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45分で標高2700m
- 2012/04/14(Sat) -
乗鞍岳は雲の中

バスで45分で標高2700m。
乗鞍岳は日本で一番お手軽に3000mの世界を見せてくれる山だ。

その手軽さに魅かれてやってきた乗鞍高原。
今思えば甘い考えだったのかも知れない。

乗鞍高原の牛留池から見上げる乗鞍岳は、
相変わらず厚い雲の中に埋もれていた。


3000mの世界と言えば、眼下に雲海が広がり、山々は空にそびえ、大地には高山植物の花々が咲き乱れる。
確かにガイドブックにはそんな写真が載っていた。

乗鞍到着

しかし、なんて事はない。
考えは甘く、地上は晴れていたのに、天上に来てみれば、
そこはどっぷりと雲の中。
壮大な景色はどこへやら、視界は10mもあれば良い方で、
前を歩く人を見ることもままならない。
しかも、結構な雨が降っていて、気温も10℃を下回る悪条件。
なかなか楽をさせてはくれない。

そんな天候でも、休憩所はハイカー達で溢れ、大混雑。
ただ、相当な準備をして来ている人と、
とりあえずお花畑をちょっと見るつもりぐらいの軽装な人がいて、
寒い寒いと震えている渾然一体の感じ。

私はと言うと、とりあえずレインウェアぐらいはを用意していて、
この天気でもなんとか山には登れる準備はしていた。

視界はほとんどないのだが、せっかくここまで来たので乗鞍岳頂上まで行って、人生初の3000m越えを果たさなければならない。
ほとんど真っ白な世界に踏み込んで行った。

山荘が不気味に浮かび上がる

振り返ると先ほどまでいたバスターミナルの建物が、
蜃気楼のように不気味に霞んでいる。

お花畑

お花畑と呼ばれる高山植物の花々が咲き乱れる場所を見てみても、
ほとんど何も見えない。
確かに花は咲いているようだが、
あまりゆっくり撮影する意欲もなく、とりあえず前へと進む。

視界が悪い

乗鞍岳は人気の山であり、整備もされているので、
普通であれば迷うような場所ではない。
そんなつもりでやってきているので、
特に地図を持って来ているわけではなく、
持っているのは現地で手に入れた観光パンフの簡易地図ぐらいだ。

確かに道は一本道に近く、看板もあるので迷う事はない。
しかし、まったく視界が無いと言うのはかなり不安にさせるものだ。
そもそも、ここは森林限界をこえているので、あたりは見渡す限りの岩山。
目印も何もないので、進めど進めど白い霧の中。夢の中で苦悩する主人公さながらの状態である。
うっすら見える陰に追いついてみれば、それはただの岩だった。
そんなくりかえしの辛い登山。

残雪

視界はよくなる事はなく、何度も引き返そうと思いながらも、
なんとか踏みとどまり、前に進む。
残雪を見つけて写真を撮ってみても、
何かよくわからない程度しか映らないので撮りがいがない。

雨はさらに強くなり、安物のレインウェアも限界に近くなってきた。

恐らく乗鞍岳の山頂、剣ヶ峰まで半分ぐらいは歩いただろう。
このまま行けば、山頂にはたどり着くとは思うが、
山頂からは何も見えないだろう。
たいした写真も取れないのであれば、
これから乗鞍高原の散策も控えていることだし、
ここらが潮時かと思ってきた。

少しもったいない気もしたが、
今日は撤退し、またいつか天気の良い日に再戦することに決めた。

富士見ヶ岳へ向かう

ただ、ひとつも山を登らないのもどうかと思い、
来る途中にあった富士見岳に登ってみることにした。
富士見岳なら往復20分程度の寄り道で済む。

恐らく晴れていれば美しい景色だったであろう、
富士見岳山頂への道。

寄り道ルートだけあって、他に誰も登山者はおらず、
孤独にガスの中を登る。

富士見ヶ岳山頂

ほどなく富士見岳山頂に到着。
予想通り、視界はゼロ。
富士山など見えるわけもなく、富士見岳山頂の標識だけ空しく撮影。

恐らくは360度の素晴らしい景色が広がっているのだろう。
近くの岩以外は障害物がないため、
どこを見ても真っ白の世界。

大自然の洗礼を受けた1回目の乗鞍岳アタック。

さあ、撤退しよう。



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