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忍者の修行場 ~岩尾山~
- 2010/05/23(Sun) -
不気味な大杉

水面に浮かぶようにそり立つ大杉。
奇妙な形は周りの雰囲気とあいまって、
不気味にさえ感じられる。

滋賀県甲賀市にある岩尾池にやってきていた。

滋賀県の甲賀地方というのは、
俗世間から忘れ去られたような場所で、
何もない丘陵地に低木の林が点在し、
貯水池か自然の池かもわからない、
大きな水溜りのようなものも数多く存在する。

甲賀の歴史は古く、ここ岩尾池にも忍者の伝説は残っている。

しかし、暗い林の中の道を通り抜け、
誰もいない曇天の下の池はなんとも不気味である。
禍々しい多すぎは、まるで妖怪の姿のようだ。

岩尾池の水面

静かな水面は時折吹く風で揺らめく。

山の中の池というのは、神秘的な姿を見せることもあるし、
引きずり込まれそうな顔をすることもある。

今回の池はまさに後者だ。

夜に一人で来る勇気はない。


息障寺入り口

さて、この岩尾池を見下ろすように位置するのが岩尾山である。
そして岩尾山の中腹には、息障寺という天台宗のお寺がある。
最澄が開基と言うから、かなりの歴史ある寺だ。

息障寺への道を車で一気に登り、
駐車場から岩尾山へと入る。

奇妙な形の岩

この岩尾山には奇岩が多く、
息障寺の入り口にもせり出すような奇妙な形の岩があった。
苔の生えた岩からは、水滴がぽたぽたと垂れている。
どこかから湧いてきているのだろうか。

鐘撞堂の横から上へ

息障寺の階段を上へ上へと登って行く。
途中には岩に彫られた仏様などがいて、
やはり古い歴史を感じる。
竜王山に登ったときもそうだったが、
この滋賀県の南側の地方は石仏が至る所に掘られている。
京都から少し離れた山深い場所でもあり、
修行の盛んな場所であったのだろう。

頂上に大岩が現れた

さらに階段は続き、頂上付近が見えたところで
大きなコンクリート壁の塊みたいなものが目に入ってきた。
一部は本当にコンクリートで補強されており、
危険防止のネットにも覆われているが、
この岩は屏風岩と名づけられた自然の岩である。

ぐるっと回り込むようにしてこの岩の頂上にも
たどり着くことができる。

上まで登ってみる

上まで来ると視界が広がり、
遠くまで見渡せる自然の展望台のようだった。

やはり、ここまで来たら真上まで登ってしまわねばならない。

よい眺めだが怖い

突き出た岩の先の方までへっぴり腰で行ってみたが、
これはなかなかの絶景ポイントだ。
が、手すりもないのでちょっと怖い。

奈良県の大峰山には、西の覗きといわれる、断崖絶壁がある。
西の覗きは崖から上半身を乗り出す行場として有名だが、
ここもそんな修行が行われていたのだろうか。
甲賀忍者が修行したといわれる岩尾山
こういう岩場は、格好の修行場だったに違いない。

岩尾池と大沢池の眺望

帰りは別ルートで降りることにしたら、
眼下に先ほどの岩尾池を見下ろせる絶好のロケーションが。

手前が大沢池。奥が岩尾池。

ここから見下ろすと、不気味さは少なく、
静かにたたずむ神秘的な湖といった趣だった。




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深山幽谷の清流 ~前鬼川~
- 2010/05/03(Mon) -
不動七重の滝遠望


かねてより行きたかった前鬼不動七重の滝
過去に2度ほど訪れているが、
いずれも遠望するだけで、近くまで行くことはできなかった。

近くの観瀑台まで片道1時間弱かかるのだが、
いつもこの滝にたどり着く時には日が暮れかけていて、
とても往復している時間がなくなっているからだ。

この不動七重の滝がある上北山村の周辺には、
千尋の滝をはじめ、たくさんのすばらしい滝がかかっており、
アクセスもそちらのほうが簡単なため、
ついついそちらを先に回ってしまっていたので、
いつも時間切れになってしまう。


スタートはここから

スタートはこの遊歩道入り口から。
滝を遠望する展望台から少し戻ったところにある。
この横から、谷底へと降りる階段をひたすら下りていく。
50m以上の高度を一気に階段で下っていく。
なかなかハードな滑り出しだ。

この吊り橋を渡るの?

最初から息を切らしながら谷底まで降りてくると、
エメラルドグリーンの川の水が迎えてくれた。
やはりここは関西屈指の清流だ。
この前鬼川というのは、上流にダムを持たない。
ダムを持たない川というのは山林の開拓された日本では珍しくなってしまった。

そして川を渡る吊橋が見える。
渡れるの??という朽ちた吊橋。

ここに来る前の情報では、川を渡る吊橋が
数年前の台風で流されてしまったということだったが、
どうやらこの吊橋ではないらしい。
この吊橋は流されてはいないが、
床板が朽ちてなくなってしまっており、
とても渡れる代物ではない。

吊り橋が復活

朽ちた吊橋の反対側、上流へ続く道をしばらく進むと、
うわさの流された橋が見えてきた。
いや、流されてはいない。
どうやら立派な橋が作りかえられていた。
最悪、川を渡ろうと思って、サンダルも用意していたが、
必要なかったようだ。

これなら、楽チン。

流された橋

だが、橋からふと下流を見ると、
流された橋の残骸のようなものが見えた。
鉄の橋であろうと、自然の力の前では無力になってしまう。

透きとおる水

橋を渡ると、またしばらく前鬼川の横を上流へと進んでいく。

しかし、恐ろしいほどの透き通った水だ。
滝のことなど忘れて、この水を眺めながら一日過ごせそうだ。

綺麗すぎる川

上流へ進むにつれて、川はその表情を変えていく。
太陽の日差しを浴びたり、影に入ったり、
川が浅くなったり、深くなったり。
特徴的な緑の水の色もその深さを変えていく。

両サイドは見上げるほどの切り立った崖で、
まさに渓谷というべき深い谷底だ。

好転にも恵まれたこともあり、
これほど素晴らしい渓谷にはめぐり会えたことがない。
ここは日本かと思うほどの秘境である。

奧に滝が見える

やがて川沿いの道は巨大な岩壁に行く手を阻まれる。
巨石群の向こうに滝が見える。
あれが不動七重の滝の最下段、七の滝だろう。
ここから川を遡行して行けば、不動七重の滝の滝下に出れるのだろうが、
今回目指すのは主瀑の見える観瀑台だ。

延々と登る

ここからはまた延々と続く階段を登らなければならない。
来た時とは逆の岸壁を同じ高さ、いやそれ以上の高度を登る。
不動七重の滝は総落差100mと言われている。
その一番下から上まで一気に登り、回り込むようにして
観瀑台にたどり着く。
階段のほとんどが急ごしらえの工事現場のような
急角度の階段のため、相当覚悟が必要である。


水量が凄い

遊歩道の入り口からのんびり歩いて50分くらいだろうか。
やっと不動七重の滝の最接近ポイントにたどり着いた。

目の前を豪快に水の塊がなだれ落ちていく。
ここから滝壺までは相当の距離があるが、
ときおり水しぶきが吹き付けてくる。
豊富な水量でかなりの迫力だ。

不動の七段滝

その名の所以でもある七段の滝。
特徴のある滝壺を持ち、
前鬼川特有の緑の水を深くたたえている。

深山幽谷…。
人を寄せ付けない圧倒的な自然が目の前に広がっている。




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