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滝のライトアップ ~冬ほたる(琴滝)~
- 2012/12/29(Sat) -
冬のほたる

真冬の川に群がる無数のほたる。

京都府京丹波町琴滝で12月にイルミネーションが催される。
滝のライトアップはよくある話だが、
滝のイルミネーションはあまり聞いたことがない。
冬ほたる」とはよく言ったもので、
川の上に配置されたイルミネーションは、
まさに蛍の輝きのようだ。


光の教会

この琴滝、以前に訪れたときはほとんど人はいなく、
京都縦貫道の丹波ICのすぐ横にありながら、
あまり知られた滝ではない…、と思っていた。
ところが、この日ばかりは多数の人、人…、
駐車場に入るまでに大渋滞。
30分ほど車で待機することになってしまった。

それでも、寒いので人の回転も早いのだろう。
渋滞の長さの割には早くに駐車場に入ることができ、
かつて歩いた琴滝への道を歩く。

まず、出迎えてくれるのはイルミネーションでできた教会。

宇宙

中にも入ることができる。
中に踏み込むと、360度イルミネーションに囲まれて、
宇宙にいるような感覚になる。

光のトンネル

琴滝に向かうにはこの光のトンネルをくぐって進んでいく。
ここは遊園地かと思うぐらいのイルミネーション

滝道

トンネルを抜けると滝見道。
昼間に訪れると、ここは木々に覆われた自然のトンネルだが、
夜の道はファンタジーの世界。

サンタ

道の横にはサンタの置物が。
ちょっとかわいいので写真を撮ってみると、
光に囲まれて幻想的な写真になった。

一面の星星

見上げると斜面一面が光に覆われている。
思いのほか大規模なイルミネーションである。

川面を飛ぶほたる

当然のことながら、ここは滝へと向かう道なので、
横には川も流れている。
イルミネーションに目を奪われて、ほとんどの人は気づいていないが、
確かにライトの下には水が流れている。
その様はまさに小川に群がる蛍の様相。

光の川

そしてその蛍の大群が連なり、
真冬の天の川のように暗闇に浮かび上がっている。

滝

やがて立ちはだかる黒壁が見えてくるはずだが、
見えてきたのは光の壁。

滝イルミ

琴の弦そのままに、光の弦が滝の落ち口から吊り下げられている。
結構な大規模な照明である。

もともとこの滝の上流には小滝池という人工の池があって、
そこで水量を調整されているので、
完全な自然の滝ではない。
それでもこの黒壁は自然の一枚岩なのだが、
このイルミネーションは自然を隠しすぎているような気がする。

自然とイルミネーションの調和というより、
完全な人工の装飾物となっている。

琴滝

ただ、滝壺に揺らめく光の映りこみは美しい。
水面のゆれとともに蛇行する光の弦。


光の滝

せっかくなので、滝の姿も撮っておかなければ。

正面は次から次へとやってくる観光客に占拠されているので、
横に回りこんで撮影。
横の道は暗くてよく見えないので、
普通の観光客はここまで足を運んでいない。

横から滝の流れる姿を撮っておく。

そうこうしているうちに、ここに道があることを気づかれて、、
観光客がやってきてしまった。

あまり占領してても申し訳ないので、そこそこで退散。

いや、それにしても冬の夜の滝は寒い。
駐車場の回転が速いのもわかる気がする。


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瞬間タイムスリップ ~流れ橋~
- 2008/10/29(Wed) -
流れ橋

京都の木津川に架かる木造の橋。
上津屋橋というのが正式名称らしいが、
一般的には流れ橋と呼ばれている。

ワイヤーで繋がる

流れ橋と呼ばれる所以は、
このように橋桁にワイヤーが取り付けられており、
洪水の際にはわざと橋桁が流れていくようにして、
決壊を防ぐ構造をしていることから来る。

このような構造の橋は、昔はたくさんあったと言うことだが、
これだけ長大な橋が今も残っているのはかなり貴重である。

橋は続くよどこまでも

それにしても、いざ渡ってみると長い橋だ。
木津川という一級河川に木造の古めかしい橋が渡してあるのは
なかなかに壮大な風景だ。

青い空に地平線まで続く化のような木の道。
とても気持ちの良い道だ。

この橋は数々の時代劇のロケ地として使用されてきたという。
その通り、周りとはまったく異質な空間が広がっている。

京滋バイパス

橋から下流を見ると、まだ造られて間もない京滋バイパスの
近代的な橋が架かっている。

空と橋

視線を動かし、周りの町並みを見えなくすれば、
そこはまさに時代劇の世界。
江戸時代と変わらぬ風景を目の前にすることができる。
一瞬でタイムスリップできる橋だ。

橋は今も生活道

おじいさんが自転車を押して橋を渡っている。
地元の人が散歩や生活道としてこの橋を渡っていく。

この橋は今も昔も変わらず人々に愛され続けているのだろう。


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空が落ちた池 ~小滝池~
- 2008/10/05(Sun) -
京都府京丹波市にある琴滝を見た帰りに、
さらに上流にある小滝池・大滝池まで散策してみることにした。

さすがに琴滝は数少ない京都の滝としては有名だと言うこともあり、
休日ともなると何人もの人たちが訪れる場所であるが、
その上流の小滝池まで足を伸ばす人は少ない。

天地逆転

車で琴滝から、3分ほど。
トンネルを越えるとこの静かな池が広がっている。
5台ほど停められる駐車スペースがある。
それなりに公園として整備してあるのだろう。
しかし、ここを訪れる人はおらず、
辺りは無の世界の如く静まりかえっている。

周りが山や森に囲まれているからだろうか、
近くに京都縦貫道が通っているのを忘れるほど、
人里離れ、前人未踏の山奥深くに来たような静けさだ。

そして一番驚かされたのが、
風もなく晴天にも恵まれたため、
池の水面が鏡のように、空と木々を映し出している。
水の上を空の雲がゆっくりと移動していく。
まるで、天と地が入れ替わったかのようだ。




いや、実はこの写真。
実際に上下反転させて見たのだがお分かりだろうか。

実際の写真はこちらである。
上下対象

風が全くないためか、驚くほど綺麗に周りの風景を映し出している。
池に浮かぶ水草がなければどちらが本物かわからないぐらいだ。

池に落ちた空

実際、ここの池はあまり水が綺麗ではないのだが、
こうして全体を見てみると、水、空、緑のコントラストが
非常に美しい。
アルプスの観光パンフレットの写真を見ているようだ。
今日のこの日の条件に恵まれたのも確かだろうが、
琴滝の奧にこんな秘境スポットがあるとは。


実はこの池こそが琴滝の水源になっている。
琴滝の水源

この池の水門から少し濁った水が、
ちょろちょろと流れ落ちていく。
琴滝の水量が少ないのも、水があまり綺麗でないのも
ここを見れば一目瞭然なのである。
そして、そう、この池は人工のため池でもあるのだ。


琴滝近くの案内板に寄れば、
この小滝池のさらに奧に、さらに大きな大滝池があるという。
池の右岸に遊歩道らしきものがあり、
何も標識はないがここだろうと思って進んで見る。
池横の道

改めて言うが、この場所にいるのは自分一人だけ。
そして風もない今、辺りはほぼ静寂の世界。
その中をほとんど下調べせぬまま、進んでいくのは結構怖い。
時より、池からぽちゃんという水音が聞こえてきて、
おそらく魚が飛び跳ねたのだろうが、それだけでビクッとなってします。
このドキドキ感。少し怖いが、これこそ秘境探検の醍醐味だろう。

木道発見

池横の山道を進み、ほどなくまた池の畔に降りていくようになる。
下には木道が見えた。
意外に整備されている。

この木道を通ると、池の反対側に出ることができる。

反対側からの景色
木々が水際まで広がっている。
こちらから見ると影になるせいか
ひどく暗い感じの池に見える。

池の奥へと進む木道

池の奧にはさらに森の奧へと続く木道があった。
暗い森の中へと続く道。
いったいどこまで続いているのだろうか。
地図で確認したわけではないので、
戻れなくなったらどうしようと思い、進むのはなかなか勇気がいる。

しばらく進むと、木道は普通の道へとつながっている。
木々に覆われた暗い道。
しかもここまで来るのに蛇を3回も目撃しているから、
相当、人が来ないのだろう。

光の射す方へ

洞窟の出口のように、出口の光が見えてきた。
光の射す方へ、少し足早になりながら進んでいくと・・・

大滝池

森を出たところに広がっていたのは、
先ほどより大きな大滝池だった。

こちらの池はなんだか視界も広がり、明るい感じに思える。
小滝池が陰の池。大滝池が陽の池。
陰は広い空を欲しがるのだろうか。
陽の池には空は落ちていなかった。


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立ち塞がる黒壁 ~琴滝~
- 2008/09/21(Sun) -
京都の丹波に気軽に行ける滝があると聞き、
ゴルフの帰りにふらっと寄ってみることにした。

京都縦貫道丹波インターチェンジから来るまで約5分。
インター入口のすぐ隣の道を入り、
しばらく細い道を案内の看板に従って進んでいくと、
すぐに琴滝への滝見道入口へと辿り着くことができる。

琴滝入口

丹波町が観光地として売り出そうとしているのか、
親切な看板と立派な石碑。
そして整備された散策路。

緑の小径

駐車場に車を停めて滝見道を進む。
緑の小径とも言えるような心地よい道である。
秋が深まれば、この辺りは美しく彩られるだろう。

黒壁現る

5分ほど歩いただろうか。
目の前に立ち塞がるかのように黒壁が現れた。

いつもの滝見なら、まずは水の流れ落ちる音が聞こえ、
木々の間から白い飛沫が見えて、
さらにパッと視界が広がって滝が目の前に現れるのだが・・・
ここはあれ?行き止まり?
と言う感じである。

水量が少ない

それもそのはず、この滝は極端に水量が少ない。
昨日にそこそこの雨が降ったはずなのだが、
それでもこの水量である。

琴滝というのは、この巨大な一枚岩の上を
幾筋もの水が分かれながら滑り落ちていくことから
名付けられたのだろうが、
これではただ一筋しかない、一弦の滝である。

やはり滝はある程度の水量がなければ見応えがない。
しかも滝壺の水は茶色く濁ったような水で、
あまり綺麗ではない。
ただの水たまりのような感じにも見える。
この琴滝は来る時期を選ぶ場所であろう。

水源はどこに

この水はどこから流れてくるのだろう。
水源は緑に包まれた巨大な黒壁の向こう側にある。

実はこの滝、水源を辿ることができるのだ。
そして、この濁った水と水量の少なさの答えも
そこで見つけることができた。

それは次回…!


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巨木達の棲む森 ~片波川源流域~
- 2008/09/06(Sat) -
伝説の平安杉を求めて
伝説の平安杉を求めて…

京都京北町の奥地、片波川源流に巨大杉群生地があるという。
そのさらに奥地に幹廻り15.2mもある平安杉と呼ばれる
ひときわ巨大な杉が棲むという。

その巨人達の森へと足を踏み入れる。


杉の林道

周山街道から京北町中心部付近で東へ車を走らせること約30分。
片波川源流に進む林道に入る。
まさに林道と言えるような杉の林立する道を進んでいく。
この辺りの杉は植林である。
そもそも京都の北部と言えば、有名な北山杉があるように
杉のメッカだ。
綺麗に整備された杉のトンネルを楽しみつつ、
林道はさらに高度を上げ山の上へと続いていく。
ここからはほとんど舗装されていたい悪路。
バーストの心配もしつつ、慎重に車を進ませる。

鹿発見

かなり高度を上げ、視界も開けてきた頃、
道路のすぐ横で食事にいそしむ鹿を発見。
車を停めて社内から撮影しても、なかなか逃げない。
好奇心旺盛にじっとこちらを見つめている。

ここは鹿の食事場だろうか。
足下には新芽が広がる。
帰りにも同じ鹿がやって来ていた。

ここからさらに悪路を進む。
落石が多いので、注意して進もう。
ずいぶんと上に来たなぁ

ずいぶんと上まであがってきたなと思えば、
標高600mあるらしい。
ほとんど山頂付近である。
ここからは徒歩


そして程なく林道は行き止まり。
ここからは徒歩で、巨木の森を目指す。
15分ほど通行止めになっている林道を上っていくと、
観察路入り口が見えてくる。


観察路入口

ここからが本番。
巨木達が棲む森にようやく到着である。
なかなか辿り着くまでがなかなか大変な道程だったなぁ。

鬱蒼とした原生林

観察路とはいえ、森に踏み込んだ瞬間、
原生林の香りに包まれる。
かろうじて道は造られているものの、
左右に広がる森は多種様々な草木が雑多に生い茂る、
人の手が入っていない森である。

杉の木もあればブナの木もある。
そして特徴的なのは、くねくねと曲がって
からみつくような枝や幹が多いことだ。
森全体が蛇の様に見える。

宿杉

まず最初見見えてくる巨木が、この宿杉である。
枯れ死した杉の幹から様々な木々が寄生したかのように
生えている。
その数は6種類になると言うことだ。

今でこそ、この森は人の手の及ばない自然の森であるが、
平安時代から御杣御料(みそまごりょう)として守られてきた森で、
これらの巨木を切り出して御所などの建材として利用していたらしい。
その時に取られた手法が伏条台杉という手法で、
通常より高い2、3mの部分で幹を切り出し放置していると、
そこから新しい枝が伸びて何本もの幹となって育つという。
ただし、育っていくまでは100年以上。
人間の寿命より長い年月をかけて育っていく木を
昔の人は後生のために残していったのだ。

林立する巨人達

この宿杉を過ぎた辺りから、巨木達が群れとなって現れる。
最低限に整備された道に覆いかぶさるように、
または斜面から見下ろすように林立している。

その形は杉とは思えないような異形のもので、
妖怪や化け物のような風貌でここを訪れるもの達を畏怖させる。

奇妙な形のアシウスギ

一本の幹から何本の幹が伸びている杉。
シルエットは地面から突き出た悪魔の爪とも形容できるような
異様な形をしている。
ブナと巨杉の森

美しさと怖さを兼ね備えた森だ。
異様な形をした杉の木に驚かせたかと思えば、
ブナの木の緑と杉の黒いシルエットが織りなすコントラストに
息をのまされる。

このような遊歩道を歩いているうちはとても心地よいのだが、
夏のこの時期は耳の廻りを飛び交う虫の羽音に悩ませられた。
虫除けスプレーもあまり効果がなく、何度追い払っても
すぐにまとわりつかれ、なかなかゆっくり撮影できなかった。
この日は遭遇しなかったが、まむしやヤマビルも多く、
また熊も出没するらしく、夏に訪れる時はしっかり準備して
行けなければならないだろう。


平安杉

そして、この秘境の森の奧にひっそりと佇む、
平安杉が姿を見せた。
周囲は15m。何本もの幹が集まってできた巨木のようだ。

この片波川源流の大杉は、「アシウスギ」という種類のもので、
若木の時に枝が冬の雪の重みで地面に垂れ、
そこからまた成長するため、このような形になるという。。
また、地面に落ちたままの枝は、
そのまま地面に根を張り幹となって成長する。
それらが集まってこの太い幹を形成しているのかもしれない。

ちなみに平安杉の幹周15.2mというのは、
全国4位だとか。
参考までに、屋久島の縄文杉は16.0mで第2位。

見上げれば

見上げると立派な緑の葉をそれに向かって広げている。
この巨木の森の長たる堂々たる大杉だ。


折れた

しかし幹の廻りはあちこちが痛んでおり、
今にも果てようかとする老木に見える。
反対側に回り込むと、大きな枝が根元からはがれ折られた様に
なっていた。
この平安杉ももはや天命を全うしようとしているのか…。

伝説の平安杉を求めて

しばしここで悠久の時の流れを感じて、
平安杉とのひとときの時間を過ごす。

この異形の大杉達は、この後も世代を超えて
森に生きていくのだろうか。
または入り口付近で見た宿杉のように、
様々な植物達に飲み込まれていくのだろうか。

平安時代に後生の世代の為に遺された大樹も
いまや人々の記憶の中からも失われていこうとしている。

傷ついた幹を目に焼き付けて、
この巨木達の棲む森を後にすることにした。



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越畑蕎麦道楽 ~越畑フレンドパークまつばら~
- 2008/08/12(Tue) -
窓の外にはのどかな町並み
窓から見えるのは一面に棚田が広がる日本の田舎景色。

ここは、京都の北西、亀岡の北に位置する越畑
旨い蕎麦が食べられると聞いて、「越畑フレンドパークまつばら」と言う、
田園の中にぽつんとある蕎麦屋さんを訪れてみた。


田園

越畑と言う場所は、京都市や亀岡市から
比較的近い場所にあるのだが、
周りを山に囲まれているため、アクセスも悪く、
車のすれ違いにも苦慮するような
細い山道を越えてこなければならない。
その山々に囲まれた中で、
人々は昔ながらの生活を今もなお続けている。

緩やかな斜面に造られた田んぼの中、
農作業を行う老夫婦。
「ああ、戻ってきたな」
初めて来るこの場所も、なぜか懐かしく感じるから不思議だ。


越畑フレンドパークまつばら

越畑フレンドパークまつばらも、そんな田園風景の中に
ぽつんと立っている。
地元の農家の人が共同で立ち上げたという話だが、
実は亀岡の「拓朗亭」で修行した本格的蕎麦を供する
有名人気店だ。

店の外の駐車場には何台も車が停まり、
店の中は順番待ちの人が行列を作っている。

ゆるやかな棚田

いったん店の外に出て、大きく伸びをする。
目の前に広がるのは山裾まで続く田園風景だ。
「こういうところで暮らすのも悪くないかな…」
仕事で疲れたら一度訪れてみると良い。
日本人はやはり農耕民族だと実感できる。

程なく順番が回ってきて、席に案内された。
元気なおばちゃんが仕切ってるから、
田舎の店にありがちな、ほったらかし感がなくて良い。

壁にはこの店や越畑を紹介している雑誌や新聞記事の切り抜きが
たくさん貼られている。
意外に商魂たくましいのね。
そういえば帰りにスタンプカードも貰った。
1000円につきスタンプ1個。
スタンプ8個でコーヒー。
25個でざるそば。
30個で米2kg。50個で米5kg。
米というのはなかなか魅力的な景品だが、
一見さんの観光客に30スタンプは無理というもの…

ざるそば大盛り

ざるそば大盛りを頼んでみた。
細切りでのどごしの良い蕎麦だ。
つゆに少しつけてずるずると食べると、
どんどん喉を通っていく。
蕎麦の香りと甘味が噛むほどに広がるようなものではないが、
透明感のあるしっかりとした蕎麦である。
有名店になるのも納得である。


この越畑には、もう一つの見所がある。
廻り田池」という灌漑用の貯水池だ。

地図を見ると変な名前が書いてあり、
なんだろうと思って近くまで行ってみると、
これがなかなかの池である。

廻り田池の静かな水面

山の中にある湖というのはいつも神秘的な感じがする。
風が止むと水面の波立ちが消え、鏡のように周りの山や森を
映し込んでくれる。
深く緑色の水はあまりにも静かだが、
その奥底には我々の知らないような巨大な生き物が
棲んでいるかもしれない。
未知なるものへの恐怖のようなものが、
自分を秘境探検という行動を駆り立てているような気がする。
平たく言うと、怖いもの見たさと言うことだが、
恐怖は最大の人間の行動原理であるにちがいない。

日本庭園さながら


池の中央部には松の木が生えた小島が
ぽっかり浮かんでいるように見え、
まるで日本庭園の様である。

朝霧の立ちこめる早朝に来てみたい。
紅葉で真っ赤に染まる秋に来てみたい。

そんな事を思わせる場所である。



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ゲゲゲの池 ~沢ノ池~
- 2008/03/02(Sun) -
京都市右京区。有名な竜安寺の少し北の何もない山中に、
ぽつんと池がある。
地図でここを見つけて、いったい何だろうと思って調べてみると、
どうも江戸時代に造られたため池と言うことらしかった。
この沢ノ池は、ちょうど京都市北部の山歩きルートに位置しているため、
登山愛好家の間では、わりと有名な場所だそうだ。

とりあえず、沢ノ池まで小さな道があることを確認して、
その何もない池を目指して車を走らせた。

悪路注意

この辺りは、有名な北山杉のメッカ。
道路の周りには、立派な北山杉がそびえ立っている。
しかし、メイン道路から外れ、沢ノ池に向かう林道へ入ると、
細く荒れた悪路となってしまう。
調子に乗って飛ばしてしまうと、途中の道路に転がっている石ころに
乗り上げてしまうおそれがあるので要注意である。

しばらく進むと、予期せず菩提滝という優美な滝を見つけることができた。
菩提滝

道路脇に流れる菩提川。それに架かる菩提滝。
道路からはちょうど陰になっており、
注意していないと見落としてしまうかもしれない。

京都にはあまり大きな滝はない。
府の北の方へ行けば、金引の滝今福の滝があるが、
こと京都市内で言うと皆無に近いだろう。
この菩提滝は京都市内にある貴重な滝。
しかも周りを緑と岩に囲まれて、水が白く一筋の光となって流れ落ちる様は、
京都らしい侘びと寂びを兼ね備えて滝である。

この予定外の発見を楽しんだ後、本来の目的である沢ノ池に向かう。
道は相変わらずの悪路。
前からすれ違う車が来ないだけ助かる。
この冬の寒い日に、何もない池に訪れる物好きはそうもいないのだろう。

やがて舗装路はとぎれ、ダートになった辺りで
ようやく沢ノ池
地図で見るよりかなり大変な道程だった。

車を降りて池の方へ歩いていくと、
そこには想像以上の素晴らしい綺麗な風景が広がっていた。
グリーンの湖面

木々の間から見える水は、エメラルドグリーン。
いったいどうしてこんな色になるのだろうか。

湖岸まで出てみる。
沢ノ池到着

緑色に濁っているかとおもえば、意外にも透明度は高い。
水底の砂が綺麗に見える。
しかし、水の中に魚はおろか水草も見ることができない。
生命の存在も感じられないほどの静寂の世界があった。

映画のワンシーン

岸には美しい砂浜が続いている。
この風景、見覚えのある人もいるのではないだろうか。
この沢ノ池の砂浜は、よく映画やドラマの撮影に使われそうだ。
京都ならではの時代劇のワンシーンで使われるらしい。
時代劇の静かな決闘シーン、
サスペンスものの犯人の告白…
そんなシーンが似合いそうだ。
そして、実は実写版「ゲゲゲの鬼太郎」の鬼太郎ハウスは
ここに造られたのだ。
たしかに民家はおろか人工物すらないこの沢ノ池の周辺は、
日が落ちて月明かりだけの世界になると
妖怪でも出てきそうな、人外の雰囲気がある。
青い空碧い水

青い空、碧い水。
ただそれしかない。

水面はひたすらに静かで、時折吹く陰に揺れるだけである。
誰もいない砂浜を歩いても、
ざくっざくっ…と自分の足音しか聞こえない。
耳が痛くなるような静寂の世界である。

京都市街地のすぐ近くにありながら、
この何も無い秘境の地「沢ノ池」
これから先も何も無い場所であって欲しい。


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360度パノラマ ~五老岳~
- 2007/10/28(Sun) -
以前からずっと気になっていた場所である。
舞鶴湾を一望できる五老岳山頂からの眺望は、
標高300mながら近畿百景の第1位に選ばれた場所である。
この場所からは、秋の朝方には素晴らしい雲海が見られると言うが、
今回は残念ながら早朝には行くことができず、
日が傾き始めた夕刻近くに訪れた。

この五老岳の山頂は、五老ヶ岳公園として整備されており、
車で何の苦もなく山頂にたどり着くことができる。
あまりにも簡単にたどり着くことができるので、
少々味気ないが、駐車場で車から降りるとすぐ、
おぉ~、という素晴らしい眺望が視界に飛び込んでくる。
舞鶴湾

目の前に広がるのは舞鶴湾。
複雑に入り組んだリアス式海岸の景色を一望できる。
眺望

また、別の方角に目をやれば、
丹後富士の異名を持つ建部山のシルエットが浮かび上がる。
そしてその向こうに広がる丹後半島の山々。
近畿百景第1位に選ばれるのも納得の風景である。

さらに、この五老ヶ岳公園に、
五老スカイタワーという展望台がある。
有料ではあるが、エレベーターでさらに50m上へ登れば、
さらに広がる360度パノラマができる。
自衛隊軍港、舞鶴市街の町並み。
もし、舞鶴という都市を攻略しようと考えると、
まずこの五老ヶ岳を押さえてしまうのが一番と考えたりしてしまった。

五老スカイタワー

これは五老スカイタワーから五老ヶ岳公園を見下ろした写真で、
このように山頂に沿って遊歩道が整備されている。
この遊歩道までは、あまり人も行かないので、
自然の遊歩道を堪能したいのなら、ゆっくり歩いてみるのも良いだろう。
木々のトンネル

小鳥のさえずりと心地よい風、木々の間から見える絶景の眺望が
癒しを与えてくれる。

一通り歩いて帰る頃には、
だいぶ日も落ちてきて、あたりも暗くなってきていた。
暮れゆく

すでにシルエットとなった360度パノラマに
鳥の群れが空を横切って行く。
そんな一日の終わりでした。




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絶壁の滑り台 ~今福の滝~
- 2007/10/14(Sun) -
前回の金引の滝に続いて今回も滝の紹介。
金引の滝とも距離が近いので行かれる方はセットでいかがでしょう。
ただし、こちらは前回ほど楽ではありません。
駐車場

北近畿タンゴ鉄道喜多駅の横のを通る道をずっと登っていく。
左右には畑や田んぼが広がり、道はどんどん細くなり、
舗装路はなくなり、ほとんど農道状態に。
さらに林の中に入って行き、車の底をこすりそうなくらいの悪路となり、
間違ってないだろうかと不安になった頃に、
上の写真の2台スペースしかない駐車場にたどり着く。

ここからは山道を歩いていくことができるが、
登山口にはご丁寧に杖代わりの棒がいくつも立てかけてあった。
できれば借りていくことをお勧めする。
この先は人がほとんど通らないためか、蜘蛛の巣がたくさんあり、
それを払うのに重宝する。
緑の映える道

登り出すとすぐに別世界。
光と陰のコントラストが美しい。
人がほとんど訪れないのか、道の上にも苔がびっしりで、
それがまた秘境探検しているような雰囲気を醸し出している。
分かれ道

やがて、分岐路にさしかかる。
滝の見える展望台は左。右は滝神社だそうだ。
滝神社の方は、古びた鳥居と祠のようなものがあるだけで、
誰もいない寂しい場所だった。

その後、山道を登ること5分程度で視界が広がり、
滝の全景が見える展望台へたどり着いた。
今福の滝全景

今までまったく滝があるような雰囲気ではなかったので、
この滝の出現には少々驚かされた。
意外さもあって、結構感動する眺めである。
岩肌を流れ落ちる滝は爽快な気分にさせてくれる。
少々古びて汚いが、近くにベンチがあるので、
ここで弁当を広げても良さそうだった。

この今福の滝の良いところは、
この滝の上まで行けることであろう。
さらに続く登山道を5分くらい登れば、
遠望していた滝の上流に出ることができる。

ここから谷底へ

この先に先程の滝がある絶壁になっている。
二の滝

足下を流れる水が一気に斜面を滑り落ちていく。
少し足がすくむが、ここに立ってみる景色はまさに絶景。
自然が作り出した絶壁の滑り台だ。
しばらく時を忘れて佇んでしまう。
岩場に腰をかけて、ずっと座っていたい気にさせられる。

この今福滝は、段暴といって一の滝から三の滝までの
3つの滝が連なってできている。
今見ている場所が二の滝。これがメイン。
一の滝

そしてこれが一の滝。
これはこれですばらしい滝である。
二の滝の滝上のすぐ後ろがこの滝。

三の滝はずっと下まで戻らないといけない。
帰り道の途中にある分岐を進むと三の滝への道がある。
滝の下

この三の滝への道の入り口が先ほどの滝神社にあたる。
谷川の横の道をたどっていくとすぐに三の滝が見えてくる。
三の滝

途中、大きな岩をよじ登らなければならず、
行きは進めても帰りは戻れそうになかったので、
滝下まで行くのは断念した。

川の水も綺麗な水だったが、
よく見ると川底の砂にたくさんの小魚がいた。
何という魚なんだろう。
小石を投げてみると、エサかと思ったのか、
一斉に20匹ほどの魚が寄ってくる。
その様子はピラニアのようで、ちょっと気持ち悪かった。

今福の滝は落差が約78m。
前回紹介したの金引の滝を凌いで、京都府下でもっとも大きな滝である。
日本の滝100選には選ばれていないが、
それに十分匹敵する以上の滝である。
滝にたどり着く道程もあまり人の手が入っておらず、
ちょっとした冒険が楽しみたければ、この今福の滝をお勧めする。
滝の上から下までをすべて堪能できるのも
この滝の醍醐味ではないだろうか。

この日、訪れた時も行き帰りとも誰一人出会わず、
それがまた秘境の滝という感じであった。



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京都唯一の百選の滝 ~金引の滝~
- 2007/10/08(Mon) -
このブログを書き始めて4ヶ月。
ちょっとずつですが、見に来てくれる人も
増えて来ているような感じです。
見てくれる人がいると思うと、書いている甲斐があるってもんです。

今回、紹介するのは、京都の宮津市にある金引の滝。
京都で唯一の日本百選の滝である。

場所は宮津天橋立ICを下りて10分ほど。
住宅街のすぐ近くにあるため、逆にわかりにくい場所にあるが、
道さえ間違わなければ簡単にたどり着く事ができる。
秘境探検と言うには、ちょっと物足りない気もしますが…。
金引の滝入口

滝の入り口はこのように整備されている。
この横には3台ほど停められそうな駐車場もあり、
すぐ前の道路の先にも何台か停められそうなスペースがある。

金引の滝までは舗装された遊歩道が続いており、
簡単にたどり着くことができる。
日本百選に選ばれると、こうして観光地化されるから
お手軽に訪れることができるので便利でよいのだが、
目的地にたどり着くまでの過程を楽しむ事はできないのが少し残念。


手前の滝

遊歩道の脇にはこのような小さな滝がある。
これは白龍の滝と言うらしい。
ほかに臥龍の滝と呼ばれる小さな滝がある。

龍と名がつく滝は多い。
流れ落ちる水が龍を想像させるからだろうが、
もっと大きな滝にだけつけてもらいたい気もする。

5分ぐらい歩くと、水の音がひときわ大きくなってきた。
そして木々の間から、滝の姿が見えてくる。
現る

現れた金引の滝は、大きな黒い岩肌をいくつもの筋になって
滑り落ちていく雄大かつ繊細な滝。
幅は約20m、高さは約40mと言うことらしいが、
この数字はちょっと大げさかもしれない。
幾筋

せり出している大岩はなかなか迫力がある。
そして、この滝の良いところは、
滝壺の近くまで行けることである。
滝壺はない

滝壺と言っても、下はただの砂地で
滝壺をイメージさせる深い淵はない。
水の量も幾筋にも分かれており、水しぶきも少ないため
かなり近くまで接近することができるのだ。

何というか、この滝は京都らしい優雅さを持っている気がした。
柳のように流れ落ちる幾筋もの水。
周りは木々に囲まれて、外の世界とはかけ離れた静けさがある。
滝によってあたりの温度は下げられ、
それが京都の奥座敷、鞍馬や貴船などの避暑地と重なる。
水の柱

滝の正面に一本の木があり、写真を撮るのに非常に邪魔になった。
しかし、この木にスポットを立てて撮影してみると、
幾筋もの滝が水の柱に見えるような気がした。

霧の立ちこめる早朝などに訪れれば、
幽玄で幻想的な場所になるだろう。



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