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隠しきれない ~かくれ滝~
- 2012/06/16(Sat) -
池原ダムから坂本ダムにかけて続く滝ロードもこれで最後。
落差100mといわれるかくれ滝
かくれ滝と言う名のとおり、道路からはその圧巻の100mの姿を
見ることはできない。
ただ、道路の横100mもないところにかくれ滝は落ちている。

滝水が注ぎ込む川

手前から流れて川に水が流れ込んでいる。
この水がかくれ滝から流れてくる水だ。
この水は道路の下をくぐって川に合流するのだが、
その川の水がブルーでとても綺麗だ。

木の階段ができている

かくれ滝は道路に標識も何もなく、
車を停めれるように少し道路が広くなっているだけなので、
知らなければ素通りしてしまうだろう。

ただ、以前に訪れたときはなかった、
木の階段が作られていた。
以前は手前の岩場を突破するのに苦労したので、
これでだいぶ楽に滝までたどり着ける。

どこまで水量が増えているか

木の橋を進みきると、滝の先っぽが見えてきた。
ここも水量が多い。
これまでの道中の増水に、もしかしたら滝壺に近づけないかもと
思ってはいたが、どうやらそこまでではないらしい。

白い飛沫

ここから先は道はない。
進みやすい岩を見つけて少しずつ乗り越えていく。
水飛沫で岩場は濡れているので滑りやすい。
しっかり靴裏が岩をつかんでいるのを確認しながら
ゆっくり進んでいく。

やっとかくれ滝が、半分隠れながら姿を現してくれた。

川正の滝

ふと下を見ると、川正の滝という看板があった。
小鳥の巣箱ぐらいの、小さな小さな看板だ。
まだ新しく、恐らく最近作られたのだろう。
それにしても、看板を道路には作らず、
こんな見つけられないような場所に小さく設置されているなんて、
意味があるのだろうか。
それが、かくれ滝がかくれ滝であるために、
隠すように作っているのであれば、
作った人に拍手を送りたい。
ただ、「川正の滝」というのが本当の名前なのだろうか。
かくれ滝というのが浸透しており、川正の滝と言うのは初めて聞いた。

狭いところに

滝前に到着。
あまり大きな水飛沫は上がっていないので、
意外に平気に滝前に立てる。

それにしても巨大な滝だ。
見上げることしかできない。
滝前の谷は狭く、あまり距離を取れないので、
全景を撮影できるアングルは限られてくる。

全景を

少し戻って全景を収める。
逆光になるし、空も曇っているので、
空が綺麗に取れないで難儀する。
この滝は、実際に見ないとその迫力はわからないだろう。

隠れ滝

いくら道路から隠れて、かくれ滝などという滝をつけられようとも、
これの大滝を隠し通せるはずはない。

まずは木の道ができて、今度は滝前に観瀑台でもできるのだろう。
滝は有名になって訪れる人も増えていくに違いない。

それはそれで良いことなのかもしれないが、
個人的には今の自然のまま隠していたい滝である。




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2つの大滝 ~不動滝・銚子滝~
- 2012/06/13(Wed) -
2つの滝

坂本ダムを過ぎて、さらにダム湖沿いの道を進んで行くと、
不動滝銚子滝の姿が見えてきた。
水量もこれまでで見た中で一番多く、
道を阻むかのように立ちふさがっている。


不動橋と不動滝

手前が不動滝で奥がが銚子滝
それぞれ、落差が40mと50mあるらしい。
滝の目の前を橋が架けられており、
道路が最高の滝見展望台になっている。
そして、当然のように誰も観光客はおらず、
これだけの景色を独り占めできる。


満水状態

ダム湖の水はほぼ満水状態で、橋のかなり上の方まで
水が満たされている。
そもそも坂本ダムは日本一雨が多いといわれる大台ケ原の水が
流れ込む場所。
そこへ昨日までの警報が出るほどの大雨が影響して、
相当の量の水が流れ込んできているのだろう。


緑の湖面

湖面は深緑が溶け込んだように緑色をしている。
どこか神秘的でもあり、不気味でもある。


水の量が多い

車を脇に止めて、歩いて橋を渡る。
不動滝の水は以前に訪れたときよりかなり多く、
あふれ出すように二条の流れとなって、ダム湖に流れ落ちている。
通常であれば、右側だけの一筋の流れだったが、
この日は岩を乗り越えてもう一本左側にも水が流れ出している。

湖面が高いため落差は低く

そのため、かなり幅の広い滝になっており、
見ごたえも充分。
これだけの水量なら、関西を代表する名瀑と言っても過言ではない。

ただ、ダム湖の水量が多く、湖面が高いため、
落差40mが30mぐらいには減ってしまっているだろう。

また普段であれば、左の奥から別の流れが小さな滝になって
流れ込んでいたのだが、
この日は増水した湖によって飲み込まれてしまっている。

二筋に分かれる

二股に別れて、壁面を流れる白い流れは美しい。
何のために作られたのかわからないが、
ワイヤーが通されているのが少々邪魔をしているが、
道路横からこれだけ近くの大滝を見られるポイントは
そうそうあるものではない。
関西において、車に乗ったままで見れる滝で言えば、
この不動滝が最大のものである。

銚子滝も水量たっぷり

その後ろに控える銚子滝もまた素晴らしい。
滝の下まで行けば、ここ以上に素晴らしい絶景が見れるらしいが、
明瞭な道はなく、岩登りと川渡りができる相当の装備と覚悟が必要で、
私のようなお手軽滝めぐりには手を出せる場所ではない。


不動の滝と銚子滝

新緑に映える2つの大滝。
道路の横にこんな滝がごろごろ転がっているなんて、
やはり国道425号線は恐るべき滝ロードだ。




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水のカーテン ~坂本ダム~
- 2012/06/03(Sun) -
池原ダム沿いを走る国道425号線を尾鷲方面に向けて進む。
尾鷲までは途中の土砂崩れで抜けることができないが、
何とか道沿いにある滝群はすべて見ておきたいところだった。

ツキ谷からしばらく車を走らせていると、
突然、千尋の滝を遥かに超える巨大な滝が現れた。

放水中だ

忘れていた。
これは坂本ダムが放流しているのだ。

池原ダムの上流には坂本ダムがつながっている。
池原ダムは放流していなかったのでスルーしていたが、
こちらの坂本ダムは豪快に放流している。

水のカーテン

どうも坂本ダムは放流の管理はしておらず、
水量が増えると自然とあふれ出すように放流する構造らしい。
昨日までの大雨でかなり水位が上がったせいで、
11箇所の放水口のうち7箇所から豪快に放水していた。

このダムの高さは約100m。
放水口の幅も100m程ありそうだ。
10000平方メートルもの水の板が、
水面に叩きつけられている。

水飛沫の量も尋常ではない。
これだけのダムの放水を見るのは初めてだ。

真上まで行ってみよう

この圧巻の景色を独り占め。
そもそも、観光地でもなんでもない山深い秘境のダムだ。
しかも途中で行き止まりになっている道なので、他に人がいるはずもない。
来る途中の道も1台停まった車をとおり過ごして来ただけだ。

誰もいないので思う存分堪能できるだろう。
あの放流の真上まで行ったら、どんな景色が見れるのだろうか。

沸き立つ

途中まで進んで、下を覗き込んでみる。
高い。そして、激しく水が落ちているので、
川が落ち着かずにざわめいているようだ。
あまりの凄さに恐怖すら覚える。
それは、台風の後に訪れた八反の滝のときに感じた怖さに似ている。
その時は自然の滝相手なので何が起こるかわからないが、
今回は人工物。
ダムが壊れでもしない限りは安全…のはずだ。


飲み込まれそう

これは言葉にならない。
怖くて顔を半分も出せないが、これ以上乗り出してしまうと
下に引き込まれそうだ。
カメラだけを突き出して撮影するにしても、
手がぞわぞわっとして震えてしまう。

水のカーテンなんて安易なものではない。
人工のナイアガラとでも言うべきか。
昔の冒険映画ではよく滝の下に主人公が落ちて行ったりしていたが、
ここはUSJよりリアルにそれを体験させてくれる。

良い体験をさせてもらった。
昨日の大雨に感謝。


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君臨する秘境滝 ~千尋の滝~
- 2012/06/02(Sat) -
君臨する秘境滝

ツキ谷大滝の次はその上流に君臨する千尋の滝だ。

以前も記事にしていたのだが、知らない間に消えてしまっていたようで、
改めてレビューしたいと思っていた。

その大きな流れと滝前の広い空間、激しく舞い上げる水飛沫と言い、
この池原ダム周辺の滝群のなかでも一歩抜きん出ている。


入るのはここから

千尋の滝はちょうどツキ谷大滝の真上の橋にある廃屋の横から行くことができる。

入るとすぐ看板がある

廃屋の横を抜けて入っていくと、そこでやっと案内看板が見える。
なぜ道路から見えないところに看板があるのかは疑問だが、
逆に観光客が増えるのを抑制して、環境的には良いのかもしれない。

看板では20分とあるが、普通に歩けばそんなにかからないだろう。
道は歩きやすいとはいえないが、
距離もないので本格的な装備をしてくる必要はないだろう。
ただし、滝前も含めて非常に滑りやすいので、
それだけは注意が必要だ。

川沿いの道

川沿いの道を進む。
ダムが近くになければ、元々は道もない秘境の地。
一歩山に入ればそこは人里からは隔絶された世界になる。
自然と自分しかいない空間に、心地よい緊張感がある。

隙間から見えてきた

木々の隙間から滝の姿が見えてきた。
いつもこの滝に出会う瞬間が好きだ。

衝撃的な出合い

いろんな滝と出会ってきたが、
この滝に出会いはなかなか衝撃的であった。
想像以上の迫力で、来てみたら「すごい」という言葉が
ついつい口から出てしまうだろう。


しぶきで煙る

やはり今日は水量が多い。
通常の水量であれば、上から流れ落ちた水が、
途中で二股に分かれるように流れるのだが、
この水量であれば、水は分かれることなく塊ごと下に落ちている感じだ。

落差85m

落差85mから落下する水が巻き起こす激しい水飛沫が、
これ以上滝に近づくことを拒絶する。
特に左岸側に飛沫が上がるため、まっすぐ下流から近づくことにする。
ただ左岸側は比較的平坦だが、下流側は大岩が転がり、
簡単に進むことができない。

ものすごい水量

近くに行けば行くほど水飛沫と轟音が襲い掛かかってくる。
おそらくこの時、後ろに熊とかが迫ってきていても
気づかなかっただろう。
眼前に迫る怪物に対峙するだけで精一杯だ。

岩陰に避難

一旦、滝壺手前の岩陰に避難する。
この岩をよじ登れば千尋の滝と正面対決できるが、
その前にカメラのレンズについた水滴を拭き、
設定のセッティングを行う。
上に登ると大量の水飛沫を浴びるので、
長い時間とどまっていることはできないだろう。

迫る水

さあ勝負。
カメラのレンズを守りながら大岩に登り、
連写モードで撮影スタート。
ほとんど画像を確認せずに連写でシャッターを切っては、
一度後ろを向いてレンズについた水滴を拭き取る。

滝壷を撮るのも一苦労

滝壺も何とか撮影成功。
前に来たときは虹がかかっていたが、
今日は天気が悪く日差しがないので、
残念ながら虹を見ることはできなかった。

緑と空に映える

と思っていたら、タイミングよく青空が少しのぞいた。
空と雲と滝と緑はほんとに相性が良いと思う。
これが今回のベストショットか。

ここで限界。
全身ずぶぬれで、カメラも壊れてしまいそうだ。
岩の上から先ほどの岩陰に戻る。

もう少し堪能していたいが、
今日は一気に和歌山の新宮まで抜けたいので、
これぐらいで退却することにした。

千尋の滝

最後の名残で振り返ってワンショット。

何百年も前からずっとこの秘境に君臨していたのだろう。
王者と正面対決を挑んではみたが、
到底敵う相手ではなかったようだ。




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