかったようだ。

神々しい

この空間もさながら、ブルーの滝壺に強く惹きつけられてしまう。
なんとも美しくも神秘的な色なんだろう。
洞窟の中の青く透き通る水。
同じ洞窟状の場所に落ちる滝として、シワガラの滝があるが、
あちらは緑の苔に覆われた緑の洞窟。
そしてこちらは青い滝つぼを持つ青の洞窟とでも行ったところか。

さて、そろそろ後ろで待つ人にこの部屋を明け渡さねばならない。

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