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巨大な白ウナギ ~鼻白の滝~
- 2010/08/25(Wed) -
紀伊半島一周の旅は続く。

次に目指すのは鼻白の滝
変わった滝の名前だが、
鼻の白いウナギが住んでいた事から由来しているらしい。


はなじろ茶屋

滝までのアクセスは簡単で、
熊野川沿いの168号線を進み、このはなじろ茶屋の横の道を入って、
少し進めば鼻白の滝に到着する。

橋の上から鼻白の滝が見える

林道の橋の上から、滝が遠望できた。
遠望でもその大きさが見て取れる。
水量も十分。

きれいな看板

鼻白の滝を遠望できる橋からすぐの所に、
滝まで行ける遊歩道がある。
きれいな看板。
滝好き以外あまり知られていない滝だが、
だんだん観光地化されてきたのだろうか。

緑のトンネル

滝までものの5分とかからないぐらいだが、
苔むした緑の道はほんとに心地よい。

光の中に水しぶき

ほどなく水の流れる轟音が大きくなり、
前方の光の中に水しぶきが現れた。

この場所からでも、滝つぼに落ちた水が
水しぶきを舞い上げている様子がはっきりとわかる。

白い流れ

森の中に現れた岩壁の斜面を水が砕けながら落ちて行く。
斜面はごつごつと荒れているため、
水が細かく跳んだりはねたりしながら流れる。
この岩壁が砕けたのだろうか、
滝下にはここだけ巨大な岩石が転がっている。

よく見ると2段滝

さらに近づいてみると、
この滝が二段のになっているのがわかる。
上段は8m、下段は45m。
総落差83mの堂々たる滝だ。
この滝が大阪にあれば、箕面の滝なんかは見向きもされないかもしれない。
日本の滝百選に選ばれていないのが不思議なくらいの滝だ。
おそらく、このあたりにはあまりにも大きな滝が多すぎて、
選ぶことができなかったのだろう。
紀伊半島の奥地まで来ると、日本とは思えないような絶景が
至る所に広がっている。

紀伊半島はやはり秘境の宝庫だ。


迫力ある2段の滝

林道に戻り、もう少し先に進むと、
鼻白の滝の全景が見れるポイントがあった。

森の中に突然現れた二筋の大滝。

鼻が白いどころか、巨大な白ウナギが2匹住んでいた。



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空から降ってきた白布 ~布引の滝(紀和町)~
- 2010/08/18(Wed) -
空と滝
日本には数多くの「布引の滝」と呼ばれる滝があるが、
三重県熊野市紀和町にあるこの布引の滝が、
ベストオブ布引の滝かもしれない。
布を垂らしたように流れ落ちる滝姿は、
まさに布引の滝の名にふさわしい。




分岐点

熊野古道の入り口がいくつも道路わきに続く山道を進み、
布引の滝を目指して進む。
林道へ入るとまもなく、滝の看板が。
4つも滝の名が書いてある贅沢な看板だ。

とりあえず右の大滝から攻めてみることにしたが、
なかなか滝が見えてこない。
それどころか突然の大雨にたたられるし、
道もついにはダートに変わる。
結局わからないまま、看板の分岐路まで戻ってしまった。

あまり幸先のよくないスタートだ。

仕切りなおして、左側の道を進む。
程なく隠滝の看板を発見した。
隠れ滝入り口

よし、これが本日1本目の滝だ。
ここから滝までも近いとはいえ、なかなか険しい道だと聞いている。
気合を入れて装備を整え、山道に踏み込むことにした。
先ほどの豪雨はほとんど上がっており、これなら雨具も必要なさそうだ。

道が崩れているのか!?

しかし、滝へと続くはずの道はいきなり途切れてしまった。
50mも進まぬうちに巨石が転がる場所にぶち当たってしまう。
最近崩れたのだろうか…
それにしては、岩の上には苔が生えており、
だいぶ前からこの状態のような気もする。
乗り越えて行けないことも無いような気もするが、
これからいくつも滝をめぐらなければならないのに
ここで時間をロスするわけにもいかない。
とりあえず、この滝もパスすることにした。


意気消沈気味に車にもどり、少し走らせると、
すぐに道路わきに滝が見えてきた。

道横に滝影が

本日一発目は、この松山滝だった。
木々が生い茂っているために、あまり良い眺望ではないが、
なかなか美しい滝だ。

松山滝

少しガードレールを超えて滝に近づくと滝の姿が良く見える。
滝の前には紅葉シーズンにはうってつけのもみじがある。
気が早いのか、それとも枯れているだけなのか、
ほんのり色づき始めているようにも見える。


荒滝

次に見えてくるのは、荒滝。
落差30mで水量たっぷりの大滝だ。
道路横のガードレールからばっちり全景が見える。
上流に布引の滝が無くても、十分に価値のある滝だ。
これだけの滝がお手軽に見れるなんて、紀伊半島はやはり魅力的だ。

荒々しい滝

実はガードレールの横から下に降りれるようにと
ロープが垂らされているのだが、
これがなかなかの絶壁で、一歩間違えれば転落の危険もある。
行ってみたかったが、時間も惜しいので、
ズーム撮影で我慢。


今回のメイン、布引の滝まではもうすぐだ。

布引の滝遠望

布引の滝展望台へ到着。
ちょうど山の上まで出てきたような場所で、
急にあたりがひらけている。
このあたり一体が大きな岩盤の上に乗っかっているような感じで、
木々も生えていないので、とても広々とした壮観な眺望だ。

3段の段瀑で、それぞれに滝壺をもち、
1段目と2段目は不動七重の滝のような様相を見せてくれる。

まさに布を垂らしたような滝

3段目が一番大きく、岩肌の上を沿うように流れ落ちて行く。
斜面が緩やかのため、流れは穏やかで、ゆっくりとした感じで落ちて行く。
白糸をまとめて投げ下ろしたように見える。


この展望台よりも少し先に、滝壺まで降りられる場所がある。
きれいな遊歩道が整備されており、
木漏れ日の中、階段を下りて滝壺を目指す。

暗がりの向こうに

暗がりの奥から、滝の落ち口が見えてきた。
遠望も迫力があったが、近くまで降りてくるとさらに迫力は増す。

滝壺の横まで降りてきて、布引の滝を見あげる。

空と滝

すっかり雨はあがり、気がつけば青空が見えていた。
雨のかわりに、空から白布が降ってきていた。



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熊野の桃源郷 ~丸山千枚田~
- 2010/08/15(Sun) -
七里御浜

果てしなく続く白浜と青い空。

紀伊半島一周計画を思い立って出発し、
最初に出迎えてくれたのが、熊野灘に面する七里御浜だった。

今回の旅の目的は海ではなくどちらかというと山の中である。
熊野古道をはじめ、人の踏み込めないような大自然の中に、
人の足跡が歴史として残る紀伊半島。
人の及ばない大自然を日本人は神として信仰の対象とした。
そんな神々を詣でるべく、熊野灘に別れを告げて、
山の奥の道へと進んで行く。

目指すは山の向こう

目指すはあの山の向こう。
折りしも台風4号が日本海を横断しようとしており、
天気予報も集中豪雨に警戒せよとのこと。
南海上の湿った空気が紀伊半島の険しい山にぶつかり、
厚い雲を作り出す。
その典型のような雲が広がっていた。



丸山千枚田は七里御浜からいくつかの峠を越えた、
山奥深くにある。
道すがら多くの熊野古道の入り口を見かけることができ、
このあたり一体が信仰の場所だったことを思わせる。



丸山千枚田

突然、姿を現した巨大な棚田には圧倒された。
険しい山道の奥から現れた桃源郷は、
ペルーのマチュピチュを思わせるような景観だ。

山中の桃源郷

山腹に幾重にも重なりながら作られた田んぼは、
さながら空中庭園を思わせる。

この丸山千枚田は、一時は550枚まで減少したが、
地元の保存努力により、1340枚まで復活したという。
千枚を越える田んぼだから、まさに千枚田の名にふさわしい。

パノラマ

最後に新カメラのパノラマ機能でワンショット。

ここは神の地に人間が作り出した桃源郷だった。




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ツワモノどもの修行地 ~独鈷の滝~
- 2010/08/01(Sun) -
アジサイたちが迎えてくれた

兵庫県氷上町。
岩滝寺の奥にある独鈷の滝へと向かう。
岩滝寺の手前にはアジサイたちが美しく迎えてくれた。

駐車場の周りは一面アジサイ

駐車場付近はアジサイたちでいっぱいだ。

雨上がりの夕暮れ時。
陽は沈もうとしているのに、
アジサイたちは一段と鮮やかに輝いている。


独鈷の滝岩滝寺の最深部にある。
時間もないので岩滝寺めぐりは省略させてもらって、
一気に奥へと進んで行く。

雨上がりの参道

岩滝寺の奥は、藤の目渓谷と呼ばれており、
そのまま五台山の登山道とも続いているらしい。

夏の深緑に覆われた渓流沿いの道は、
とても雰囲気がよいのだが、時間帯が遅いために、
見る見るうちに暗くなって行く。

深い緑や山々が太陽光をさえぎるため、
平地よりも早く夜がおとずれるようだ。


独鈷の滝

ほどなく滝が見えてきた。
あれが独鈷の滝だ。

夏の緑がとても映える。
見ればもみじで、秋はまた美しい紅葉を見せてくれるだろう。

やはり水が多い

独鈷の滝の正面に回りこんでみる。
やはり大雨の次の日だけあって、水量がハンパなく多い。
滝壺に水が収まりきれず、風呂から水があふれるように
流れ出してしまっている。

周りの景観とあいまって、神秘的な雰囲気を持つ滝のはずだが、
今日は迫力ある直瀑へと姿を変えている。

独鈷というのは、僧侶が持っている槍の穂先のような仏具のことで、
弘法大師が大蛇を退治するため、滝壺に独鈷を投げ入れたという伝説に
由来して、独鈷の滝という名前になった。


滝横から続く階段

さて、この地にはもうひとつの伝説がある。
剣豪浅山一伝斎がこの地で修行を行い、
一伝流不動剣を編み出したとか。

その浅山一伝斎が不動尊となってこの地に祭られている。

浅山不動尊を祀る岩窟

階段を登りきると祠があった。
この奥の岩窟に浅山不動尊が祭られているらしい。
暗くてよくわからないが、それなりの深さがある岩窟のようだ。

そろそろ日も暮れる。
薄暗い中での岩窟も、谷間に落ちる滝も、
暗がりの中では不気味な感じになってしまう。

古の亡霊たちが現れる前に退散することにした。



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