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飛沫が削る ~岩室の滝~
- 2013/06/01(Sat) -
緑の綺麗な滝


富山の滝をもうひとつ。
地図で見つけた岩室の滝
とやまの滝37選に選ばれている。
ほんとにまっすぐ落ちる綺麗な直瀑だ。


森の小路

場所は立山インターから南東に少し行ったところの
大観峯自然公園キャンプ場の近くにある。
駐車場はなさそうだったので、少し広くなった道に車を停めて、
滝見道を進んでいく。
緑が夏を先取りしたかのように鬱蒼と茂っている。

橋が見えてきた

このあたりは植林はすくなく、原生林のようである。
そのために様々な広葉樹が混ざり合って生えている。

一度河原付近の道に出て、程なく橋が見えてきた。
入り口から5分もかからないぐらいだろうか。

緑が美しい

近くを流れていた川は開けた河原だったのに、
橋の付近まで来ると急に谷の底に落ち込んでいる。
谷底にもツタ類の葉が伸びており、その緑がとても美しい。
写真は強烈な太陽光で上手く撮れていないが…

少し滝の頭が見えてきた

橋を越えると、またもうひとつの橋。
そしてその奥には滝の頭が見えてきた。

気がつけば左右は高い岩壁に挟まれて、
深い谷の中にいる。

緑の綺麗な滝

岩室の滝は高さ24mということらしい。
本当に綺麗な直瀑なので、水がダイレクトに滝壺に落ちている。
滝壺は広くはないが、かなりえぐられて深いに違いない。

右奥に岩室がある

そして回りを崖に囲まれているので、
水の音が凄い。
そこまで大きい滝ではないのだが、
滝壺に落ちる水の音が反響して、かなり迫力のある滝になっている。

滝に向かって右側は少し洞窟状になっているが、
これは水しぶきが長い年月をかけて岩を削ってできたらしい。
これが岩室の滝の名前の由来である。

洞窟もそうだが、この谷自体も水が削ったものだろう。
やわらかい岩盤とか、色々な要因があるのだろうが、
水の力はやはり凄まじい。


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木洩れ日の滝 ~常虹の滝~
- 2013/05/28(Tue) -
流しそうめん?

せっかく富山まで来たのだから、
称名滝だけで終わらすのはもったいない。
ということで、常虹の滝を目指すことに。

えっ、流しそうめん??


あった

滝と流しそうめんは親和性が高いのか、
そういえば岐阜県の阿弥陀ヶ滝の前にも流しそうめんがあったような気がする。
滝からそうめんが流れてきたらびっくりだが、
この店の流しそうめんは人工の水で流しているだけだった…

大丈夫か、滝は…


常虹の滝

いやいや、大丈夫でした!
滝は雪解け水を集めて水量が増しており、
両サイドから2つの滝が合わさって、
水煙が舞い上がっている。
ちょうど滝の上に日の光が差し込み、
これが虹を作り出すのだろう。
常虹の滝の名前の由来はここにある。

常虹の滝は、5つの滝の総称である。

しぶきに乱反射

右手に見えているのが、蛇歯見の滝。
これが一番素晴らしい。
水量と水滴の飛び具合が絶妙で、光に当たってキラキラ輝いている。

さらに見上げる

滝の白いキャンバスに、木洩れ日が影と光の筋を描いている。
なんとも神々しい感じだ。

神々しい

周りの新緑も彩りを添えて、まるで絵画のような滝になっている。
称名滝はまだまだ冬景色で少々物足りなかったが、
ここまで下界に降りて来るともう春がやって来ている。


夫婦滝

左側に見えているのが夫婦滝と言う。
左右に二筋に分かれているので夫婦滝なのだろうが、
この日は水量も増えて、幅広の迫力ある直瀑に姿を変えていた。

豪快に滝壺に雪崩落ちて、滝つぼが激しく泡立つ。

マイナスイオンが見える

そのせいで辺りには水煙を巻き上げていて、
マイナスイオンが見えるかのようだ。

良く見えないが、夫婦滝の少し上には不動滝というもうひとつの滝が落ちていて、


五色ヶ滝

蛇歯見の滝と夫婦滝の下流には五色の滝がかかっている。

いくつもの滝をまとめてみることのできるなんとも贅沢な空間。

流しそうめんなんて安易なものは作らずに、
川床みたいなもっと格式のあるものを作れば良いのにと思ったりした。
まあ、あんまり環境を壊して欲しくはないですが。



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日本一のV字 ~称名滝~
- 2013/05/11(Sat) -
富山県の立山の麓に日本一の落差を誇る称名滝がある。
その落差は350m。
那智の滝の3倍近い落差である。
しかも雪解けの季節には、称名滝の横に
落差500mのハンノキ滝が出現するという。

これは一度見てみなければと思い、
GWの連休を利用して富山県まで遠征をすることにした。


悪城の壁

立山と言えば、この季節に雪壁が有名なアルペンルートが開通して、
多くの観光客が訪れるが、
アルペンルートは山の上を走っているのに対し、
称名滝への道はその北側の谷底を走っている。

アルペンルートはマイカー規制だが、こちらの道は滝の近くまで車で行くことができる。
立山駅からアルペンルートに向かう観光客をよそに
称名滝方面へと進むと、巨大な岩壁が目の前に現れる。

これが悪城の壁と言われる大絶壁だ。
高さ500mの絶壁が2kmも続いている。
まだ雪に埋もれた展望台に無理やり登り、
その全貌を見渡してみるが、
これだけの岩壁は初めてだ。

林道を歩く

悪城の壁をすぎると、すぐに称名滝の駐車場にたどり着く。
まだ7時過ぎの時間帯もあるが、車は10台も停まっていない。
立山駅に何百台も車が停まっているのとは雲泥の差だ。

称名滝へは500mの渓谷沿いに1kmほど歩く必要がある。
朝日が滝の落ち口から差し込んでいるのが印象的だ。

カモシカ

渓谷の底には称名川が流れており、至る所に砂防ダムが築かれている。
これは至る所で崩落が起こり、すぐに土砂が川底にたまり、
土砂流を引き起こすからだという。
その砂防ダムにカモシカが一頭降りてきていた。

深い深い谷

正面の大絶壁が迫ってくると、
その上から一筋の水の流れが確認できた。
あれこそがハンノキ滝だろう。
水量は少し物足りないものの、一応滝と呼べるぐらいは水が落ちている。
常に水が流れていれば、称名滝ではなくハンノキ滝が日本一の落差と
呼ばれているのかもしれない。

雪が残る谷

称名滝は滝前の橋の上から見ることができる。
写真左から落ちているのが称名滝。
ここからだと一番下の段しか見ることができないが、
下の段だけで126mあるという。
写真では大きな滝には見えないし、
現場でもスケールが大きすぎて感覚が麻痺してしまって、
126mあるという感じがまったくしない。

4段350m

称名滝は4段の滝で、
1段目が70mで2段目が58m、3段目が96mで
4段目が先ほどの126m。
とにかく大きすぎて実感がわかない。

V字

称名滝とハンノキ滝が作り出すV字はまさに日本一。
日本経済がV字回復を成し遂げようとするのであれば、
ここはなんて縁起の良い場所なのだろうか。

谷底になると雪はまだまだ残っており、
立山の弥陀ヶ原はまだ真冬の雪景色。
雪解け水で迫力の水量を見るには少し時期が早かったようである。

八郎坂は通行止め

残念なことはもう少し。
展望台が土砂崩れで通行止めになっていたこと。
まだ雪の中で行けるような状態ではなかったが…
また、八郎坂も雪に埋もれて通行止めになっていたこと。
八郎坂は絶壁の斜面につけれられた、九十九折の登山道で、
展望台からは真正面から称名滝が拝めるらしい。

色々と物足りないことはあったが、
ひとまず日本一の落差の滝はクリアである。

立山は雪化粧

帰り道、田園の中の道路から立山方面をパチリ。
まだまだ白い雪化粧。
滝に行くのは今じゃなかったみたい。




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