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カルデラが作った大秘境 ~米子大瀑布~
- 2013/11/10(Sun) -
どこまで奥まで行かせるねんと思った。
細い林道を延々と進む。どんどん高度は上がっていくし、森は深くなる。
途中でイノシシに遭遇してビビり、
(可愛いウリボーみたいなやつで、道を譲ってくれたのでちょっと癒されたが)
次にサルにも遭遇。ちょっと赤ら顔のでかいやつだった…
そしてしまいにはオッサンに遭遇し…、
ええっ!?おっさんっ!
こんな人の手が及ばないような秘境になんと道路整備のおじさんが立っていました。びっくり!

と言うわけで、やって来たのは長野県須崎市が誇る観光スポット、米子大瀑布
道路にイノシシとかサルとか出る場所に、こんなちゃんと係りの人がいる観光地があるのね…
熊とかに襲われなければ良いが…
これから向かう米子大瀑布に向けてどんな深い山奥を一人で踏み込むのか少々不安だったが、
人がいたので、とりあえず一安心なのだが。

森の中を進む

うわ…、これは完全なる原生林。
雰囲気からしていつもの森とは違う人外感。
そもそも日本のほとんどは人の手が入った人工林なのだか、ここは杉の木などがほとんどない自然林のようだ。
道こそ整備されているものの、木々は不規則に生えていて、まさに自然のままに成長した感じ。

観光道だが人外感がハンパない

川と木々に囲まれて、まとわりつくような湿気。
そう、ジャングルのなかに踏み込んだら、きっとこんな感じなんだろう。
ここは人間の場所じゃない。
整備された遊歩道も、油断をしたらすぐに草木に侵略されてしまいそう。

実は二つの川が合流する滝

遊歩道の横には川が流れていて、小さな滝がいくつか架かっている。
よく見ると二つの川が一つに合流しているではないか。
米子大瀑布というのは、不動滝、権現滝の二つの滝の総称で、
最絶壁に2つ並んで落ちる滝である。
その下流がその川なのであろうが、それがここで合流しているということであろうか。

ちらりと見える不動滝

熊避けのベルが所々に設置されていて、ちーんと鳴らしながら進む。
とにかくいつ熊が現れても不思議ではない雰囲気の中を歩いていく。
そしてしばらく進んでいると、不動滝が見えるポイントに辿りついた。
遠望だが、恐ろしく切り立った崖の上から滝が落ちているのが見える。
このスケール感はなかなかのものだ。

滝山不動寺奥の院

さらに滝へ近づくべく歩いていると、古い朽ちかけたお寺にたどり着く。
これは滝山不動寺の奥の院という事らしい。
隣にはもはや長い間使われずに廃墟となった宿泊施設らしきものも見える。
こんな山奥で修行にでも使ったのだろうか。

見えてきた

奥の院の建物の前を右に入って、お地蔵様や不動明王の立ち並ぶ道を進んでいくと、
5分ほどで不動滝が近くに見えてきた。
ここまで来るとなかなかの迫力である。

不動滝全景

滝前へ抜けると、木々はなくなり不動滝の雄姿を一望できるポイントに到着。
この絶壁からダイレクトに落ちる滝は圧巻の一言。
巨大な断崖自体が日本離れしたような景観なのだ。

もともとこの辺り一帯は大きな火山活動があり、カルデラの地形になっている。
つまり目の前の絶壁はカルデラの外周部で、
今立っているこの場所はもともと火口の部分にあたるわけだ。

下は霧状に

不動滝の落差は85m。
落差の大きい滝なので、水は霧状になって落ちていく。
そのために滝壺はない。
というより、この下は急な崖の斜面になっていて、
下まで滝の一部と考えると、落差85mの倍ぐらいはありそうである。

絶壁を見上げる

この滝を修行で打たれるという人もいるらしい。
いくら霧状になっているとは言え、滝に近づくだけで
猛烈な風が水飛沫混じりに吹き付けてくる。
とても滝に打たれる場所までたどり着けそうなものではない。
本当に滝に打たれているとは、ちょっと信じられない気も…。

それ以前に、この日は落石の危険もあるということで、
このあたりから先は立ち入り禁止になっていた。
確かに滝の下は岩がゴロゴロ転がっており、
いつ落石が起きても不思議ではない状態ではある。

権現滝はちょっと遠い

次はお隣の権現滝。
不動滝の手前の道を絶壁に沿うようにして進むと、
木々の間からちらりと見えるポイントがある。
遠望しかできないが、不動滝とほぼ同じ落差の権現滝。
近づいてみたいのだが、どうもまともな道はないらしく、
普通の人ではたどり着くことができない。

権現滝の下流の赤い岩

しばらく進むと、ぐるっと回って滝不動寺の裏側あたりに戻ってくる。
ちょうどここが権現滝の下流にあたる。
この川を遡れば権現滝の直下に到着できるかもしれないが、
専門家に連れて行ってもらわなければ、ちょっと無理だろう。

川の岩は赤く、温泉の成分が混ざっている証拠だろう。
もともと火山の火口の上なので、温泉が沸くことにはなんら不思議はない。
滝不動寺の宿坊のようなものも残っており、
長い年月、使われた形跡もなく廃屋となってはいたが、
風呂場のようなものも残っていた。
恐らく、かつては温泉施設がこの場所にもあったのかもしれない。

米子鉱山跡

火山があるということは、色々な鉱石も産出する。
先ほどの川底の赤い色もそうなのだろうが、
かつてこの地は硫黄の鉱山だった。
戦前は硫黄の需要が多く、1500人もの鉱山関係者が暮らす場所にも
なっていたらしいが、今はすべて埋め立てられ、
このような広い草原になっているのみである。

二つの大滝

こんな大秘境のような場所に1500人もの人達が暮らしていたのは驚きだが、
こうして木々がなくなっているおかげで、
二つの大滝が落ちる大絶景を眺めることができる。
こんな贅沢な景色は日本で見れる場所はそうそうないだろう。

不動滝の下流がかっこいい

つい先ほどまで居た不動滝。
霧状に落ちる水がまたいく筋の流れに戻って、
斜面を落ちていくのは、なかなか格好良くて素晴らしい。

ちょうど草原になっているので、
弁当でも食べながらずっと眺めていたいような場所だ。

絶景パノラマ

鉱山跡から更に進むとかつての集落があった跡地にたどり着く。
この辺りが一番高い場所でカルデラの大絶景を一望できるポイントになっている。
もう集落の建物などは綺麗さっぱりなくなっており、
所々に残る石垣だけが、かつての栄華の痕跡を残しているのみである。

大自然の中では、70年ほどの鉱山の歴史などちっぽけなものなのだろう。
人が住まなくなれば、すぐに自然に戻っていく。

この場所からは今日、辿ってきた滝下から鉱山跡までの道のりを一望することができる。
やはりこの大絶景の前では人間の道のりなどちっぽけなものである。


ここから30分ほど下って行けば、駐車場へと戻ることができる。
トータル2時間半ほどの秘境探検。

駐車場へ戻ると、係りの人がアンケートを取っていて、
記入すると須崎市のクリアファイルをもらった。
須崎市もなかなか頑張ってるなぁ。


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全方位眺望の滝 ~雷の滝~
- 2013/11/03(Sun) -
長野県高山村雷の滝は、裏見の滝のなかでも、国内屈指の滝という。
道路脇にあるお手軽滝なのだが、その実力はいかほどのものか。

見えてきた


道路には休日ということもあって車がびっしり。もっと無名かと思っていたら、意外にも人気の滝だったらしい。
観光客に混じって道路から川へ降りる階段を進む。

まずは裏から

階段を降りるとすぐに滝が見えてくる。
まずは横からの姿。全貌を見ないまま滝裏のトンネルをくぐって行くという、いつもと違う滝との対面。

滝の中をくぐる

そしてその水の量がハンパない。それもそのはず、本流の川が滝になっているのである。
川を溶岩がドーンとふさいで、それを川が乗り越えたという感じなのだろう。
関西には少ないタイプの滝かもしれない。
滝裏は結構雨漏りが激しい。調子に乗って写真を撮ってると、結構ずぶ濡れになる。

抜けた


雷の滝は谷底に落ちて行く滝なので、水の音が反響してすごい轟音が響き渡る。
これが雷の滝と呼ばれる所以なのだろう。会話はまずできないと思ってもらった方が良い。

先ほど通った滝

滝裏のトンネルをくぐり抜けて対岸にわたる。ここで初めて滝を正面から見る事ができる。
裏見ができようができまいが、この滝はどの角度からみても絵になる滝だ。

茶色い岩肌

恐らく温泉の成分が混ざっているであろう茶色の岩肌を伝いながら流れる。
滝裏の激しさとは異なり、なかなか優美な姿を見せてくれる。
ちょっと暗めの谷なので、スローの撮影もやりやすい。
普通は滝を見るベストポジションと言うものがあるが、
雷の滝はぐるっと一周どこでも楽しめる全方位の滝だった。

滝ノ下

しばらく、流れ落ちる豪快な滝を眺めていたが、
どこにいても、雷鳴とどろく嵐の中のように水しぶきが上がっているので、
すぐに全身ずぶ濡れになってしまった。



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