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滝の風格 ~天滝~
- 2014/09/28(Sun) -
滝に風格があるとすれば、天滝はいい線いっているのではないか。
兵庫県最大の滝である「天滝」は日本でも指折りの風格を兼ね備えた滝である。
何度か訪れたことのある滝だが、
今回は大雨の次の日を狙って訪れてみた。

にごった水

大雨の翌日だけあって水はにごっている。
もともと天滝渓谷の水は上流に大根畑があったりして、
さほど綺麗ではないのだが、(それでも一般の川より綺麗だが…)
渓谷に土砂が流入して結構な泥水になっている。

荒れた道

道も荒れていて、このように水が流入してくるところもちらほら。
流木も道の上に残っていて、所々乗り越えていかなければならない。

緑が濃く

それでも雨上がりの水分を含んだ草葉は濃い緑で、
水しぶきの白さとのコントラストが美しい。

川が道をまたぐ

道はこんな状態にもかかわらず、結構な人が訪れてくる。
雨上がりの増水した滝を見ようと言う人は私以外にもたくさんいるようだ。
それにしても、到底山歩きができるような格好でない人もちらほらといる。
整備された道とは言え、そこそこの登山道。
しかも雨上がりの危険な渓谷でサンダル履きで登るのはまずいと思うが…

鼓ヶ滝

天滝渓谷天滝の次に大きな鼓ヶ滝が見えてきた。
かなり幅の広い滝に変貌している。
手前の橋を渡ると水しぶきを浴びそうだ。

水量多く

ちょっと手前の葉を入れて撮影したら綺麗に見えるかと思って、
スローシャッターで遊んでいたのだが、
ふと気になって足下を見ていたら、
私の天敵ヤマビルが靴下に張り付いているではないか。
そう、雨上がりの天滝渓谷はヤマビルが発生する危険地帯。
とりあえず手持ちの防虫スプレーで気休めの防御をしてみたが、
後ほどもう1匹、靴下に張り付いている奴を発見。
なんとか吸血は免れたが、一度見つけてしまうと気になって仕方ない・・・
それにしても、まともな格好の私でも吸い付かれてしまうのだから、
先ほどのサンダル履きの人たちはひとたまりも無いのではなかろうか。
天滝渓谷はそんな無防備な人たちによって、
ヤマビルに占領されてしまうかもしれない・・・

ここまで水しぶき

鼓ヶ滝からは急な坂道。
登りきると姿を現す天滝。
想像以上に高いところから、白い水しぶきを上げて滝が落ちている。
通常であれば岩の上を伝う水が扇状に広がっていく繊細な滝なのだが、
大雨後のこの日ばかりは、岩の上を滑り落ちる雪崩のようだ。

水がかたまりとなって落ちていく

滝を見上げる展望台から、急な階段を登って正面の展望台へ。
水が固まり状になって落ちていく。
水が空中に投げ出される直瀑特有の水の落ち方だ。
普段は岩肌を伝う水が、勢いがありすぎて完全な直瀑になっているようだ。

岩肌を伝う水

上部は直瀑、下段は斜瀑。
水の広がり方は普段の倍以上あるのではないだろうか。
水しぶきが岩肌を覆い隠してしまっている。

轟音

さあ、どこまで近づけるだろうか。
水煙を上げる天滝へ接近を試みる。
天敵はそこそこ観光地化されているにもかかわらず、
滝のすぐ近くまでフリーで行くことができる。
もちろん岩場で足を滑らせれば100m下の滝まで真っ逆さまという危険もあるが、
慎重に進めば普通に行けないほどでもない。

巨大なレース

ただ、この日は水量が増えて水しぶきで周りの岩が濡れている。
かなり滑りやすい環境だ。
足を踏ん張りつつ両手でも支えながら慎重に進む。
天滝はこのクラスにしては水しぶきの少ない滝なのだが、
この迫力ある水量を見ると少したじろいでしまう。

木の枝が引っかかってる

良く見ると、滝の上部に木の枝が引っかかっているようだ。
今回の大雨で上流から流れてきたのだろうか。
ふと、岩や流木が滝の上から落ちてこないかどうか心配になる。
大雨で上流が崩れていたらありうるはずだ。
ちょっと無理はできない。

ちょっとだけ青空

慎重に近づきながら撮影会。
ちょっとだけ青空がのぞいて、滝の姿が神秘的なシルエットに変わる。

滝の風格

滝の雄大さ、迫力、繊細さ、神々しさ、すべての要素を兼ね備えた天滝に
しばらく時を忘れて見入ってしまう。
日本一の那智の滝へ行ったこともあるし、迫力では那智の滝のほうが一段上だが、
繊細さと迫力の両方を持った天滝のほうが、見ごたえがある気がする。
滝として風格のある姿に見とれてしまう。
いつもこの滝に来ると長居してしまうのだ。

光のように

岩間を広がりながら落ちていく流れは光のように輝いている。
落ち際まですべてが美しい。



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