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天然の城塞 〜船上山・千丈滝〜
- 2016/07/19(Tue) -
船上山と千丈滝

鳥取県琴浦町の船上山は大山、三徳山と並んで伯耆の山岳霊場の一つに数えられ、
古来より信仰の対象になっている山である。
また、かつて後醍醐天皇が隠岐に流された後、
本土に戻って幕府軍と戦ったのがこの地で、
何かと歴史に登場する山なのである。
山頂付近は屏風岩と言われる100mほどの断崖絶壁で、
後醍醐天皇の時代には山頂に行宮も建てられていた。
自然の城壁に支えられたまさに天然の要塞ともいうべき場所だろうか。

2つの滝

その船上山の断崖絶壁に2本の滝が落ちている。
水量が少ないので分かりにくいが、
巨大な2本の滝は遠目からもそのすさまじい落差を視認できる。
千丈滝の雄滝、雌滝の2つ。
麓まで道路が続いているので、結構簡単にたどり着けるのではと思ってしまう。

滝上り口

麓の道路の駐車場に車を停めて、滝のぼり登山口へ向かう。
もう少し進むと船上山の登山口もあるのだが、
今回の目的は千丈滝の方なのでこちらのルートを選んだ。
これがのちのち裏目に出ることになる。

いきなり渡渉ポイント

しばらくは草原のような見晴らしの良いルートだが、
森に入るといきなり難所にたどり着く。
川にいたが並べているだけの渡渉ポイント。
川は浅いとはいえ、長靴がないと厳しいだろう。
板も不安定で足を乗せるとグラグラと揺れる。
それでも注意して渡りきるものの、ここから道を一瞬見失う。

あれ、道は?

あれ、道は…?
川を渡って瞬間、そこは自然の支配する場所。
まだ道路から100mも進んでいないのにこの状態だとは。

急斜面

あたりを見渡して目印のテープを発見するも、道は道でもけもの道レベル。
少々不安だが、滝は目の前だし、ここは突破しなければ。
写真ではさほどの斜面には見えないだろうが、
階段も何も付いていない斜面が続くのはかなりキツイ。
このルートはどうも観光ルートではないようだ。

地獄の尾根登り

踏み跡レベルの急斜面を登りきると尾根に出た。
本当、道のない山はこれほど進むのに苦労するものなのか…。
尾根に出ても道という感じはしない。
木の幹に虫除けのビニールを巻いているので、
人の手が入っていることが確認できるが、
それさえもなければ、ここが道だと認識することはできなかっただろう。
とりあえずビニールの木を目印に尾根道を進んで行くが、ここも急斜面。
もともとすぐにたどり着く気満々で来たものだから、
この急斜面の直登は骨が折れるし、心も折れそうになる。

岩がごろごろ

尾根道を登りきると下から見えた断崖の真下あたりに突き当たる。
歩いてきた方向は滝を正面から見て左側に逸れて行ったので、
突き当たりを右に進めば滝方向だろう。
ここも道らしいものはないのだが、ときおり見えるテープを頼りに、
今度は崖の下の道を横に進む。
ルートは石がゴロゴロと転がった上を歩いていく感じで、
これが崖の上から落ちてきたものだと考えると、
頭上から今にも落石がないか君が悪くなってくる。
ただ、今までの急斜面直登に比べれば、
アップダウンは少ないのでまだ体力的には楽ではある。
体力と精神力の両方が必要になるところは、さすが霊場というべきか。

到着

入山から40分ぐらいかかっただろうか、
やっと千丈滝の雄滝の姿が見えてきた。
水力に切り立った崖から落ちる滝にはちょっと感動。
2つ並んだ滝は長野県の米子大瀑布とよく似ているが、
こうして近くに来て見ても、米子大瀑布の不動滝とそっくりである。

絶景

近づいてみると水量はそれほど多くはないものの、迫力は十分。
遠望で見たときは水量が少なくてちょっとしょぼいなぁとい感じだったが、
目の前に立ってみると空中で粒状になった水が
地面に激しく叩きつけられているのがよく分かる。

中国一

何しろこの大絶壁から落ちる滝が圧巻である。
中国地方一と言っても過言ではないかもしれない。
全部回ったわけではないが…

千丈滝の雄滝の落差は109m。
おお、米子大瀑布より落差があるではないか。
上の方は斜瀑になっているから下からは見えず、
見えているのは全体の半分ぐらいだろう。

大絶壁

滝下の素晴らしい場所にずっと居座っていたいのだが、
やはり断崖絶壁の直下というのは落石が多くて気持ちが悪い。
確かに滝下は大小様々な石がゴロゴロと転がっていて、
これらはおそらく上から降ってきたと思われる。
小さな石でも100mの頭上から降ってくれば、殺人凶器になること間違いない。

まだまだ悪路は続く

雄滝の下を抜け川を渡って崖伝いに進む。
急斜面を横にトラバースしているような感じだ。
しばらく同じように悪路が続くが、
雌滝に到着するまではさほど時間はかからなかった。

今度は雌滝

木々の隙間から現れた雌滝は、雄滝と打って変わって、
幅広く広がりながら黒い岩肌をつたって落ちてくる優しい感じの滝。
雌滝という名前の通り、女性的な雰囲気がある。

これも素晴らしい

いや、これも素晴らしい。
雄滝のような迫力はないが、岩の上に飛沫を飛ばしながら落ちていく水の流れが
白く輝いて美しい。
あたりが木々に囲まれて暗いせいか、その美しさが際立ってくる。

空

滝に明るさを合わせると空が白く飛んでしまうので、
少し暗めに撮影してみると、
空に開いた穴から滝が落ちてくるような感じに見えてくる。

岩盤全体に広がる

こちらの雌滝の落差は90m。これもまた滝下からは
全体の半分ぐらいしか見えていないのだろう。
苦労してここまで諦めずに来て良かった。
ここまで誰一人として出会うことはなかったが、
こんな素晴らしい滝を近くで見ないなんて本当にもったいないと思う。

屏風岩の下を通る

雌滝を抜けてさらに進むと、すぐに大きく視界が開けた。
おそらく遠望で見えていた屏風岩の真下に来たのだろう。
この辺りは木が無く、草だけの斜めの道。
道も斜めに傾いていて、転びでもしようものなら
100mぐらい下まで転がり落ちてしまうだろう。
眼下には船上ダムと先ほど停めた自分の車も小さく見えている。

振り返れば2本の滝

振り返れば先ほどの2本の滝。
少し離れると途端に迫力がなくなるのは水量がないゆえか。

千丈のぞきまで行く元気なく

しばらく進むと正面登山口の分岐に着いた。
ここから上に登っていけば屏風岩の頂上に出る。
そこには千丈のぞきと呼ばれる飛び出した崖の先から
千丈滝を遠望する恐怖の高所スポットがあるのだが、
船上山の切り立った城塞を直登するルートなので、かなりの急勾配。
朝に大山滝に寄り、船上山では予定外の急勾配で元気が無く、
千丈のぞきは諦めてまっすぐ進むことにした。

日本海まで見渡せる眺望どこまで・・・

そろそろ疲れてきたので山を降りたいのだが、
進めど進めど降りるルートは無く、見えていた自分の車も
かなり後ろの方になってしまった。
そんな自分の思いとは逆に、
日本海まで一望できる眺望はますます晴れ渡ってくる。

屏風岩の直下

この際、斜面を無理やり降りてしまおうか…
下に道路が見えているのでそんな気持ちにもなってしまう。
でも地図を見るとそろそろ降りるルートがあるはずなのだが。

急斜面直降

降りるルート発見!
え、でもこの斜面をまっすぐ降りるの!?
急斜面をほぼまっすぐ道らしきものがついている。
このまま斜面を横に進んでも別のところに降りれるようだが、
日も少し傾いてきたので早く帰りたい。
ちゃんと下まで道が続いてるんだろうな…と思いながら
斜面を下に降りることにした。

道は草がない分、砂利道という感じで、
降りると下がボロボロと崩れるのでスムーズに降りれない。
う〜、またルート選択を誤ったかも。
とりあえず時間をかけながらゆっくり降りていき、
なんとか下の道路にたどり着くことができた。

2時間半

船上山、なかなか攻略の難しい要塞だった。
ルートも目的地も見えているだけに油断をしてしまったのが、
苦労した要因だろう。
1時間もあれば往復できるだろうとタカをくくっていたのが、
実際は戻ってくるまで2時間半。
まあ、苦労した分だけ良いものを見れた感動は大きいということで、
これはこれで良しとしよう。

実はメインルートは先ほど降りた道に行かずに、
ひたすら斜面を横に進んだところにあったようだ。
そこには登山口の駐車場もあり、道も一番整備されている。
滝までもそこからなら高低差も少なくひたすら斜面を横に進めば
到着するという次第です。

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神域の終焉 ~大山滝~
- 2016/06/26(Sun) -
鳥取県にずっと行ってみたいと思っていた滝がある。
大山の登山道の途中にある大山滝
綺麗な直瀑の2段滝でどのサイトを見ても名瀑と名高い。
しかし、その2段滝が2011年の台風で1段になってしまったとか。
もともと大山は崩落が多い山。
完全になくなってしまう前に行かねばならないと、前々から思っていた滝だ。

季節はずれの桜道

大山滝のスタートは一向平のキャンプ場。
大山登山の拠点でもあり、駐車場も広いスペースがある。
途中牛舎の並ぶ1本道を通って駐車場にたどり着くが、
そこから大山登山道に通じる道もまた1本道。
標高が高いせいで、4月の下旬でも桜がたくさん残っている。

木漏れ日
ほどなくアスファルトの道は土の道へと変わる。
回りは新緑に囲まれて気持ちの良い登山道だ。
谷の下から聞こえてくる渓流のせせらぎを聞きながら、
快適な登山道を歩いていく。

急階段

一向平から15分くらい歩くと急階段が現れた。
一人しか歩けない細い階段で、下から人がやってくると
どこかで止まって待っていなければならない。
まあ、結構な急階段なので、途中で休憩するつもりで止まっているのも良いかもしれない。

緑の中の大山滝吊橋

階段を5分ぐらい下り続けると、今度は立派な吊橋が現れる。
大山つり橋で昨年はほとんど補修工事で通行止めになっていたが、
今年からは通れるようになっている。
ずっと川は見えないぐらい高い場所を歩いていたが、
階段で一気に川が見える場所まで降りてきたようだ。

結構高い

それでも川面まではまだ30mぐらいあって、
吊橋から見下ろすとかなりの高度がある。
立派なつり橋だが、歩くと少し揺れるし、
木々の間からのぞく川の流れを覗き込むのはなかなか怖い。

ただ、目立つのは川の両側の崖が、
コンクリートによって固められていることだ。
岩盤が弱いのだろう、放置すれば崖は崩れてきて、
その上に設置されている登山道は一瞬にして崩落する。
しかも土砂が川を塞ぐと下流で土石流を起こす可能性もある。
川によって抉られたダイナミックな峡谷は
そんな脆く削られやすい岩でできた紙一重の景観なのかもしれない。

中間点

ここで大山滝までの中間点。
滝まで約30分と言われているが、写真を撮りつつということもあるが、
ここまで一向平から30分近くかかってしまった。

谷から水が流れ込む

だんだん森の奥深くに入り込んだ景色になってくる。
山の谷筋からは川が小さな滝になって流れ込んできて、
大山が水の豊富な山と言うことを感じさせてくれる。

渓流沿いの木々

山から流れ出してくる渓流沿いには巨大な木々。
渓流の豊富な水が巨木を育ててくれているのだろうか。
何百年も山をはぐくんでくれてきた水なんだろう。

渓流を渡り

その渓流を渡るポイントもある。
水が多すぎると難儀しそうな場所だが、
これぐらいなら登山靴で進入しても水が靴に入ってくることは無いレベル。

古木

渓流を越えるとまた古木。
そろそろ寿命をまっとうしそうな古木だが、
この森のヌシのような存在感がある木である。

崩落は進む

古木を越えてしばらく歩くと、大山滝の案内板のある場所まで辿りついた。
大山滝が昭和9年のむろと台風で3段から2段になったことが書いてあるが、
それが1段になってしまったと書き換えられる日も遠くは無いはず。
悠久の時の流れを持つ自然界で、100年以内で3段から1段になるというのは、
ものすごいスピードで崩落が進んでいるということだろう。

2段から1段へ

看板から大山滝と大山登山道への分岐があり、
大山滝へと進むとすぐに展望台がある。
そこから見下ろすと、緑に囲まれた空間に
見事な直瀑の姿を見ることができた。
かろうじて二段の滝だが、下の段はほとんど落差がない。
色んな写真で見た大山滝は、下の段も上段と同じぐらいの落差があったはず。
下の段の滝壺が土砂で埋まってしまったのだろう。

ほぼ一段になって魅力が半減したという人も多いが、
これでも充分見事な滝。
もし二段の滝が残っていたらどれだけ見事なんだろう。

降りるのは一苦労

展望台から急斜面を降りれば、滝下まで行くことができる。
これが今までのような整備された道ではなく、かなり険しい道のり。
足下は土が濡れていて滑りやすく、最後の急斜面は頼りない鎖を支えに
降りていく必要がある。

崩落は続く

下まで降りると、そこは三方を絶壁に囲まれた圧巻の空間。
三方のうち一方は川が流れていく谷になっているが、
その方向の崖に大きく崩れた痕跡が見て取れる。
これらの土砂が滝壺を埋めてしまったのだろうか。
今この場所が、埋め尽くした土砂の上ということか。

ひび割れが目立つ絶壁

閉じられた側の絶壁も、よく見ると大きなひび割れができていて、
場所によっては水が染み出していたりする。
土砂崩れの前兆のような不気味に怖い絶壁。
やはりここはいつ崩れてもおかしくない、危険な場所なのかもしれない。

接近

目の前には大山滝が大迫力で水飛沫を上げながら落ちている。
下の段も落差は少なくなってしまっているものの、
上段の滝つぼに集まった水を一気に吐き出していて、これも見ごたえ充分。
そして、近づくことを許さない奥の空間に落ちる白い水柱。
近くで見ると何とも神秘的な光景である。

人が訪れる

ふと振り返ると、別の人達が先ほどの絶壁を鎖を掴みながら降りてきた。
あらためて見てみると、なかなか危険な急斜面。

光が射しこんで

人が近づいてくるとゆっくり撮影できないなと思っていたら、
ちょうど曇り空に日差しが戻って、滝に光が射し込む。
奥の滝は閉鎖された空間なので、舞い上がった水飛沫が充満している。
そこに太陽の光があたり、水飛沫がキラキラと輝いている。
ああ、これこそがこの滝の本当の魅力。
傷ついてもなお輝きを失わない、山陰一の名瀑。

神秘的

ほんとに奥には神様がいるような神々しさ。
射しこみ光が後光のように見える。
後ろの滝は下段の滝壺が埋まってしまったことが幸いして、
以前より寄り近くで見ることができるようになった。
次の集中豪雨で下段の滝壺がさらに埋まれば、
神様のいる領域にも入ることができるかも知れない。

美しい流れ

土砂の流入しやすい川にもかかわらず、
水の透明度は高く美しい。
水の通しやすい岩質が逆にろ過装置となって水をきれいにしているのだろうか。
大山滝の直下のこの場所は、周りを今にも崩れそうな絶壁に囲まれて
不気味な恐怖感もあるのだが、ずっとこの場所に居続けたいような
美しくも恐ろしい魅力にあふれている。

いつまで残るか

ともあれ、後ろに人も来ていると言うことで、
滝見の特等席は後続の方々に譲り、先ほどの鎖を使って上に戻ることにした。

いずれすべてが崩壊して、この滝はなくなってしまうのかもしれない。
最後の見納めて押して、展望台からもう一度振り返って、
神様の棲む場所を目に焼き付けておいた。


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森のささやき ~雨滝~
- 2016/05/08(Sun) -
苔生す

森のささやきが聞こえるとはこのことだろうか。

日本の滝百選の一つ、鳥取県の雨滝
鳥取道の川原ICから車を走らせること20~30分。
雨滝の駐車場に到着した。

滝へ通じる階段を降りると、そこは別世界。
周囲を緑に囲まれた空間に三方から清流が流れ込んでくる。

まず目に入ったのがこの苔むした岩間に流れる川。
階段を降りてすぐ右手に見えてくる。

染み出る湧き水の滝

左手に見えるのは布引の滝。
こちらは岩の隙間から湧きだしてくる水がそのまま滝になったもの。
周辺の環境からか、なんだか自然のパワーが集まってくる場所に思えてくる。

カツラと雨滝

正面奥にはには雨滝が見える。
なんとも簡単にたどり着きすぎて拍子抜けだが、
駐車場からすぐの場所にあるにしては、秘境感にあふれている。
手前には大きなカツラの木。
カツラは綺麗な水がある場所にしか育たない木だという。
まさしくここはそんな場所。

正面から

雨滝はまっすぐどーんと落ちる、まさに滝といった感じの滝。
豪快に落ちて水しぶきを上げる。
水しぶきが水蒸気となって周囲の空間に漂うため、
あたりは少しひんやりとしている。

水量充分

V字型の滝口から水が飛び出し、一瞬にして川の水は砕け散る。
砕けた水がそのまま落下して滝つぼに落ちる。
砕けた水が変化していく様子を目で追っていくのも面白い。

不動明王

かつてここは修験の場所であったという。
不動明王の石像が滝前に鎮座していた。
たしかに冷気ならぬ霊気を感じる場所ではある。
滝の音、水のせせらぎ、そんな自然の声を聞いていると心が落ち着いたり、
集中力が高まったりするような気がする。

雨滝

雨滝は落差40メートル。
大きさだけで言えば、鳥取県だけでももっと多くの滝が存在する。
ただ、この空間の雰囲気も含めて言えば、
間違いなく日本百選レベルの滝だと思う。


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V字谷のY字滝 〜千丈滝(鳥取市)〜
- 2016/05/03(Tue) -
中国山地は割となだらかな地形が多いのだが、
鳥取の大山と兵庫県の氷ノ山の周辺は豊富な川の水に大地が削られ
深い谷が形成されている場所も多い。
今回訪れた三滝渓は大山と氷ノ山の中間地点とも言える場所で
地形的にはどちらにも属さない場所なのだが、
果たしてどんな場所なんだろう。

ロッジ 

三滝渓の入り口はこのロッジから。
バンガローなども併設しているが、どうも営業してなさそう。
週末なのに無人とはあまり流行ってないのだろうか。

看板 

三滝渓の案内板がある。
今回の目的地の千丈滝は、歩いて30分ぐらいのハイキングコース。
施設の寂れ具合から少々不安だが、整備された遊歩道とのこと。
ちなみに三滝渓の由来は3つの滝があるからなのだが、
千丈滝以外の2つの夫婦滝、虹ヶ滝はここより下流にあるようだ。
あまり大きな滝ではなさそうなので、今回はスルーした。

遠くに見える 

しばらく遊歩道を進む。
心配するほど荒れていないので一安心。
少し見晴らしの良い場所で遠くに千丈滝の滝影が見えた。
かなり視界の上の方にあるので、物凄い高度感がある。

長い階段 

遠望で見えた赤い吊り橋まで行くことになるので、
とうぜんここからは厳しい登り階段。
滝は再び木々に隠れて見えなくなり、
いつ着くのかわからなくなるほどの階段地獄。

見えてきた 

階段を登ること20分。
息も切れてきた頃に千丈滝に到着した。
赤い橋の向こうに見える滝は想像以上の大滝だ。

吊橋のバックに 

深い谷底に白い飛沫をあげながら滝が落ちている。
なかなか中国地方では見ることの少ないスケールの大きい滝だ。

二つの滝 

吊り橋の上が滝見の展望台。
千丈滝の落差は約80m。
1丈は3mなので千丈は言い過ぎではあるが、
かさ上げして落差を表記する滝が多い中で、
この滝の80mはほとんど実表記と呼べるだろう。

別の滝 

実はこの滝、2段の滝のように見えるのだが、
上に見える滝はまったく別の流れで、横見の滝というらしい。
千丈滝の本流は画面右上から流れていて、
横見滝の流れと合流しながら千丈滝として落ちているらしい。
滝の途中で2つの川が合流するY字型の珍しい滝なのだ。

滝壺 

そのY字型の滝がV字型の谷への落ちていく。
岩肌を伝うような滝なので滝壺はさほど深くはなさそうだが、
深いグリーンの水が見えるので、それなりに深くなっているのだろう。
あの滝壺から見上げてみたいところだが、
切り立った崖になっているため、下に降りる術はなさそうだ。
本格的な滝屋なら、下流から遡ってくるのだろうか。

割と高い 

目の前の大瀑布に気を取られてあまり気づいていなかったが、
この吊り橋の高さもなかなかのもの。
谷底を見下ろしてみるとなかなか怖い。
しっかりとした吊り橋なので、そこまで大きく揺れることはないのだが、
それでも人が通ったりするとゆらゆらと揺れたりする。

通行止め 

吊り橋の先は通行止め。
もう何年も復旧していないらしく、
この様子だとあまり復旧させる気もなさそうだ。
この奥には先ほどの横見滝や千丈滝の上流に通じている。
そこにはまた別の大滝も落ちているとのことで、
なかなか見ごたえの多い谷なのだが、
残念ながら滝見ツアーはここまで。

大絶壁 

目の前に立ちふさがる大絶壁を道なしで突破できるわけでもなく、
名残惜しく何度も振り返りながら、千丈滝を後にした。

中国地方では貴重なダイナミックな谷。
もっと有名になっても良いのに…。
そしたら通行止めの道も復旧に乗り出すのかもしれない。




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美しき水柱 ~大鹿の滝~
- 2014/12/23(Tue) -
鳥取県若桜町の大鹿の滝。
これは数年前に友人から噂を聞いて気になっていた滝なのだが、
扇ノ山の西側に位置しており、関西からのアクセスが悪いので、
なかなか行くことができなかった。

高原

鳥取県若桜町は鳥取東部の山に囲まれた町なのだが、
大鹿の滝のある諸鹿渓谷へ行くにはその山深くに入り込まねばならない。
細見川沿いの道をどんどん高度を上げながら進んでいくと、
なんと広い高原のような場所に着いてしまった。
広留野高原という場所らしく、わりと整備された高原のようなのだが、
人の姿は消えてしまったように見ることができない。
結構素敵な場所のように感じるが、過疎高齢化に悩む自治体だけに、
なんとか活用できそうな気もするが・・・

入口の駐車場

大鹿の滝への入口はこの高原にある。
そこそこ広めの駐車場から、大鹿の滝のある諸鹿渓谷へ進む道は続いている。
入口に古びた案内板があるので、そこそこ整備はされているのだろう。
それにしても高原から渓谷があるなんて、ここからは想像もできない。

斜面を九十九折

林の中へ続く道へ踏み込むと、すぐに急な斜面になる。
その急な斜面を九十九折に道は続いており、
そこをひたすら降りていく事になる。
やはりと言うべきか、渓谷は高原からかなり下にあるようで、
先の見えない延々と続く下りに閉口する。

獣道みたいに

この道がなかなか厄介で、最初は綺麗に整備されていたのだが、
訪れる人も少ないのだろう。
周りの草が道に覆いかぶさってきて、時に道が見えなくなってしまうほど。
確かに道はあるのだが、獣道のような様相を呈してくる。
訪れたのがちょうど秋口なのが悪かったのか、
草を掻き分けて進んでいくと、草の種が大量にズボンにはり付いてしまった。

大鹿の滝が見えてきた

2、30分歩いただろうか。
ようやく水の音が聞こえてきて、ほどなく大鹿の滝が目の前に姿を現した。

まさに滝

大鹿の滝の姿は、まさに滝といった感じで、ほんとに素晴らしい。
大きくオーバーハングした岩から完全に空中を水が落ちてきている。
滝裏は大きくえぐられていて、裏にも簡単に回りこめそうだ。

水しぶきが美しい

近づいてみるとかなりの迫力。
これはもう巨大な水柱だ。

真裏から

裏の空間も広いので、まったく濡れることなく裏側にも回りこむことができた。
これだけ完全な裏見のできる滝はなかなか無いだろう。

落ち口

ぐるっと360度、滝の周りを一周することができた。
同じ裏見の滝の阿弥陀ヶ滝と良く似た雰囲気だが、
向こうは滝の周りを一周することはできなかった。
落ち口を見上げると、この滝のオーバーハングの凄さが良く分かる。

水柱

空中へ伸びる白い水しぶきはまさに水柱。

オーバーハングした岩

落差は25m程度で少々物足りないが、
その滝姿の正統派的な美しさは日本でもトップクラスではなかろうか。

道は大鹿の滝の左岸からさらに続いており、
出会いの滝や雲龍の滝など、見ごたえのある滝群があるらしいのだが、
ここから先はさらに道が険しくなると言う。
熊の出没地域でもあるし、これ以上の単独行は危険も伴うので、
今回は大鹿の滝を堪能するだけで引き返すことにした。

とは言え、またあの九十九折の坂道を登って帰るのは、
なかなかハードな道のりで、駐車場に戻る頃には相当の汗だく状態になっていた。

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