2014 07 ≪  08月 12345678910111213141516171819202122232425262728293031  ≫ 2014 09
スポンサーサイト
- --/--/--(--) -
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事のURL | スポンサー広告 | ▲ top
美しくも恐ろしい ~瀬野の滝~
- 2014/08/31(Sun) -
瀬野の滝を目指すため、十津川村の国道168号から425号へ。
この道は下北山村まで抜けることができるのだが、
酷道としても有名で、狭い道と落石の多い地帯が続く場所でもあり、
本当に下北山村まで抜ける道として使うことはお勧めしない。

高滝

そんな国道425号だが、人が入れないような場所を通っているだけあって、
走っていると多くの滝や美しい水に遭遇することができる。
そんな道を大雨の後に通るとどうなるか。
早速、巨大な滝が見えてきた。
高滝である。

全景を撮るは難しい

やはり大雨が続いた後だけに大水量。
いつもは岩肌を湿らす程度の滝のようだが、この日ばかりは
立派な名瀑に変貌している。
道路のすぐ横に落ちていているので、近すぎて全景が撮れない。

落ち際が美しい

木々に間からのぞく滝の落ち際が美しい。
水もほんのりブルー濁って幻想的だ。
十津川村を南北に流れる十津川(熊野川)は2011年の水害の影響で、
流入した土砂で水が濁り、雨が降るとほとんど茶色の泥川と化しているが、
支流のこの芦廻瀬川に入るととたんに水質は変わる。
雨が降ってもこの美しさ。通常時はもっと透き通っているだろう。
やはり人の手の入らない場所は自然の自浄作用が生きている。

瀬野の滝入口

高滝からしばらく道を進むと、目的の瀬野の滝へ続く道が見えてきた。
瀬野の滝芦廻瀬川の支流にかかっており、
この場所で本流と合流している。

頼りない吊橋

と、その前に。
川の合流地点にかかる頼りない吊橋を発見。
これは渡れるのだろうか。
瀬野の滝の前に行ってみることにした。

大野出合橋

大野出合橋と書いてある。
一応渡れるみたいだが、3名以上で渡らないでくださいとの表示。
「出合い橋」なんてロマンチックな名前だし、2人までしか同時に渡れないので
恋人達御用達の橋? なんて考えてみるが・・・

大野出合い橋

これがなんとも怖い橋なのである。
板も歩くとペコペコ動くし、何といっても左右は隙間が大きく開いていて、
下の美しくも青い川が丸見えである。
一人で歩いても橋は大きく揺れる。
遊園地のアトラクションなら安全なのだろうが、
こんな山奥の秘境の吊橋が管理されているとは思えない。
突風にあおられて転びでもしようものなら、
ワイヤーの隙間から谷底へ真っ逆さまに落ちかねない。
十津川と言えば谷瀬の吊橋が有名だが、この大野出合橋も違う怖さがある。

川へと降りる

さて、吊橋は途中で引き返し、本命の瀬野の滝へと向かう。
入口から少し歩くと川へ降りる場所があった。
少し急だが、ロープも張っているので慎重に降りる。
この時から水の轟音は聞こえていた。

激しく

降りた先に見えたのは予想以上に増水した滝だった。
深く広い滝壺が白く泡立つほどの勢い。
離れていても時折水しぶきが飛んでくる。

砕けた流木が生々しい

近寄るのもためらうほどの迫力。
砕けた流木が水の勢いを物語っているようだ。
十津川村のホームページには「マイナスイオンの滝」と優しい感じで紹介されているが、
目の前の荒れ狂う水の前ではマイナスイオンどころの騒ぎではない。
癒されるどころか恐怖さえ感じるほど。

美しくも恐ろしい

大量の水が着水して、滝壺は渦巻き泡立つ。
一歩踏み入れれば戻ってこれない巨大な洗濯機のようだ。
水際に近づくことさえもためらう様な水の勢いだが、
美しく深いブルーの水に惹き寄せられるのも事実。
美しくも恐ろしい自然の姿。

しばし、立ち尽くすようにして眺めてしまった。


大泰の滝

国道425号線沿いには他にもたくさんの滝が落ちている。
この日のように大雨続きの後では、
無名の谷から流れる水も滝のようになるので、
川沿いを走ると100mごとに滝が落ちているような感覚である。
名前がついている滝では、この「大泰の滝
本流にかかる滝で落差はあまり無いのだが、
この日は水が増えすぎて段差が無くなり、単に激流が続く場所になってしまっている。
川は道路からかなり下になり、恐らく降りれそうにも無いが、
ここからでも充分に激流の迫力を感じさせてくれる。

無名滝

続いて七泰の滝に向かおうと思っていた。
しかし、七泰の滝へは国道425号線から脇道の林道を通らなければならない。
分岐を曲がって林道に入った瞬間、道路は荒れ放題で進めなくなっていた。
台風の風や雨で道路には砂利や大石、木の枝などが散乱し、
しばらくは車を降りてどかしながら進んでいたのだが、
さすがに苦しくなって進むのを断念。
ただ、近くに無名の滝がかかっているので少し歩いて進んでみた。
対岸にも50m以上の大きな滝がかかっているが見えるが、
道路脇から少し作業道を進んだところにも、滝になって落ちている場所がある。
杉林の作業道を進んで撮影していたのだが、
わずか3分ぐらいで靴にヤマビルが這い上がっているのを発見して、
たまらず退散。
道路まで戻って靴を脱ぐと、もう1匹靴にくっついていた。
何とか吸血は免れたものの、やはり自然は美しくも恐ろしい。
また季節を変えて訪れてみたいものだ。

=======================
ブログランキングに投票お願いします!
クリックしてもらえると、今後の更新の励みになります。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓

FC2ブログランキング




人気ブログランキングへ

「たびねす」でも記事を書いてます。
たびねす

スポンサーサイト
この記事のURL | 奈良 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
国道脇No.1の名瀑 ~十二滝~
- 2014/08/30(Sat) -
突然現れる

うわっ! びっくりした!
これが第一声。

十津川村から新宮へ抜ける国道168号線沿いに落ちる十二滝
地図を見てそろそろかな~と思ってカーブを曲がると突然目の前に現れる。
しかも雨が続いたあとだけあってかなりの大水量。
ネットの写真でもこれだけの水量は見たことがない。

道路横の名瀑

あわてて車を停めて写真撮影開始。
自分の車と滝を取れるベストポジションは他の人の車にとられてしまうが、
ちょうど良い比較対象になってくれた。
落差は十津川村のホームページには80mから100mとも記載されているが、
さすがにそこまではなさそうか。

緑の間を流れる

岩肌には緑が残っている。
恐らく通常の水量だと緑の部分には水が流れていないのだろう。
水量が増えて緑の中を白い水が流れるさまはなかなか美しい。

道路脇とは思えない

近寄るとすぐに水しぶきに襲われる。
水が少なければもう少し滝壺にも近寄れるかもしれないが、
この水量ではさすがに無理だった。

増水で激しく

落ち口では水が跳ね上がっている。
なかなか流れの美しい滝でどの角度からでも見ごたえがある。
ぐるっと滝の周りを回るのも国道の上を歩くわけだが、
この日の十二滝は国道から見れる名瀑No.1かもしれない。

幾筋もの流れ

毎日これだけの水量があれば、間違いなく百選に選ばれるレベル。
車を走っていても簡単に見れるので、
くれぐれもわき見運転で事故を起こさないよう注意して欲しいものだ。


=======================
ブログランキングに投票お願いします!
クリックしてもらえると、今後の更新の励みになります。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓

FC2ブログランキング




人気ブログランキングへ

「たびねす」でも記事を書いてます。
たびねす
この記事のURL | 奈良 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
セカイの果て ~果無集落~
- 2014/08/26(Tue) -
山々の中に

十津川村の奥の奥の山の上に果無という集落がある。
関西にありながら、十津川村の奥地と言うのはアクセスも悪く、
まさに関西の秘境と言うべきところだが、
この果無集落はその果無という名前と山の上に広がる古い民家と畑の景観から、
世界の果て、もしくは天国のような場所のように感じてしまう。
あるとき、写真とその果無と言う名前を見て、
一度行ってみたいと思っていた。

普通の民家

十津川村から新宮に抜ける国道168号線をずっと南に走り、
十津川温泉がある場所までやってくる。
そこから細い山道を登って行くと、山の頂上付近に小さな集落がある。
それが果無集落だ。
ホテル昴から歩いていくこともできる。
吊橋を渡り、世界遺産熊野古道小辺路」を登って果無集落に行くことができ、
これはこれで魅力的なのだが、
他に行きたい所もあったので、今回は時間短縮で車で一気に上ってしまった。

世界遺産の代表的なポイントの一つだが、
普通に民家で生活している人がいるので驚いた。
店などはなく、観光客がいなければのどかな田舎の風景だ。

熊野古道

せっかくなので、熊野古道小辺路」を少し歩いてみることにする。
民家の横を通りここからさらに山の上へと続く道へ進むと、
いかにも「熊野古道」と言うべき石畳の道が現れた。

小辺路

杉林の中を石畳の道が続く。
写真で見るとなんともロマンチックな道だが、
この石畳と言うのがなかなか曲者で、
今日のような雨で地面が濡れた日は、苔生した石畳がつるつる滑って歩きにくい。
とくに登り坂は滑ってしまってなかなかまっすぐ歩いて登れない。
石畳も石の一つ一つが形が違う上に、不規則に積み上げられているので、
歩くのはかなり難儀する。
これなら土の道のほうがかなり楽に歩ける。

民家にたどり着く

気温は高くないのだが、湿度が高いので、
苦戦しながら登っているとすぐに汗だくになってしまった。

石畳の道を少し進むとまた民家が見えてきた。

庭を通り抜ける

どうも小辺路は民家の庭を突っ切っているようだ。
もともと小辺路は巡礼の道と言うより生活道に近いものがあったらしのだが、
民家の庭を縦断しているのはその名残なのだろうか。

道は果無峠をへて和歌山の熊野本宮へと続くのだが、
何日もかけて山を縦走するつもりもないので、
このあたりで引き返すことにする。

尾根沿いを進む道

さて、最初のスタート地点まで戻ってきた。
世界遺産」と刻まれた石碑が鎮座している。
なかなか風情のある石碑で、景観とマッチしているように思える。

この横を走るあぜ道も熊野古道の一つ。
周りを畑に囲まれていて、「世界遺産」といくらちやほやされても、
この集落に人たちにとっては普通の生活道なのだなと実感させられる。

凄い道

ほんとに凄い道だ。
まさしく尾根の上の道であり、見渡す限りの険しい山々。
果無という名前の由来は、果てが無いほど山々が連なっていることから
来ているという説もあるほどだ。
見えている山々を越えた先には高野山がある。
かつて小辺路は高野山と熊野本宮を結ぶ重要なルートだった。

またまた民家を貫く

熊野古道はまたしても民家を貫いている。
一応、観光客のために縁側と水場が作られているが、
先ほどまで、この家のおじいさんが普通に軒下で涼んでいたので、
世界遺産」を通じて村おこしを考えるなどとはまったく無縁の世界なのだろう。
単純に訪れた人がのんびりして行って欲しいと思って作った休憩場のようだ。

スイカが冷してある

丸太を切り抜いて作った水場にはスイカが冷して置いてある。
この場所にはわりと観光客が訪れるのだが、
盗られるとかいたずらされるとか無縁の世界で生活が営まれている。
世界の果てのような場所は、やはり天国のような場所かもしれない。

田んぼの横の道

民家を抜けると今度は田んぼが現れた。
ほんとにこんな場所で普通の生活があることに驚かされる。

世界の果てでやっていく

こんな世界の果てでも人は普通にやっていけるのだろう。
世界遺産」だと人々は騒いで集まってくるが、
この果無集落の人たちはそんなことにお構いなく悠久の時を過ごしている。

道はまた杉林の奥へと続いている。
下から登ってくるとここにたどり着くのだろう。

しまった、やはり下から汗をかいて登ってくるのだった。
苦労して登った場所にこんな集落を見つけてしまったら、
まさに天国へとたどり着いたような気分になれたに違いない。


=======================
ブログランキングに投票お願いします!
クリックしてもらえると、今後の更新の励みになります。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓

FC2ブログランキング




人気ブログランキングへ

「たびねす」でも記事を書いてます。
たびねす

この記事のURL | 奈良 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
| メイン |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。