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黄泉への入り口 ~羅生門~
- 2012/11/18(Sun) -
先の記事でも述べたが、岡山県にはほんとに多くの鍾乳洞がある。
この岡山県新見市にある羅生門もその鍾乳洞の一つだ。
いや、鍾乳洞だったというべきだろうか。

鍾乳洞にも寿命があって、何万年もかけて生成され、
最後は朽ちて崩壊する。
そのなれの果てがここ羅生門である。

突然現れた巨大な門

誰もいない駐車場から少し荒れた遊歩道を下り、しばらく進むと、
木々の間から巨大な岩のアーチが現れる。
これこそが羅生門である。
鍾乳洞が崩落して一部だけが残ったために、
門のような姿になったという。

鍾乳洞のなれの果て

近づくにつれてその巨大な姿に圧倒される。
うっそうと茂る緑に遮られてよくわからないが、
高さは40mほどあるらしい。

荒れた遊歩道はますます荒れ出しているが、
どうも門をくぐって更に下まで続いているようだ。

今にも崩れ落ちそう

羅生門を下から見上げる。
今にも崩落しそうな感じで、少し恐怖を覚える。

というより、ここへ来てからというもの、
どうも薄ら寒いような息苦しさを感じ続けているのだ。

それは荒れた道がどんどん地の底へと向かうかのように、
下へ下へと伸びているのもあるし、
ときおり大きなムカデが目の前を横切るからかもしれない。

次の穴が見えてきた

門をくぐり、とりあえず上空の恐怖から逃れたものの、
次の穴が見えてくる。
息苦しさは収まるどころかますます強くなってくる。
木々の葉もなぜかだらりと垂れ下がるツルの様になっていて
なんだか気持ちが悪い。

第二の門

この穴もぽっかり空いた空洞になっている。
鍾乳洞の名残だろうか、この辺りはぐっと気温が下がり、
ひんやりとした冷気を感じることができる。

冷気が流れ込む

反対側の出口から冷気が流れ込んでくるようだ。
白い冷気が流れ落ちてきて、神秘的な雰囲気を作り出している。

そうか、この辺りは気温が低く湿度が異常に高いのだ。
だから、流れ込む空気が冷やされ水蒸気になり、白い靄が立ちこめているのだ。
恐らく、この息苦しさも湿度が原因なのだろう。


ドームの中の展望台

冷気の流れ込む出口とは反対側になぜか展望台がある。
穴の中に展望台があるなんて、何か変だなと思って近づいてみる。

二度と戻れぬ暗い穴

展望台から見下ろすと、今度は出口のない暗い穴が見えた。
正真正銘の洞窟だ。
ここから先は立ち入り禁止になって進めないが、
かなり深そうにも見える。

ひとたび足を踏み入れると、そこは黄泉の国のように
二度と戻れないような気がして、足が進まなかったのは、
湿度と冷気だけのせいではないのかもしれない。



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地底の竜宮城 ~満奇洞~
- 2012/11/03(Sat) -
竜宮橋

「奇に満ちた洞」とはここを訪れた与謝野晶子の談。
色とりどりのライトで照らされた鍾乳洞は、
まさに奇の連続だった。



満奇洞入り口

今回訪れた満奇洞は、岡山県の新見市という、
もう何にもない山の中って言う感じの場所にある。
ただ、この辺り一体は日本屈指の鍾乳洞地帯で、
有名な井倉洞をはじめ、観光洞になっていないも含め、
至る所に地底世界への穴が開いている。
何年か前に大学のケイビング部がもぐって、
地下の地底湖で行方不明になった日咩坂鍾乳穴もこの近くである。

奥に広がる空間

さすがにそんな危険な洞窟にはもぐれないので、
お金を払って観光洞へ。

満奇洞の狭い入り口をくぐると、
すぐに広い空間に出て驚かされる。

とげとげ天井

天井には無数のツララがぶら下がる。
これほど見事な鍾乳石郡はなかなか見ることができない。

鍾乳石のカーテン

槍が刺さっているような鍾乳石のカーテンを潜り抜ける。
もしその中の1本でも落ちてきたら、
たぶん即死間違いない。
でも、鍾乳石が落ちてきたなんて話は聞いたことがない。
まあ、何万年もかけて作り出されてきたのだから、
それに遭遇するなんてよほどの運の悪さだろう。

ナイアガラ

広い空間を抜けると、少し天井も低くなって、
かがみながら進まなければならない場所もある。
通路の横には水をたたえた小さな池があり、
その水の中へ鍾乳石のツララが伸びている。

それはあたかも滝壺に落ちる滝の姿に見え、
ナイアガラの滝と言う名前も付けられていた。

天井が低くなってきた

さらに天井が低くなってきた。
かがみながら進むので、腰がつらい…
しかし洞窟のツララは奥に行くほど太くなってきて、
天井と床につながっている場所も出てきた。
奥に行くほど古いということだろうか。

静かにいろずく地底湖

今度は大き目の地底湖が現れた。
ほんとに地底の湖は静かで動きがなく、
注意しなければそこに水があることすら気づかないほどだ。

妖しげなライトアップがなされ、天井の鍾乳石が
水面に鏡ように映りこんでいる。

わずかにあふれ出した水が手前に音もなく流れ落ちている。
ということは、常にどこかから水が湧いてきているのだろう。


溶ける岩

奥に行けばいくほど、鍾乳石の形は複雑な造形になっていく。
溶け出した石灰岩が作り出した芸術は、
パルテノン神殿の柱のようになって鎮座している。

奥の池

満奇洞の一番奥には、一番大きな地底湖に突き当たる。
地底湖を辿っていけば、さらに奥へと続いてそうだが、
観光洞としてはここまでで終わりである。

それにしても、吉原的な妖しい照明…

ライトで姿を変える

しばらくいると、照明が少し落とされた。
どうも手前のセンサーで照明のスイッチが入り、
タイマーで切れる仕組みになっているらしい。

照明が変わると鍾乳洞の景色もまた変わってくる。
青い光になると、また神秘的な空間へと変わった。

竜宮橋から

地底湖にかかる竜宮橋から先ほどいた場所をみる。
他の観光客がいるので、また奥が怪しくライトアップされている。

そう、ここは竜宮城をイメージされて作られている。
中国山地のど真ん中に海の底の竜宮城も変な感じだが、
海の底と地の底はあい通じるものがあるのだろう。
どちらも普通の人間ではたどり着けない異世界。


外に出て駐車場を見下ろす

地上に戻る。
どこの鍾乳洞に行っても同じだが、
ちょっと寂れた土産屋とまばらにしか車が停まっていない駐車場。
これだけ素晴らしい鍾乳洞がありながら、
観光地としてはもう年老いた老人なのだろうか。
竜宮城から持ち帰った玉手箱はすでに開けられてしまっていた。




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