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水の存在を忘れる透明感 ~瀬戸川渓谷~
- 2014/06/08(Sun) -
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久々に吸い込まれるような透明度のある水を見ることができた。
うっすらとグリーンに色づいているにもかかわらず、川底の岩をはっきり見通せるほどの透明感。
南信州の阿寺渓谷に匹敵する感動する川だった。


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瀬戸川渓谷は高知県土佐町の深い山奥にある。
国道439号線から県道を抜けて行ったのだが、この県道がまた細い。
対向車が来たらアウトのような道で、これを15kmぐらい走らなければならないので、
ここが一番辛かった。
瀬戸川渓谷の下流にあるこのアメガエリの滝に到着する直前まで、完全に心が折れていたが、
この美しい滝姿で一気に回復した。

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滝の美しい姿もなかなかのものだが、グリーンの滝壺がまた綺麗。
下流を見てもほんとに澄んだ水が流れている。
苦労して車を運転した甲斐があったと言うものだ。

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瀬戸川渓谷アメガエリの滝より少し上流にある。
イマイチどこからどこまで瀬戸川渓谷なのか良く分からないが、駐車スペースがあったので車を停めてみると、
川に吊橋が架かっているのが見えた。

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どこから降りるのかと道を探していると、少し先に進んだところに遊歩道を発見した。
ここから進んでいくと先ほどの吊橋のところに行けるらしい。

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それにしても遊歩道から見える川の水の透明度がハンパなく高い。
あまりにも川底の石がはっきり見えるので、水が流れていないかのようだ。

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少し深さがあるところはグリーンに見える。
川底が見えているが、思っている以上に深さがあるのだろうか。
透明度が高すぎて深さの感覚が麻痺してしまう。

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さて、先ほどの吊橋に到着。
この先はどこまで続いているのだろう。
到着した時間が遅いので木々に囲まれた行く手は薄暗くなっている。
あまり下調べをしてこなかったので、あまり先まで進めないが、
とりあえず向こう側までは行ってみることにする。

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それにしてもこの吊橋、大丈夫だろうか。
板が一枚はがれているところもあり、結構頼りない。
さほど高さはないのだが、踏み板の頼りなさはなかなかの恐怖である。

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吊橋の下の水は恐ろしく美しい。
グリーンの水と所々にできる小さな滝の白さのコンビネーションがさらに美しさを引き立てている。

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頼りない足場の上で落ち着かないが、ここが絶好の撮影スポットである。

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吊橋を渡った先にあったのは、小さな斜瀑と深い淵。
そういえば手前にあった地図に蛇淵と表記があったので、これがそうだろう。
今までが明るい川だったのに対し、この当たりは薄暗く、淵も深くて黒く底が見えず、
ちょっと恐怖を感じる。
この先も道が続いているのだが、登山道のようで道もすこし険しいので、
今日はここで引き返し、先ほどの吊橋へと戻ることにする。

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吊橋を渡って来た側に戻り、こんどは川沿いに少し下流に進む。
遊歩道はまだまだ続いているようだが、時間が遅いのでだんだん薄暗くなってきた。

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この薄暗さでこの透明度。
光が差し込めばさらに水の色はグリーンに輝くはず。

なんとも名残惜しいが、帰りもあの細い道を延々と走らねばならないことを考えると、
あまり暗くなる前に抜けたいので、そろそろ来る前戻ることにした。

四国の川はこれほど美しいとは。
しばらく四国通いをせねば。




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