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秘境滝のまた奥に ~中の滝~
- 2010/04/03(Sat) -
観瀑台の後ろに

琵琶の滝へさらなる接近を試みるべく、
観瀑台の左にある消えかかった遊歩道を進む。
これより先は道も相当怪しくなってくるので注意が必要だ。

ぼろぼろの登山道

見ての通り、至る所で土砂崩れを起こしており、
登山道を削り取ってしまっている。
このまま滑り落ちないように、しっかりと足場を確保しながら
慎重に進んでいく。

やがて、朽ちた丸太橋を越えた辺りで、
滝方面へ降りる踏み後を発見する。
滝前に降りれられる道だろうか。
少々急斜面だったが、赤いテープを頼りに降りてみることにした。



琵琶の滝直下

やはり予想は当たっており、琵琶の滝夫真下まで降りてくることができた。

見上げる度に滝の雄姿に圧倒される。
滝下には自分の体の何倍もある大きな岩が積み重なっており、
滝壺を見ることはできない。
いや、滝壺は元々無いのかもしれない。

ここから見てみると、直瀑に近い形で下に流れ落ちる水が、
大きな岩に阻まれて、一度右へと流れを変えているのがよくわかる。
流れの方向が変わることで、水の勢いも止まるのだろう。
近くにいても水飛沫に巻き込まれることはほとんどない。


ひとしきり琵琶滝の雄姿を堪能し、元の登山道に戻りさらに奧へと進むことにした。
目指すは琵琶の滝の頂である。

琵琶の滝を横目に進む

急坂の道でぐんぐんと高度を上げていく。
右側には琵琶滝の雄姿が木々の間から見える。
水の流れが一度変わる部分で、どうも小さな滝壺になっているようだ。
ここからなら一度水が溜まり、あふれ出していく様子がよくわかる。

道は琵琶の滝を回り込むように続いており、
不明瞭になりながらも一歩ずつ滝の頂へと繋がっていた。


上に到着

ようやく滝の注ぎ口へと到達。
写真を撮りながらと言うこともあるが、
それなりの時間がかかってしまった。

近くで見る滝の落下口はかなりの迫力だ。
崖から一気に飛び出した水は、下に落ちていくほどばらけてきて、
最後は水煙となって飛び散っていく。

落差50m。
その高さも相当なものだ。
先ほどまで歩いてきた道程が小さく見える。

決死の真下撮影

落ちたら確実に死が待っている。
ぞくぞくする感覚を感じながら、岩にしがみつき手を伸ばして
滝の下を撮影してみた。
確か、こんな事をして転落死した漫画家がいたな…。
ふと頭に思い描く。

滝の上は少し広い岩場になっており、
弁当休憩でもできそうな場所だった。

滝の迫力、遠くまで見渡せる眺望、
そしてここまで登ってきた達成感。
なにより下界を見おろすような優越感。

ここは、素晴らしい場所だ。



どこから進むべきか

さて。

上流にふっと目をやる。

ここまで来るのに予定以上の時間をかけてしまった。

上流に目をやるが、もう遊歩道はない。
しかし、この先には中の滝という、もう一つの大滝がかかっているらしい。

山の日没は早いので、ここから先の道なき道に時間をかけすぎると
暗くなってしまう時間がある。
情報では、中の滝まで15~20分。
その情報が確かなら、余裕ではある。

少し迷ったが、行けるところまで行ってみようと思い、
この道なき道へと踏み出していくことにした。

自然のままの谷

左側が大岩に阻まれているため、まず川の反対側へと渡らねばらならない。
川には丸太橋…いや流木が架かっている。
手すりもない木の上を小学生の平均台を思い出しながら渡りきり、
そこからは岩跳びで対岸へと渡る。
岩には苔が生えているところもあり、
飛び乗った瞬間に滑って川へドボンという可能性もあり、
足場をどこにするのかに非常に神経を使う。
最後に、完全に飛び移らなければならない場所を、
えいやと覚悟を決めて飛び移ると、
目の前の木に赤テープが巻いてあるのが目に入った。
ルートは正解だったようだ。

テープが巻いてある場所を探しながら、
対岸の斜面を川沿いに進む。
テープがあるとはいえ、ちゃんとした道があるわけでもなく、
ガレた場所に足をとられるたびに、木々にしがみついて進む。
登山用の丈夫な手袋を用意していたのが功を奏し、
多少とげとげした枝にも気を遣わずに握ることができる。

ふと前を見ると白い滝影がうっすらと見える。
やはり滝はあった。
確かに琵琶の滝から中の滝までの直線距離はさほど遠くない。

中の滝発見

踏めば崩れていくような足場に苦戦しながら進むにつれて、
中の滝の滝姿は次第に大きくなってくる。

やはりすばらしい滝だ。
琵琶の滝からここまで進んできて正解だったと思う。

しかし、ここから先、まっすぐ滝に近づけない。
谷に下りるには急坂過ぎるし、正面には崖が立ちふさがる。
少し戻って、ルートを探してみることにした。


オーバーハングの岩をくぐる

歩きやすいルートがわからず、比較的緩やかな場所を選んで進んでいると、
川から少し離れ、かなり上のほうまで上ってしまった。
上へ登ってしまうと今度は大岩に阻まれて進めない。
少し戻り、ガレた斜面を今度は下り、大岩の下に回りこむ。
どうも赤テープを見失ってしまったようだ。

とりあえず前に進めば滝は見えている。
目的地を見失うことはないので、斜面を一歩ずつ確かめながらすすむと、
大岩のしたの小さな洞窟のような場所に到達した。

岩が大きくオーバーハングして覆いかぶさっている。
その下の苔むした天井から、ちょろちょろと水が滴っていた。

岩の下をくぐり抜けるとついに中の滝との対面となった。


これ以上の接近は断念

やはり途中でルートを外れてしまったみたいだ。
滝下に出るはずが、横の岩の上に出てしまったようだ。
少し木々に視界が遮られてあまり眺めが良いとはいえないが、
それでも琵琶の滝と違って岩肌を滑り落ちていくような流れには
感動を覚える。
幾重にも絹糸のように細い流れが広がり、
一度広がったかと思うとまた集まって流れ落ちていく。

谷の最深部の隠れる中の滝は、今回の秘境探検ツアーの最後を飾るに
ふさわしい秘境の滝だった。

一度、引き返し滝の直下へ行くルートを探そうかとも思ったが、
日没までの時間も迫っており、体力も消耗してきているので、
今回はこれにて引き返すことにした。

いつかまた来よう。
一度だけ後ろを振り返り、帰路についた。




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