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流木たちの終着地 ~材木滝~
- 2018/02/25(Sun) -
高原の空

濁河温泉街から少し下ってわき道に入ったところにあるスポーツレクリエーションセンター。
標高1700m地点にあるため、陸上などの高地トレーニングとして使われる場所である。
で、私はアスリートを横目に滝巡り。

入口の看板

スポーツレクリエーションセンターの入り口近くに、遊歩道がある。
材木滝と呼ばれる濁河川支流にかかる滝へと降りる場所だ。
施設の周りは高原という感じで、川や滝のイメージはないのだが、
ひとたび森に踏み込めば幾筋もの川が流れ、御嶽山の溶岩流が
大小さまざまな滝を作り出している。
下呂市の小坂と呼ばれるこの一帯は、日本一たくさん滝がある場所ともいわれているのだ。

ウサギがお出迎え

遊歩道を歩くとさっそくウサギがお出迎え。
こちらの姿を見てすぐに逃げ去ってしまった。
やはり人口の施設が近くにあるとはいえ、森の中は自然の領域。
熊の出没も確認される地域であり、ウサギを見て熊鈴もあわてて準備することにする。

少々荒れた道

遊歩道は少々荒れている。
進む道上にも蜘蛛の巣が沢山張られていて、
途中で棒切れを拾って蜘蛛の巣を払いながら進まなければならない。
蜘蛛の巣があるということはあまり人が訪れていないのだろう、
遊歩道は整備されているものの、人に踏み固められていない分、
草などが生えだしてきている。

ここから下り

看板から材木滝までは約1kmといったところだが、後半は川まで降りていくので、
ほとんどが下り坂になる。
それなりに急斜面の部分もあるので、なかなか体力を使う。
標高が高く夏でも気温は低いが、折り返しの登りで汗だくになってしまった。

ようやく見えてきた

最後の300mはずっと下り坂で少々厳しい道だったが、
ようやく見下ろす先に滝が見えてきた。

緑の中の白いしぶき

もう少し降りると滝の姿がはっきり見えてくる。
道は材木滝のちょうど横に降りてくる道で、川より先に滝が見えてくる感じだ。
なかなか豪快に落ちる滝で、水飛沫しか見えない。

温泉湧出地

滝のすぐ手前には不思議な苔に覆われた場所がある。
そして近づくとほんのり漂う硫黄の匂い。
どうもここから温泉が湧きだしているようなのだ。
温泉を見ながら滝見というほど湧いてはいないが、
温泉成分がこの硫黄の岩を作り出したのだろうか。
ここだけ明らかに岩の質が違う。

水飛沫

温泉湧出地を横目に進む。
最後は鎖のかかった急坂で足場が悪いので慎重に川まで降りると、
目の前には豪快に落ちる滝。
水飛沫が激しく正面に回り込めないので、
横から隠れながら撮影。
滝の向こう側にも温泉が湧いてきているような、
色の変わっている部分がある。
仙人滝、緋の滝もそうだが、このあたり一帯は至る所から温泉が湧いているのだろう。
やはり御嶽山の火山のパワーを感じざるを得ない。

材木の残骸

滝壺のすぐ下流には流木の残骸が積み重なっている。
滝から叩き落された流木がここへ溜まっているのだろうか。
この流木から材木滝という名前がつけられたのかもしれない。

ほとばしる滝

頑張って正面に回り込むが、ほとばしる水飛沫によってあっという間にずぶ濡れになってしまう。
支流とはいえそこそこの川幅がある川が突然滝になって落ちているのだ。
まさに火山によってできた滝で、川が突然溶岩流によってせき止められてできたのだろう。
年月をかけて岩を削った感じはなく、溶岩が冷え固まったゴツゴツした岩の上を
水が暴れながら落ちている、そんな感じだ。

信仰の対象となっている御嶽山
その山を登ることなく、エネルギーを感じる。
その自然の偉大さを感じる滝巡りとなった。



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緋色の秘境 ~緋の滝~
- 2018/01/19(Fri) -
仙人の滝の次は緋の滝に向かう。
一度駐車場に戻って、少し下ったところに市営露天風呂があるので
そこの駐車場に停めさせてもらう。

滝まで80m

駐車場の隣に滝見歩道の入り口があり、滝まではわずか80メートル。
これは楽勝だと思っていた。

すぐに到着

濡れた木道は少々滑りやすいので気を付けながら進む。
それでもすぐに展望台までたどり着いた。

木々の間から

木々の間から白いしぶきを上げながらまっすぐ落ちる滝。
森の木々を切り裂くように轟音を響かせる姿はなかなかのもの。
ただこの滝の名前のもとになった緋色の景色は見ることができない。

よく見えない

少し角度を変えてみるものの、今度は滝壺が見えず、
どうも消化不良。
もうちょっと近づけないものかとあたりを見回すと、
少し降りたところにも気の柵があるのに気が付いた。
もしやそこにも展望台があるのでは。
ただそこに降りていく道がない…。

隠し通路

少し滝見歩道へ戻ったところに怪しい草むらがあった。
熊笹の間を抜けられそうな空間がある。
おそらくここが下の展望台へ続く道に違いない。

急斜面

草をかき分けながら抜けると、やはり下へ降りる道が現れた。
木の手すりの残骸のようなものがある。
かつては階段があったのかもしれないが、使われないまま
いつの間にか埋もれてしまったのだろう。

かなりの急斜面だが、ここなら何とか降りることができるだろう。

突破

この斜面、思っていた以上に厳しい。
足元は腐葉土のようになっていて、斜面に踏み込むと土ごとずるっと滑ってしまう。
それでも何とか慎重に降りて突破。
見上げてみるとなかなか険しい道。
あまり一般の人にはお勧めできない道だった。

ベストポジション

さて、やはりこの展望所がベストポジション。
先ほどとは違ってここからなら緋の滝の全景を見渡すことができる。
滝壺の水は濁河温泉の名前の通り白く濁っていて、
水に温泉成分が混ざっていることがわかる。

赤き滝壺

その温泉成分が岩に付着したのだろう。
滝壺の周りの岩は赤褐色に染まっていて、これぞまさに緋の滝
超お手軽滝のはずだったが、緋の滝の真の姿を見るためには、
険しい道のりを突破する必要があったのだ。

緑の中の落ち口

ツルツルになった岩肌を滑り落ちていく白い水。
この水が下流側にもたくさんの滝を作っていて、
この辺りは日本一の滝のメッカとなっているのだ。



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大地の息吹 ~仙人滝~
- 2018/01/08(Mon) -
御嶽山がちらりと見える

濁河温泉街へ向かって車を走らせる。
下呂温泉から小坂の滝巡りの拠点「道の駅はなもも」を経由して、
ひたすらくねくねの山道を登っていく。
標高1800メートル、御嶽山の七合目にある温泉は
自家用車でたどり着くことができる温泉としては日本最高所に位置する。

途中、雲に覆われた御嶽山の姿がちらりと見えた。
2014年の噴火の爪痕の痕跡などなかったかのように、
その雄大な姿を見せてくれていた。

御嶽山の登山口から

御嶽山登山までの時間も体力もないので、
この日は途中の仙人滝を目的地とする。
温泉街を通り抜け、登山口の駐車場に車を停めた。
仙人滝へはこの川を渡るところからスタートする。

橋の上からちらりと白糸の滝

橋を渡る途中、右側下流側にちらりと別の滝の姿が見えた。
おそらく白糸の滝だろう、濁河温泉の道路脇に落ちる小さな滝で、
帰り道にでも寄ってみることにしよう。

まずは登山道を歩く

仙人滝へは御嶽山への登山道を歩くことになる。
神聖な山として数々の信仰を集める御嶽山だが、
一歩足を踏み入れると、力強く生える緑と時折感じる硫黄の匂いに、
生命の息吹を感じる。
この独特な雰囲気が神格化されるゆえんなのかもしれない。

すぐに分岐

5分も歩けば道は分岐して、山頂への道と仙人滝へと別れることになる。
左へ進むと緩やかに下り坂となって、川沿いへと降りていく。
こちらの道は人気がないのだろうか、
蜘蛛の巣が沢山残ってて、油断すると蜘蛛の巣に絡めとられてしまう。

川に降りてくる

川が見えてきた。
白いしぶきをあげながら緑の中を流れていく水はとても綺麗だが、
川に近づくにつれて硫黄の匂いが強くなってくる。
御嶽山が今も生きている火山ということを否が応でも感じさせられる。

苔むした川

川の石には苔がびっしりと生えていて、
赤い岩とのコントラストが美しい。
硫黄などのミネラルが豊富なことが影響しているのだろうか、
苔を中心とした緑がとても生き生きと育っているような気がする。

赤い岩肌

ほどなく緑の中から仙人滝が姿を現した赤い岩肌に白い髭を下したような
まさに仙人の風貌をした滝。
御嶽山の豊かな緑に抱かれた神秘的な滝だった。

隣の湧き水

滝の右岸には湧き水が小さな滝となって流れ出ている。
これも豊かな自然が生み出した産物であろう。

硫黄のにおいが漂ってくる

滝に近づくにつれて硫黄の匂いが強くなってくる。
水に温泉の成分が混ざっているのだろう、
しぶきを受けた滝壺付近の岩は赤褐色に染められている。

岩肌を伝う流れも良い

赤い岩肌を伝う水もまた魅力的。
水の流れが何人もの白髪の仙人を浮かびがらせる。

美しい流れ

御嶽山の山懐深くで出会った滝は、
大地の生命力を感じる滝だった。
この滝前の空間は視覚、聴覚、嗅覚を奪い去るまるで別世界。
しばらくここに立ち尽くし、見入るばかりであった。


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巨神兵の眠る場所 ~巌立峡~
- 2017/12/03(Sun) -
でかい岩

あかがねとよ唐谷滝に行くための拠点ともいえる巌立峡
大きな駐車場があり、ここから歩いて唐谷滝へ行くコースもあるのだが、
たどり着いた時間が遅かったので、
先にダートの林道を車で進んで見終わっている。

とにかく駐車場の目の前にそびえる巨大な岩に目を奪われる。
大きな巨神兵がこの地で永遠の眠りについたかのような、
巨大な岩壁で、壁面もいびつな形をしていて、
すこし禍々しいオーラも発しているかのようだ。

パワースポット

この岩の壁面は溶岩流の断面で、もともと溶岩が流れて冷え固まったところに、
川の流れが削り続け断面が露出したものだという。
溶岩流の断面としては日本最大のものだということだ。

岩の上には木々が林立し、入り組んだ崖には鳥たちが飛び交っていて、
なんだか生命の息吹が感じられる場所である。

上流へ歩いていく

この巌立を横目に川の上流へ遊歩道が続いている。
この先が唐谷滝あかがねとよにも続いているのだが、
先に車で訪れているので、とりあえずすぐ近くにある三つ滝まで行くことにする。

奥に滝が見えてくる

この日は雨が断続的に豪雨になるような天気で、
川の水もかなりの水量で、白いしぶきをあげながら流れている。
湿気に包まれた木々の向こうにひと際しぶきを上げる滝が落ちている。
あれが三つ滝だ。

三つ滝

滝に近づくにつれて両側の崖が迫ってくる。
狭い空間に水蒸気が集まり、霧のように靄が立ち込めてくる。

深い谷に激しくこだまする爆音

滝の近くまで来ると、両側が切り立った谷底のようになっている。
そのため滝の音が谷にこだまして、爆音が響き渡っている。
もともと水量はかなり増えているので、音と激しい流れは怖いくらいだ。

三段の滝で三ツ滝

三つ滝はその名の通り三段の滝なのだが、
あまりスペースがないので写真ですべてを一緒に収めるのは難しい。
とにかく崖に遊歩道の通路が設置してあり、
滝を見下ろすように見ることができるのだが、
爆音と水の激しさに手すりが付いているとはいえ、
水に引き込まれるかのような恐怖を覚える。

不動明王

爆音で後ろに人が来ても気づかないのだが、
ふと気配を感じて後ろを振り向くと、そこには不動明王が鎮座していた。
なんとなく感じていた生命の気配は、なるほどこの不動明王だったということか。


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恐竜の鱗 ~唐谷滝~
- 2017/10/19(Thu) -
あかがねとよのグリーンの滝壺を堪能した後は
隣の谷の唐谷滝

分岐を奥へ

どちらかというと唐谷滝の方が滝らしい滝で、
あかがねとよの場合は渇水期は水が落ちていないこともある。

手前の分岐を左に行き、少し階段を降りる。

階段を降りる

濡れて滑りそうな階段なので少し慎重に降りる。
降りた先にはすぐ川が流れていて、
あれが隣の谷、唐谷なのであろう。

右奥から轟音

ほんとにすぐ隣の谷。
降りると滝の轟音が響き渡っている。
ここを右に進めば唐谷滝

かっこいい

落差はさほどないが、柱状節理の岩に囲まれた空間に
一気に注ぎ込む滝姿はなんともかっこよいではないか。
流れ出てくる水も抜群の透明度で奥からは怖いくらいに水しぶきが飛んでくる。

先ほどのあかがねとよと言い、唐谷滝と言い、
これだけ素晴らしい滝がすぐ横に並んでいるとは
なんとも贅沢な場所である。

秘境感ただよう

岩に身を隠し水しぶきを避けながら、
もう少し近くまで寄ってみる。
滝の上流も緑と岩壁に阻まれて、たどり着くことができないような秘境感。
圧倒的な岩壁が迫ってくるようで恐怖感も漂ってくる。

恐竜のうろこ

唐谷滝の魅力は何と言っても鱗のような岩の形状。
恐怖感がどこから来るのかと思っていたら、
なんとなく恐竜の鱗のように見えるからだろう。
恐竜に鱗があるのかわからないが、なんとなく怪物チックな
岩壁なのである。

あかがねとよはいつまでも眺めていたい透明感があったが、
こちらはいるだけでものすごいプレッシャーを感じる滝であった。



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宝石の落ちる滝壺 ~あかがねとよ~
- 2017/10/14(Sat) -
日本一滝が多い町を標榜している岐阜県下呂市の小坂町。
大小200もの滝があり、小坂の滝巡りと称して滝ツアーが開催されるまさに滝の町。

小坂の滝の中でも一番大きな滝は日本百選にも選ばれている根尾の滝だが、
滝までのアプローチが長いダート道ということで途中まで進むも
やはり普通車では厳しく、途中で断念。
ダートに入って1.5kmほどの場所にあるあかがねとよまでは
何とか進んで訪れることにした。

ダート道

巌立峡からダート道を1.5km。
普通車で慎重に進めば、この駐車スペースにたどり着く。
根尾の滝までも頑張れば普通車で進めそうだが、
やはり気を遣うので無理をせずここまで。

階段を降りる

看板の横から谷に降りる道を進む。
少し中に入れば、途端に大自然の中。
湿気に満ちた森の中で緊張感が高まる。

水があふれてくる場所

すぐに水の流れる場所にたどり着く。
断続的に雨が続くこの日、やはり水量は多い。
広い面積に水が流れていて、
なんとも原生的な渓流林の雰囲気。

右へ進む

看板があって、右があかがねとよ
左は隣の谷の唐谷滝
まずは右奥に水がグリーンに光るあかがねとよを目指す。

橋を渡ると正面に

近づくにつれてグリーンにの水が見えてくる。
あかがねとよは雨の少ない時期は滝にならずに枯滝になる時もあるようだが、
この日はたっぷりの水量。

枯れることもあるというが

正面まで近づいてみる。
噂に違わぬ美しい滝壺を持つ滝である。
薄いグリーンの水が波立ちながらどんどん押し流れてくる。
これだけの水量なのに濁りは全くない。
あかがねとよは水が落ちていなくても滝壺の水が枯れることはないという。

あかがねとよ

実際に落ちる滝の水より伏流水がたくさん湧き出ているのかもしれない。

この日はグリーンだったが、日によってはブルーになったり透明になったり
いろいろな色に変わるらしい。
色とりどりの宝石を落としたような魅惑の滝壺。

豊富な水量

あかがねとよという一風変わった名前は、
滝の岩壁が赤金・銅の色に見えることから来るらしい。
滝壺の水が多くてあまり落ち口に近づけないので、
赤金色には見ることはできなかったが、
グリーンの水はいつまでも眺めていたいような魅惑の滝壺だった。


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四つの美瀑 ~横谷峡~
- 2017/10/09(Mon) -
岐阜県下呂市の景勝地、横谷峡四つの滝を訪れた。
下呂市は日本屈指の滝の多い場所だが
その多くは御嶽山周辺に集中しており、
ここ横谷峡はそこから少し離れた御嶽山系からは異なる場所に位置している。

案内板

道路のすぐ横に4つの滝が落ちていて、
手軽に滝を楽しめる場所。
車で近くまで行っても良いし、遊歩道を歩いて散策することもできる。

一番下流側の白滝の駐車場に車を停めて、
まずは最寄りの白滝を目指す。

ヒル注意

道路から川の方へ降りていく坂道に白滝の看板。
そしてその横には一段と目立つ「ヒル注意!!」の看板。
なんと、この整備された観光地にもヒルの魔の手が押し寄せているとは。

この日は昨夜からの雨が少し残るまさにヒル日和。
足元を警戒しながら進む。

白滝の広い滝壺

坂道を降りて進むとすぐに滝が見えてきた。
広い滝壺が特徴的な白滝の姿。
緑の中から白いしぶきをあげながら滝つぼに落ちていく姿は、
本当にきれいな形をしている。

水量増えてる

水量も通常時よりかなり増えているようだ。
前日からの雨のおかげで、水が濁らない程度に増水していて、
滝としてはまさにベストコンディション。

同時にヒルの活動にとってもベストコンディションであるため、
できるだけ草むらに近づかず、舗装路や砂地の上にいるように気を遣う。
やはりヒルを気にしだしたらもうゆっくり撮影するどころではない。

二見滝

白滝の次は二見滝
川沿いの遊歩道を進むこともできるのだが、
遊歩道の上には草が覆いかぶさっている場所もあり、
この条件で進むのはまさにヒルの餌食になりに行くようなもの。
一度道を戻って車道に出て、二見滝の上に出てから
階段で滝壺まで降りることにした。

二見滝は白滝より少し小さいが、同じように大きな滝壺を持った、
こちらも美しい滝。
滝の上に覆いかぶさっている緑は、紅葉の時はさらに美しい色どりを与えてくれることだろう。

林道歩き

二見滝の後はまた車道に戻り、先へ進む。
次の紅葉滝までは少し距離があるので、車を取りに戻ろうかとも思ったが、
引き返すという行動が好きではないので、ここは前進することに。
と言っても、ヒルを回避しての消極的車道歩きだが。

紅葉滝は上から

800メートル歩いて紅葉滝へ下りる階段へ到着。
しかし、ここで問題が。
階段には伸びた雑草が覆いかぶさっていて、
少しやぶ漕ぎ気味に進まなければ滝つぼの前まで降りれそうにない。
こういう草の裏なんかにヒルは待ち構えていて、
人が通った時に服にとりつくのだ。

おいおい、ヒル注意の看板を立てるぐらいだったら、
こういう道の整備を先にやるべきだろ・・・
と心の中で悪態をついてみるが、
お金を払ってみているわけでもないので、それは虫の良い話。

注意しながら進んでるとやはり葉っぱの上に茶色い塊を発見してしまった。
奴だ・・・
突破するか迷ったが、悩んで立ち止まっていると
ヒルが寄ってくる可能性もあるので、
ここは素早く滝の撮影をして引き返すことにした。

一応、紅葉滝もクリア、ということで。

鶏鳴の滝

紅葉滝の次は四つの滝の最後を飾る鶏鳴滝。
黄金姫伝説も残る横谷峡の盟主的な滝だ。
車道をてくてく歩いてきたが、この鶏鳴滝の近くにも駐車場があり、
少し細い道が気にならなければ、二見滝を見た後に車でここまで来ることも可能だ。
鶏鳴滝と紅葉滝の距離も近く、この駐車場を拠点にして
二つの滝を見に行くこともできる。

鶏鳴滝は大トリをつとめるだけあって、
激しさと複雑さを兼ね備えた見ごたえのある滝。
斜めに突き刺さるように滑り落ちる水が滝壺へと突き刺さり、
滝壺からあふれ出した水がさらにもう一段滝となって
下流へと続いている。

跳ねる水しぶき

滝見ポジションはちょうど二つの滝の真ん中部分。
主瀑である正面の滝は、雨で水量が増えている影響かもしれないが、
斜めに突き刺さった水が岸壁にぶつかり、さらに跳ね上がるという
かなり強烈な流れになっている。

その勢いでヒルも洗い流していってくれたらよいのに、と思ったり・・・

横谷峡4つの滝、それぞれ見ごたえがある美瀑揃い。
願わくばヒルの恐怖がなく、ゆっくりと見物させてほしいとこではある。

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稲妻バレイ ~川浦渓谷~
- 2017/09/23(Sat) -
モネの池の次にどこに行こうかと行き着いたのが、ここ川浦渓谷
モネの池から車で北に30分。ここまで来る人は少ない。

川浦渓谷の橋の上から

川浦と書いて「かおれ」と読む。
到着するとすさまじい高さの谷に橋が架かっていて、
そこから見下ろすと怖いくらいの高度感。

反対側

橋の反対側は美しいグリーンの川。
まさに渓谷美といった感じ。

遊歩道を歩く

遊歩道も通っているので、車を停めて少し歩いてみることにする。

切り立った崖の上

遊歩道から川を見下ろすとギザギザに切り立った谷底。
そして美しくもエメラルドグリーンの川。
とてつもなく長い時間をかけて、グリーンの水が谷を削っていったのだろうか。

トンネルがあったり

途中でトンネルがあったりもする。

東屋が見えてきた

トンネルを抜けると東屋が見えてきた。
のんびりするならここでのんびりするのも良いだろう。

稲妻のような谷底

東屋の裏からまた谷をのぞき込むと、
やはり稲妻のような切り立った崖。
谷底の狭い場所に水が流れている。
近くに降りてみたいが、崖が険しすぎて、とてもではないが降りれるような場所はないようだ。

奥に小さな滝

さらに遊歩道を進んでいくと、細い滝がかかっている。
前日にかなり雨が降っていたのにこの水量ということは、
普段はほとんど水が流れていないのかもしれない。
細い流れから白糸の滝とでも名付けられそうだが、
どうも名前はないようである。

滝は渓谷の奥底に

岩肌をつたうように流れていき、最後は谷底の川に流れ込んでいる。
水量がないので滝は水しぶきを上げず、
岩の上に沿って静かに落ちている。
なかなか面白い形だ。

川は合流する

滝の落ちた川は支流で、今立っている橋の下を通り、
本流の川浦渓谷へと流れ込んでいる。

遊歩道は10分程度で回れるお手軽渓谷。
川浦渓谷はお手軽に絶景が楽しめる穴場スポットだった。



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名もなき池 ~モネの池~
- 2017/08/27(Sun) -
SNSを中心としたネットで話題になっているモネの池
ちょうど岐阜県近辺を訪れる機会があったので、
ちょっと寄り道になるが、旅行プランに組み込んでみた。

駐車場はいっぱい

到着したのは朝9時ごろ。
すでに駐車場は満車状態で、ここが人気スポットであることを
改めて実感する。

まだアジサイが

8月というのにアジサイがまだ残っていた。
周りは山に囲まれた場所のため、気温が低いのだろう。

人が集まっている

駐車場から田んぼの中の道を歩いて名もなき池を目指して歩く。
ただの池なのでどこにあるのかなと思っていたが、
たくさんの人が集まっているので、すぐに場所は分かった。
周りは田んぼと山しかない田舎の農村なのに、
かなり違和感のある人の群れ。

すごい人

池の周りは雨が降るにもかかわらず、たくさんの人たちが並んでいる。
ちょうど観光バスも到着したところで、
正面から池を見るベストポジションはほとんど入る隙間もない。
対岸はまだ少し人が流れていて、池をのぞき込めそうだったので
そちらから回ってみることにした。

綺麗な池だけど

少し色づいた水草にカラフルな錦鯉。
透明度もそこそこあるって綺麗だが、モネの池と話題になるほどでは…
といった感じ。池の底も泥で濁ってるように見えるし。
雨が降っているから濁っているのかなと思ったりしたが、
対岸にいる人たちからは綺麗という声が鳴りやまない。

反対側に回ると

人の波にもまれながら反対側に回ると印象はガラッと変わった。
確かにこちらからだと光の当たり方のせいなのか、
水草と錦鯉が良い感じに絵画のように見えてくる。

見えてきた

鯉が集まってくると一段とカラフルになる。
底にたまっている泥?のようなものが、いい感じに水草の根元をぼやかして、
モネの絵画のような油彩画に見えてくるから不思議だ。
まあ、モネの絵をそんなにしっかり見たことはないのだが。

水草が枯れてなければ

なるほど、これはモネの池と話題になるのもわかる。
少し水草が枯れてしまっているが、季節的にもう少し早ければ
一番の見ごろだろうか。



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青い稲妻 〜高樽の滝〜
- 2016/09/11(Sun) -
付知峡の上流に高樽の滝と呼ばれる見事な直瀑がかかっている。
上流といっても車でかなり走らなければならない。
そしてこの道がなかなかの悪路で、
舗装された部分もあちこち穴が空いているし、
ところどころ未舗装のエリアがあるので、普通車では非常に気を使う。
この先に渡合温泉という宿泊施設もあるのだが、
こんな悪路じゃ誰も来ないんじゃないかと心配になってしまうほど。

橋の展望台

距離以上に時間がかかってようやく高樽の滝にたどり着いた。
木製の橋がかかっていてここが展望台になっている。
床板がだいぶ痛んでいたので少々不安ではあるが。
(最近、この橋も崩落の危険があって通行禁止になった噂も…)

どどーんと

橋を渡るとすぐに滝が目に入ってくる。
見事な直瀑。そして下には青い水が流れる付知川。
高樽山から流れて来た川が付知川に滝となって合流している感じだ。

青い川の水

滝壺のかわりに川が淵のように深くなっていて、
深くなればなるほど水の色はブルーに染まる。
付知峡の水も青かったが、その上流はさらに透明度も増しているようだ。
この川を見るだけでも価値があるだろう。

川に下りてみる

橋の先に落ち口の上に出る道があるらしいが、
通行禁止の看板もあったので今回は次の目的地があるので自重。
少しあとで後悔したが…

かわりに橋の横にある階段で下に降りてみることにした。

さらに青かった

階段を降りても河原まで降りられず、崖の途中に展望スペースがある。
そこでは横から高樽の滝を見ることができた。
横から見るとさらに川の水は青く見える。
白い滝の水が青い川に突き刺さって、まるで稲妻のようだ。

実は展望台の下の斜面にロープがかかっていて、
どうもこのロープを伝って河原にも降りれたようだ。
あまり情報を得ずに来ていたので、
降りれそうだけど大丈夫かなぐらいに思っていて、
今回は自重してしまったのだが、こちらもあとで後悔…。

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