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水源の秘境滝 ~琵琶の滝~
- 2010/03/20(Sat) -
奈良県の川上村はその名の通り吉野川の上流で、
水源地にあたる場所である。
川上村でも水源地の村として、水や自然の保護に力を入れている。

豊富な湧き水は至る所に川となり谷を造り、
大峰山や大台ヶ原に挟まれた複雑な地形のため、
数多くの滝に恵まれる。

特Aランクの滝もたくさんあるが、
深い山の自然にはばまれて、なかなかたどり着くことができない。

その中で、今回訪れた琵琶の滝は比較的アプローチが楽な場所である。
楽とはいえ、登山口にたどりつくだけでも、
落石の多い悪路の林道を進まなければならない。

下多古川にそって造られた林道を慎重に走る。
途中、リスが道路脇の森へと走り去り、
ヤマガラが車を先導するかのように飛んでいく。
20分ほど走り、通行止め前まで来たら、
そこが登山口だ。

登山口から

入口の階段を登ると、琵琶の滝への登山スタート。
植林の杉林の薄暗い登山道を進んでいく。

最初から小滝の連続

左側からはずっと水の音が聞こえてくる。
川は大きな岩がゴロゴロとしており、
最初から小滝の連続。
すべてが見所と言った感じだ。

遊歩道は整備されているとは言い難いが

遊歩道は整備されているとは言い難いが、
歩きにくい道と言うわけでもない。
ところどころ注意して歩く必要はあるが、
左手を流れる川に癒され続けているから心地よい気分で歩ける。

川まで降りてみた

遊歩道は時々川の近くにまで降りてきているので、
川の畔まで行ってみることにする。
水源の村の清流だけあって、綺麗な水である。
せせらぎと激流を繰り返し、下流へと流れていく。

この上に琵琶の滝があるのだろうか。
下流でもこれだけ美しい谷を見せてくれるのだから、
琵琶の滝への期待は高まるばかりだ。

吊り橋まで来ればあと一息

この吊り橋を渡ればもうすぐだ。
高くはないが、不安定でゆらゆら揺れる吊り橋を
おっかなびっくり渡る。
しかも手すり?がパイプでできている。
ある意味では十津川の谷瀬の吊り橋より怖い。


吊り橋を渡ってしばらく歩くと、
木々の間の遥か頭上に白い滝の頭が見えてくる。
まだ谷の下流にいるために、
かなりの山の上から降り注いでくるようなイメージだ。

ついつい歩くスピードを早めながら、
最後の急坂をトラロープを頼りに登り切ると、
ついに琵琶の滝の観瀑台に到着した。

観瀑台の後ろに

観瀑台の後ろに見えるのはまさしく琵琶の滝
高い!
公称50mの落差というその姿は、
予想以上の壮大な景色だ。

滝の落差の公称というのは、非常に怪しい所があって、
だいたいが公称の数字が高すぎる傾向がある。
どこまでが一つの滝と捉えるかにもよるが。
しかし、琵琶の滝は50mと言う高さが控えめなほど
高度感のある滝だった。

琵琶滝全景

これだけの滝なのに誰一人いない観瀑台。
と言うか、山には入ってから誰一人出会っていない。

しばらく観瀑台にて琵琶の滝を独り占め。

さて、この観瀑台、滝の全景は見えるが、
まだ滝までは少し距離がある。

観瀑台の手前左手に、奥へ進む急坂の道がついており、
滝の近くにも滝の上にも行くことはできる。
だが、ここから先は道も不明瞭になり、
少々危険が伴う可能性がある。

滝上の展望台

しかし、あんな滝の上に立てるのなら、
行ってみないわけにはいかない!

つづく。




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埋もれた道筋 ~大江滝~
- 2010/03/13(Sat) -
奈良県の野迫川村という場所をご存じだろうか。
西の高野山をはじめ、周りを1000m級の山々に囲まれた、
陸の孤島のような場所である。
人口も数百人、奈良県でも最も少ない人口の自治体だ。

大塔方面から県道734を通り、野迫川方面へと車を走らせる。
酷道と言っても良い、細く荒れた場所だ。
右は岩壁、左は絶壁。
対向車が来ればどうしようと言うような細い道が続く。
とても野迫川村まで辿り着けるだけの精神力はない。

本日の目的地、大江滝へは野迫川村の中心地まで行く必要はなく、
野迫川村への村境を少し越えるぐらいでよい。
10分ぐらい、落石の多い県道734を進めば、
大江滝のある谷へと辿り着く。
道路にかかる小さな橋が目印だ。


滝が見えてきた

道路脇に車を停め、谷を進むとすぐに滝の姿が飛び込んできた。
思いの外、大きな滝だ。
道路のすぐ脇にある感じなのに、ほとんど知られていないこの滝。
同じ奈良県の上北山にある隠れ滝にも似た雰囲気だ。

目の前に滝は見えているものの、川の流れや大きな岩にはばまれて
なかなか近づくことができない。
滝壺に近づくのに整備された道はなく、
自然のままの地面を進まなければならない。

がれきの滝壺

なんとか滝壺にたどり着くと、見上げるほどの大きな滝だ。
しかもちょうど太陽が後ろから射し込んでくるため、
綺麗な虹が架かっている。
滝壺にはいつかの大雨の影響だろうか、
瓦礫や大木が崩れ落ちて埋まっている。

二つの虹と三筋の滝

三方を崖に囲まれた空間に三筋の滝身。
しばらく上を見上げたまま見とれてしまうような光景だ。
ほとんど情報のない滝で、ついでに寄った程度のものだったが、
期待していなかった分だけ素晴らしい滝だ。
野迫川村がもう少し頑張って観光に力を入れれば、
すぐにメジャーな滝になってもおかしくないだろう。

全景

ひとしきり大江滝を堪能して来た道を戻ると、
山の上へと続く道があるのに気がついた。

登山道だろうか。
どこに続いているのだろうと、少し登ってみると、
滝全体を観られる場所に到着した。

恐らく滝を見るにはこちらが正解かも。

滝壺で長居しすぎたせいか、すでに陽が落ちかけてきた。
少し暗くなった滝は、少し神秘的にも見えてくる。


まだ道は上へと続いているようなので、
もう少し登ってみることにした。

どうやら滝上まで行けるようだ。
一応、最低限の観光地化はされているみたいだった。



崩れ落ちる滝

だが、結局滝の真上には行くことができなかった。
鉄橋の向こうの道が、崖崩れでごっそり持って行かれている。

なるほど、滝壺が瓦礫で埋まっているのはこれが原因なのか。

途切れた道は滝上からさらに上流へと続いているようだった。
埋もれた道筋はこの滝の運命を象徴するかのようでもある。

そろそろ日も暮れてきて時間もないこともあり、
本日の秘境探検はここまでにすることにした。

谷底の高度感に少しビビリつつ、帰路についた。




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