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幻の三名瀑 ~白水の滝~
- 2012/02/11(Sat) -
白山スーパー林道を抜けて山を降りたところに白川郷があるが、
過度の観光地化で大渋滞の白川郷は見送って、
反対側の南側へ進路をとる。

国道156号線を南下し、御母衣ダム方面へ。
御母衣ダムの手前に、そのダムへ通じる道の標識が見えた。
かつて、日本三名瀑にも数えられたその滝は、
今や知る人も少ない。

すれ違いに苦労する林道を30分程走ると、
白水の滝へとたどり着く。
だだ、今回は白水の滝三名瀑の座から引きずり落とした原因の
白水湖を先に訪れてみることにした。
林道沿いの白水の滝への駐車場をスルーしてほどなく、
避暑目的ののリゾート地といった景色の白水湖へと到着した。

湖に到着した

湖は静かで美しい。
周りは山々に囲まれ、都会の喧騒とはまったくかけ離れた場所である。

この白水湖大白川ダムに伴う人口湖ではあるが、
大自然の中にあるので、自然の湖に見えてしまう。

エメラルドグリーンの湖水

特徴的なのはその水の色だ。
白水湖と名をつけられながら、
水の色は深い緑色をしている。
近くで見ると、絵の具を落としたような綺麗な緑が
ますます映えてくる。

どうも、この場所にはダム湖ができる前に温泉が湧いていたらしく、
その成分が水の色を緑色へと変化させたらしい。

白い水が流れ込む

ダムへと注ぎ込む川の水はその名の通り白色。
注ぎ込み口は湖の水と白い川の水が混ざり合い、
やわらかい緑色になっていた。

本当に不思議な色。
こんな色の水は、入浴剤を入れたお風呂以外に見たことがない。

ダムの放水かと思っていたが

注ぎ込む川の水路を少しさかのぼって行くと、
激しい水の音が聞こえてくる。
ダムの放流でもあるのかと思って近づいてみると、
滝が落ちているのが見えた。
おっ、滝発見。と思って近づいてみるが、
どうも近づくにつれて壁に阻まれて、滝が隠れてしまう。
滝を探して歩いていると、逆にダムの本体らしい場所に到達してしまった。

ダム湖の上は白い水

右手には水門が見えている。
左奥には先ほどの滝がわずかに見える。
左手前からはまた別の川が流れてきている。
水の流れは、水門の方と右手前の先ほどの白水湖へと
流れていっている。

ここで少し混乱した。
水門がここにあるのにダム湖が下流にあるのはどういうことだろう。
普通はダム湖に水をためて、水門から水を流すことで
発電を行うはずである。

あとで調べてわかったことだが、
この水門はダム本体ではないらしい。
ここで水をせき止めて、二つの川の流れを白水湖に誘導する。
白水湖に貯めた水は、地下水路を通り、
はるか東の御母衣ダムへと流しているらしい。
御母衣ダムも日本屈指の巨大なダムにもかかわらず、
この大白川ダムからの水も合流させるという驚くべき壮大さだ。

電力差問題が色々と議論される昨今だが、
大自然をここまで切り崩して水力発電を行わなければならないというのは
疑問を感じざるを得ない気もする。
その是非は私にはわからないが、
この水門の下流には白水の滝があり、
水門の開け閉めで水量調節が行われるため、
三名瀑や日本百選の滝の候補からも落選してしまった。

道路の下から流れ落ちていた

さて、先ほどの気になっていた見えない滝だが、
実は帰りの道路の上から見下ろせることに気がついた。
滝は道路の下をくぐって流れ落ちているようだった。
元々あった滝だろうか、川の水をこちらに誘導した際にできた滝だろうか。
いずれにしろ、水量もありなかなか立派な滝だ。

白水の渓流

橋の反対側には、川の渓流を見ることができる。
大きな甌穴ができており、そこに特徴的な白い水が流れ込み、
薄いブルーの不思議な色の水を作り出している。
甌穴はここだけではなさそうで、
上流にもいくつかできているようだ。
その一つ一つはかなり深さもありそうで、
深さによって水の色が変わるのも面白い。
甌穴があるということは、
何年もかけて岩が削り取られた証拠でもあるので、
やはりここは元々自然の川の流れだったのだろうか。


白水の滝への入り口

来た道を少し引き返して、白水の滝の入り口に到着。
立派な看板が立っていた。
ここから白水の滝の展望台まで約5分ほどの森林浴。

右へ行っても左に行っても

木々の中にはかなり立派な物もあり、
その大きさに圧倒される。
途中に分岐があるが、どちらを通っても展望台に出る。


大迫力の白水の滝

木々の間から見えた。
でかい。
このスケール感は那智に滝にも匹敵する大きさだ。
落差76m。
水がまっすぐに落ちていく綺麗な直瀑の滝。

水量が上流のダムでコントロールされて、
ほとんど水がないときもあるらしいが、
今日は水量も充分で圧倒的な迫力を見せてくれていた。

豪快に流れ落ちる

展望台からあらためて眺める。
滝も素晴らしいが、大絶壁もまた素晴らしい。

叩き落ちるような滝

大絶壁に触れることなくまっすぐに落ちてきた滝の水が、
地面に豪快に叩きつけられる。
滝壺は大きな滝になると無くなってしまうことが多いのだが、
ここも例外なく確認することができない。
一定以上の高さから水が落ちてくると、
地面に到達する頃には霧状になってしまうからだそうだ。
世界最大の滝であるエンジェルフォールも水が拡散してしまい
滝壺が存在しない。

日本三大瀑布落選滝

日本の三名瀑は、那智の滝、華厳の滝と袋田の滝となっているが、
最後の袋田の滝が地方によってははずされることがあるらしい。
この滝も、上流にダムさえできなければ、
三名瀑の候補だったであろうし、
実物を見れば納得もできるレベルである。

滝下に降りる道はないが、
一度は下から見上げてみたいものである。



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コメント
- 毎度の事ながら・・・ -

記事を拝見するたび

私もどこかに行きたい衝動に駆られます!


今は一緒に行く相手が居ないので中々足が前に出ないのですが、1人で行かれる事もあるんですか?
2012/02/13 18:49  | URL | am1204 #-[ 編集] |  ▲ top

- こんにちは! -

こんにちは。ユートラベルノートの上野と申します。
ブログ楽しく拝見させていただきました。

湖、静かな感じが写真からすごく伝わってきます。水もきれいですね!気分をリフレッシュしに行ってみたいです!

ユートラベルノートは、いろいろなブログや現地の旅行情報を集めたサイトで、たくさんの方がクチコミを共有したり、意見を交換できる場所です。
今後ワールドトラベルノートとして、世界中の情報を集めていく予定です。
是非この貴重な情報が詰まったブログをユートラベルノートに登録していただき、情報を必要とされているたくさんの方に広めていただけませんか?
よろしければ是非一度ユートラベルノートに遊びに来てください!!

↓ご質問などは…
contents@utravelnote.com
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2012/02/15 11:41  | URL | ユートラベルノート #OBzwGOnI[ 編集] |  ▲ top

- Re: 毎度の事ながら・・・ -

結構一人で行っていますよ。
カメラを持ってたら、一人でもなんとなく格好がつきますし。
みんなでワイワイも良いですが、
一人で行くとちょっとドキドキ感もありますし、
自分以外は全部自然の音になりますので、
自然と対話、もしくは対決しているような感覚になります。

am1204さんもぜひ一度、そう言う感覚を体験してみてください。
2012/02/16 12:27  | URL | 蔵六 #-[ 編集] |  ▲ top


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