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造られた秘境 ~かずら橋~
- 2014/06/28(Sat) -
小便小僧

祖谷渓まで行ってきた。
著名な小便小僧を眺めつつ、目的地はかずら橋。
祖谷の秘境にかかるかずら橋でスリルを味わおうと言うもの。

祖谷渓を徳島県の北側から車を走らせていると、ほんとに秘境にやってきたという感がある。
恐ろしく深い渓谷。
そしてはるか底に一瞬見えるグリーンの美しい水。
ほんとによくこんな場所に道路を造ったものだと関心する。
道路は細いので対向車が来るたびに冷や冷やするが、
この道路がなければこれだけの景観を見ることは不可能だと思えば、
道路の細さは許容範囲だ。

駐車場

さて、祖谷渓を抜けてかずら橋の駐車場へ到着。
想定外の巨大で近代的な駐車場でびっくりする。
これまでの道のりはほとんど山奥の道で民家すらほとんど見かけないので、
突然現れた駐車場には違和感を感じる。

土産屋を通りぬけ

駐車場に車を停め、かずら橋に向かうにはこの建物の中を通り抜ける必要がある。
この建物はいわゆるおみやげ屋さん。
徳島をはじめ、高知県の土産など四国の物産が並ぶ。
充実したラインナップだ。
建物も新しく綺麗で、古くから伝統ある工法で造られてきたかずら橋からはほど遠いイメージ。
土産屋を通らなければならないと言うのも、
商売上手と言うべきか、風情がないと言うべきか・・・
すっかり観光地になっている。

橋の向こうに橋

土産屋を抜けて川沿いの道を進めばかずら橋にたどり着くのだが、
見えているのはコンクリートの立派な橋。
あれ、かずら橋は?
よく見てみると、コンクリートの橋の向こうにツタが絡まった吊橋の様な物が。
まさか・・・

橋を渡って橋を渡る

コンクリートの橋までやってきた。
かずら橋へ行くにはまずこの橋を渡らなければならないようだ。
橋を渡るためにわざわざ手前の橋で対岸に渡らなければならない。
これってどうなんだ・・・

水が綺麗

橋を渡っていると眼下にかずら橋が見える。
なるほど、かずら橋を一方通行にするためにわざわざ手前の橋を渡らせられるのか。
それにしても水の透明度が素晴らしい。
その美しい川と渓谷の緑とかずら橋の景観が見事にマッチしていて、
とても素晴らしい風景だ。

橋の上から撮った写真

よく観光写真に使われるこのアングルからの写真も、
コンクリートの橋の上から撮られていたとは。
たしかに美しい写真は撮れるのだが、ここまで割り切った観光地にしてしまうのも
どうかと思う。

大賑わい

かずら橋の渡り口まで到着。
橋を渡るのはもちろん有料。
短い橋を渡るだけで500円取られます。
まあ、これだけの観光地にしてしまってお金をかけているのだから、
お金を取られるのは当然ではある。

かずらです

かずら橋は耐久性が乏しいので、3年に1回架け替えを行っている。
一応ワイヤーも使って補強はしているようだが、見える範囲では自然のかずらで
できているようにみえる。

隙間が

お金も払ったことだし、いざかずら橋へ。

一歩踏み出すと、これが予想以上に揺れる。
しかも足場の隙間が大きい。
雑な造りというか、自然の木をつかっているからか、
隙間の間隔もまちまちで、足を踏み外せば隙間にはまってしまうぐらいだ。
そして観光客が次々にやってくるので、橋の上は揺れる揺れる。
予想外の揺れがくるので、これがまた緊張を強いられ、かなり怖い。
吊橋としてはさほどの高さがないのだが、
隙間が広いので、実際の高さ以上の高度感を感じる。

渡っている当人はどきどき緊張しながら冷や汗を流しているのだが、
下に見える川は相変わらず透明度の高い美しい水が流れている。
なんとも憎たらしいほどの美しさだ。

続々と

かずら橋には次々と人がやってくる。
徳島県でも屈指の観光地だけあって、人がとぎれることがない。
かずら橋を越えた場所からは河原に降りることもでき、水遊びもできる。
近くには琵琶の滝もあって、見所も満載だ。
かずら橋もスリル満点で楽しめる。

だけど、この何か違う感は何だろう。
秘境の橋が売りのかずら橋。
確かに立地てきには秘境のなかの秘境と言うほど山奥なのだが、
これだけあからさまに観光地化されてしまうと、
造られた秘境と思わずにはいられない。


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水の存在を忘れる透明感 ~瀬戸川渓谷~
- 2014/06/08(Sun) -
DSC04133.jpg

久々に吸い込まれるような透明度のある水を見ることができた。
うっすらとグリーンに色づいているにもかかわらず、川底の岩をはっきり見通せるほどの透明感。
南信州の阿寺渓谷に匹敵する感動する川だった。


DSC03953.jpg

瀬戸川渓谷は高知県土佐町の深い山奥にある。
国道439号線から県道を抜けて行ったのだが、この県道がまた細い。
対向車が来たらアウトのような道で、これを15kmぐらい走らなければならないので、
ここが一番辛かった。
瀬戸川渓谷の下流にあるこのアメガエリの滝に到着する直前まで、完全に心が折れていたが、
この美しい滝姿で一気に回復した。

DSC03963.jpg

滝の美しい姿もなかなかのものだが、グリーンの滝壺がまた綺麗。
下流を見てもほんとに澄んだ水が流れている。
苦労して車を運転した甲斐があったと言うものだ。

DSC04018.jpg

瀬戸川渓谷アメガエリの滝より少し上流にある。
イマイチどこからどこまで瀬戸川渓谷なのか良く分からないが、駐車スペースがあったので車を停めてみると、
川に吊橋が架かっているのが見えた。

DSC04035.jpg

どこから降りるのかと道を探していると、少し先に進んだところに遊歩道を発見した。
ここから進んでいくと先ほどの吊橋のところに行けるらしい。

DSC04049.jpg

それにしても遊歩道から見える川の水の透明度がハンパなく高い。
あまりにも川底の石がはっきり見えるので、水が流れていないかのようだ。

DSC04051.jpg

少し深さがあるところはグリーンに見える。
川底が見えているが、思っている以上に深さがあるのだろうか。
透明度が高すぎて深さの感覚が麻痺してしまう。

DSC04064.jpg

さて、先ほどの吊橋に到着。
この先はどこまで続いているのだろう。
到着した時間が遅いので木々に囲まれた行く手は薄暗くなっている。
あまり下調べをしてこなかったので、あまり先まで進めないが、
とりあえず向こう側までは行ってみることにする。

DSC04121.jpg

それにしてもこの吊橋、大丈夫だろうか。
板が一枚はがれているところもあり、結構頼りない。
さほど高さはないのだが、踏み板の頼りなさはなかなかの恐怖である。

DSC04106.jpg

吊橋の下の水は恐ろしく美しい。
グリーンの水と所々にできる小さな滝の白さのコンビネーションがさらに美しさを引き立てている。

DSC04078.jpg

頼りない足場の上で落ち着かないが、ここが絶好の撮影スポットである。

DSC04082.jpg

吊橋を渡った先にあったのは、小さな斜瀑と深い淵。
そういえば手前にあった地図に蛇淵と表記があったので、これがそうだろう。
今までが明るい川だったのに対し、この当たりは薄暗く、淵も深くて黒く底が見えず、
ちょっと恐怖を感じる。
この先も道が続いているのだが、登山道のようで道もすこし険しいので、
今日はここで引き返し、先ほどの吊橋へと戻ることにする。

DSC04133.jpg

吊橋を渡って来た側に戻り、こんどは川沿いに少し下流に進む。
遊歩道はまだまだ続いているようだが、時間が遅いのでだんだん薄暗くなってきた。

DSC04137.jpg

この薄暗さでこの透明度。
光が差し込めばさらに水の色はグリーンに輝くはず。

なんとも名残惜しいが、帰りもあの細い道を延々と走らねばならないことを考えると、
あまり暗くなる前に抜けたいので、そろそろ来る前戻ることにした。

四国の川はこれほど美しいとは。
しばらく四国通いをせねば。




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