越畑蕎麦道楽 〜越畑フレンドパークまつばら〜

窓の外にはのどかな町並み
窓から見えるのは一面に棚田が広がる日本の田舎景色。

ここは、京都の北西、亀岡の北に位置する越畑
旨い蕎麦が食べられると聞いて、「越畑フレンドパークまつばら」と言う、
田園の中にぽつんとある蕎麦屋さんを訪れてみた。


田園

越畑と言う場所は、京都市や亀岡市から
比較的近い場所にあるのだが、
周りを山に囲まれているため、アクセスも悪く、
車のすれ違いにも苦慮するような
細い山道を越えてこなければならない。
その山々に囲まれた中で、
人々は昔ながらの生活を今もなお続けている。

緩やかな斜面に造られた田んぼの中、
農作業を行う老夫婦。
「ああ、戻ってきたな」
初めて来るこの場所も、なぜか懐かしく感じるから不思議だ。


越畑フレンドパークまつばら

越畑フレンドパークまつばらも、そんな田園風景の中に
ぽつんと立っている。
地元の農家の人が共同で立ち上げたという話だが、
実は亀岡の「拓朗亭」で修行した本格的蕎麦を供する
有名人気店だ。

店の外の駐車場には何台も車が停まり、
店の中は順番待ちの人が行列を作っている。

ゆるやかな棚田

いったん店の外に出て、大きく伸びをする。
目の前に広がるのは山裾まで続く田園風景だ。
「こういうところで暮らすのも悪くないかな…」
仕事で疲れたら一度訪れてみると良い。
日本人はやはり農耕民族だと実感できる。

程なく順番が回ってきて、席に案内された。
元気なおばちゃんが仕切ってるから、
田舎の店にありがちな、ほったらかし感がなくて良い。

壁にはこの店や越畑を紹介している雑誌や新聞記事の切り抜きが
たくさん貼られている。
意外に商魂たくましいのね。
そういえば帰りにスタンプカードも貰った。
1000円につきスタンプ1個。
スタンプ8個でコーヒー。
25個でざるそば。
30個で米2kg。50個で米5kg。
米というのはなかなか魅力的な景品だが、
一見さんの観光客に30スタンプは無理というもの…

ざるそば大盛り

ざるそば大盛りを頼んでみた。
細切りでのどごしの良い蕎麦だ。
つゆに少しつけてずるずると食べると、
どんどん喉を通っていく。
蕎麦の香りと甘味が噛むほどに広がるようなものではないが、
透明感のあるしっかりとした蕎麦である。
有名店になるのも納得である。


この越畑には、もう一つの見所がある。
廻り田池」という灌漑用の貯水池だ。

地図を見ると変な名前が書いてあり、
なんだろうと思って近くまで行ってみると、
これがなかなかの池である。

廻り田池の静かな水面

山の中にある湖というのはいつも神秘的な感じがする。
風が止むと水面の波立ちが消え、鏡のように周りの山や森を
映し込んでくれる。
深く緑色の水はあまりにも静かだが、
その奥底には我々の知らないような巨大な生き物が
棲んでいるかもしれない。
未知なるものへの恐怖のようなものが、
自分を秘境探検という行動を駆り立てているような気がする。
平たく言うと、怖いもの見たさと言うことだが、
恐怖は最大の人間の行動原理であるにちがいない。

日本庭園さながら


池の中央部には松の木が生えた小島が
ぽっかり浮かんでいるように見え、
まるで日本庭園の様である。

朝霧の立ちこめる早朝に来てみたい。
紅葉で真っ赤に染まる秋に来てみたい。

そんな事を思わせる場所である。



=======================
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
ブログランキングに参加していますので、
気に入って頂けたなら、一票お願いします。
クリックすると、同じカテゴリーのブログのランキングが見られますよ!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓

FC2ブログランキング


人気ブログランキングへ

タグ : 越畑 廻り田池 棚田 越畑フレンドパークまつばら 蕎麦

出逢いの滝 〜原不動滝〜

二つの川の流れが一つの滝壺に寄り添うように落ちていく。
その容姿から恋が叶うというロマンチックな逸話も持つ、
原不動滝に行ってきた。

出会いの滝

右を男滝、左を女滝。
この二つの滝の源流はそれぞれ別のものらしい。
別々の道を歩んできた二人がこの谷で出逢い、
やがて一つの道を歩んでいく。
恋人同士で訪れるのはうってつけではないだろうか。
滝の流れ落ちる谷には吊り橋が架けられ、
絶好のポジションで滝を見ることもできる。
やりすぎて、ご覧のようにワイヤーが目に入ってしまうのが難だが。

深緑に囲まれて

実はこの原不動の滝、整備されているのはよいのだが、
有料になっている。
滝までのアプローチはこのように立派な吊り橋が造られており、
簡単に辿り着くことができる。
周りは奥深い原生林に囲まれ、森林浴を楽しみながら
散策できるだろう。
下を流れる川は綺麗な清流で、
下まで降りることもできる。

吊り橋の上から緑を見下ろす

緑の上を歩く。

あまりにも人の手が入りすぎて幻滅するという意見もあるだろうが、
これはこれで心地よい道である。
この原不動滝日本の滝百選にも選ばれており、
やはり観光名所として地元では売り出していきたいのだろう。

この谷の向こうに

この岩壁がせり出した谷の奧に原不動滝が流れ落ちている。
遠くに響く滝の轟音。
この河原を溯行して滝にたどり着くのなら、
関西屈指の秘境滝として紹介したいところだ。
人の手が入っていないかのような渓流。
草木が川面に垂れ落ち、岩壁が視界を遮って、
奧にある自然の世界を隠している。
この場所が一番神秘的な雰囲気をもつ場所だ。

だが残念ながら、滝見スポットに行くには
この横にある立派な人工的な階段をのぼり、
立派な吊り橋を渡っていく必要がある。

上の滝

原不動滝は3段の滝で総落差88m。
これは2段目の滝だと思われる。
これが一番立派な滝で、
少し斜めに飛び出した水が、岩の斜面にそって
すこし広がりながら落ちていく。
滝壺アップ

本日は水量もたっぷりで、アップにすればなかなかの迫力である。
是非ともこの滝壺まで行ってみたいが、
ここからでは近づくこともできない。

ただ後で知ったのだが、料金所の手前から
この中段の滝の前に行く道があるらしい。
次回は絶対そっちのルートだな。

カメラに収まりきらない

頑張って全長88mの原不動滝全景を狙ってみた。
やはり全景には入りきらない。
それだけのスケールのある滝と言うことか。

紅葉のシーズンは辺り一面赤や黄色の木々に囲まれ、
美しい景色が堪能できるらしい。
滝横のもみじも美しく彩られることだろう。


=======================
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
ブログランキングに参加していますので、
気に入って頂けたなら、一票お願いします。
クリックすると、同じカテゴリーのブログのランキングが見られますよ!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓

FC2ブログランキング


人気ブログランキングへ

タグ : 原不動滝 日本の滝百選

緑の草原 〜砥峰高原〜

杉道を進み山の頂を目指して進んでいくと、
ぱっと目の前に草原が広がる。
見渡す限りの緑


ここは兵庫県神河町にある砥峰高原
砥峰高原は200万年以上前の氷河期に氷河によって削られてできた高原らしい。
夏には一面の緑。
秋には一面のススキ野が広がる。

ススキ野と言えば、以前に紹介した曽爾高原も有名だが、
ここ砥峰高原もそれに劣らぬスケールで、
我々の目を楽しませてくれる。

湿原の池

砥峰高原はもともと湿原で、このような池や、
草の下を無数の小川が流れている。
池にはアメンボたちがすいすい泳ぎ回り、水辺にはトンボが飛び交っていた。

木の板の道

草原のには木道が整備されており、
その木道は草に埋もれて遠くからは見えないので、
ここを歩いていると、まるで緑の海の上を歩いているかのようだ。

草原の中の人
写真の中央に赤い服を着た人が見えるだろうか。
どんよりとした曇天の下、幻想的な緑の草原の中に、
異質な赤色の服を着た女性の姿。
最初見た時に幽霊でもいるのかと思ってしまった。

何のことはない、ただ草原も真ん中に木道が通っていて、
その道の上を女性が歩いているだけのことである。

草原の中に入るとススキを痛めてしまうので、立ち入り禁止となっているが、
このように木道や遊歩道が整備されているので、
散策には最適な場所ではないだろうか。

東屋からの眺め

入り口から張るか2.4km先には展望台があり、
砥峰高原が一望できるらしい。
ただ、この日はそこまで行く元気もなく、
とりあえず途中600mにある東屋からの写真を。

砥峰高原には夏でも心地よい緑の風が吹いている。



=======================
ブログランキングに参加しています。
最後まで読んでいただけたなら、
どうか下のバナーをクリックしてやって下さい。
更新の励みになります。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓

FC2ブログランキング


人気ブログランキングへ

タグ : 砥峰高原 ススキ

天空の城 〜竹田城〜

天空の城。
それは空想や想像の世界ではなく、実在する。

和製マチュピチュとも言える壮大な山城跡、「竹田城」を訪ねた。


竹田城見取り図


播但道和田山インターからすぐの場所に、この竹田城は存在する。
標高353.7mの古城山の山頂に築かれた城で、
中心に本丸を抱き両翼を大きく広げたような形をした城である。

山城だけあって、相当な登りを覚悟しなければならない。
車で急な坂道を登り、山の中腹あたりに駐車場が整備されている。


近道を行く

ここから竹田城に行くには、散策道とこの近道があるが、
迷わず近道を選択。
しかし、こちらの道はなかなかの急坂である。
がんがん登る

天空の城への期待を胸に、がんがん登る。
登る、登る。
されど、まだ城の雰囲気すら現れてこない。
どんどん登る

されにどんどん登る。
さすがにここまで一気に登ってくると息も上がってくる。
だが、まだ城の姿は見えてこない。

そうして登ること15分。ようやく石垣が見えてきた。
石垣が見えてきた

想像以上の立派な石垣だ。
どうやってここまで運んできたのか不思議なほど。
そびえる石垣

見上げるとさらに立派な石垣が続いている。
建物は残っていないが、この石垣が過去の栄華を想起させる。
そして今や石垣に緑が包み、神秘的な雰囲気すら漂う。
難攻不落の城

難攻不落の城。
この山の頂に築かれた竹田城に攻め込むのはまず不可能ではないだろうか。
頂にせり出すように石垣が組まれ、相手を威圧するような風貌を見せている。


さらに本丸へ向かって登り続ける。
外敵から身を守るために造られた城だけあって、
まっすぐには登らせてくれない。
何度も石垣の迷路を迂回させられながら、本丸跡へ辿り着いた。

そこには言葉を失うような壮大な風景が広がっていた。

天空にそびえる


翼を広げて


眼下に広がる町並み。そしてその上に浮かぶかつての要塞。
まさに天空の城にふさわしい姿だ。

播但道遠望


先ほど通ってきた播但道が見える。
現代の技術を結集した高速道路という建築物も、
この天空にそびえる城の前では、ただの一風景と化していた。


=======================
ブログランキングに参加しています。
最後まで読んでいただけたなら、
どうか下のバナーをクリックしてやって下さい。
更新の励みになります。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓

FC2ブログランキング


人気ブログランキングへ

タグ : 竹田城 和田山

末広がりの滝 〜御船の滝〜

上から見下ろしてみるの図



奈良県川上村というのは、本当に滝のメッカで、
至る所に大小様々な滝が存在する。
以前訪れた滝の中にも、蜻蛉の滝明神の滝
そして洞窟の中に流れる不動滝と、
いづれも特徴のある見応えのある滝ばかりだ。

今回向かう御船の滝もまた、すばらしい景観を楽しませてくれる
A級ランクの滝だろう。

実はこの滝、冬には凍り付いて美しい氷瀑を見せてくれる。
それを見られないかと年の瀬に訪れてみたのだが、
途中の道から積雪で車が乗り入れられない状態。
その時は装備も何も無いので断念してしまった。

今回はそのリベンジとなったが、積雪のないこの季節なら
まったく苦労せずに辿り着く事ができる。

国道169号線から井光川沿いの道に入って進む。
途中、キャンプ場の駐車場や看板があるのでわかりやすい。
林道に入ってしばらく進んでいくと、
まず辿り着くのが、この岩戸の滝。
岩戸の滝

深い森の奧から流れ出してくる二段の美しい滝だ。
滝見台もありベストポジションから見ることができるが、
滝壺近くまで行くことはできないのは残念。

この岩戸の滝からさらに車を進めると、
御船の滝の看板を発見することができる。
御船の滝入り口


滝へ130m。
ほんの少し歩けばよい、お手軽な秘境の滝だ。

滝へと続く道

滝へと続く道も、ちょうど渓流の上に橋が渡してあり、
簡単に進むことができるようになっている。

秘境探検とは行かないが、渓流の上を歩くのは、
日本庭園に架けられた橋を渡るような気持ちよさがある。
沢に足をつっこんで遊んでも良いだろうか。

木々の間から滝が


すぐに御船の滝の姿が見えてくる。
木々の間から水の流れ落ちる雄姿が見えてくる。
この瞬間のワクワクする高揚感が好きだ。


末広がりの滝


これが御船の滝全景。
流れ出た水が途中に突き出した岩に当たって砕け、
奇岩の間を広がっていくように流れ落ちていく。

何というか写真うつりの良い滝だ。
末広がりになっていく水の流れもまた、縁起がよい。

落差約50m。川上村ではさほど突出した高さではないが、
この滝には繊細さを兼ね備えた秀麗さがある。

近づいてみた


流れ出した時は一つの塊だった水が、
流れ落ちる時には幾筋もの水流となっていく。
この流れ方が、冬には氷瀑となる所以なのだろう。
自然のシャワーとなってあたりにひんやりとした空気が漂ってくる。



=======================
ブログランキングに参加しています。
最後まで読んでいただけたなら、
どうか下のバナーをクリックしてやって下さい。
更新の励みになります。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓

FC2ブログランキング


人気ブログランキングへ

テーマ : 日帰りお出かけ - ジャンル : 旅行

タグ : 国道169号 御船の滝 川上村 井光川

洞窟の中の滝 〜不動窟〜

不動窟入口


ここは、奈良県川上村不動窟鍾乳洞の入り口。
洞窟の中を流れる滝があると聞いてやって来た。

入り口からは洞窟特有の冷たい冷気があふれ出てくる。
そして、コウモリが一匹、この入り口付近を飛び交っており、
不気味な雰囲気を醸し出している。

ほら!あな!.


この不動窟の上には「ほら!あな!」というユニークな名前の喫茶店があって、
そこが洞窟の受付にもなっている。


ちょうど崖の中腹にある不動窟の入り口からは、
崖下に流れる吉野川の清流が眺められ、しばらく眺望を楽しむこともできた。

地の底へ


洞窟の中へと足を踏み込む。
入り口からしばらくは狭い通路になっている。
先ほどのコウモリが頭の上をかすめながら飛んでいる…

洞窟の中はジメジメと湿っており、岩肌も濡れていて
照明にあたってキラキラと光る。
足下も水がたまっている箇所もあり、
滑らないように岩に手を置いて体を支えながら進んでいかないといけない。

そうこうしているうちに、洞窟のそこからごーっという水の流れる音が聞こえてくる。
奥に進めば進むほど音は大きくなっていく。
これが噂の不動滝の瀑音だろう。
期待に胸を躍らせながら奧へ奧へと進み、
やがて少し大きな空間に辿り着いた。

洞窟の中に滝が


これが不動窟の中にある滝。「不動の滝」という名前らしい。
ちょっと看板が何だが…

それにしても、洞窟の奧から流れ落ちてくる水は結構な量である。
激しい流れとなって暗闇から現れ、暗闇へと消えていく。
どこから流れてきてどこへと流れ行くのかはわかっていないらしい。
河内風穴を訪れている時も思ったのだが、
地面の下には地下水脈がありの巣のように行き交っており、
水のトンネルが巨大な迷宮を作り出しているような気がする。
この不動の滝の流れも、その一部に過ぎないのだろう。

なんにしろ、この流れに落ちて流されていくと、
二度と戻れない暗闇の中へと落ちていくことになるのは確かだ。
小さな石ころを滝に向かって投げ込んでみる。
すぐに水に吸い込まれて消えていく。
何とも言えない畏れににた感覚がよぎる…

奧にも水の流れが


滝のある広間から先に進むと、ここにも水の流れがある。
まさに水の洞窟と言った感じだ。
ここは通称「三途の川」。
透き通った水に、黄泉の国まで吸い込まれそうだ。

ここを越え、胎内潜りという細く低い道を屈みながら進むと、
不動窟の最深部に辿り着く。
鍾乳石


不動窟鍾乳洞というが、鍾乳石が見られるのはこの場所ぐらいだ。
岩が溶け出したような造形が見られるが、
それほど鍾乳洞っぽくはない感じだ。


洞窟から帰ると、喫茶店の気さくなオジサンが洞窟から湧き出る水を出してくれる。
この水は長寿水と呼ばれ、名水と名高いらしい。

=======================
しばらく更新をさぼっていましたが、
それなりにアクセス数はあったみたいで、ありがとうございます。
今後の更新の励みに、ぽちっとクリックしてやって下さい。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓

FC2ブログランキング


人気ブログランキングへ

タグ : 不動の滝 不動窟 鍾乳洞 川上村

理想的な放物線を描く滝 〜明神の滝〜

明神の滝


切り立った崖からまっすぐに落ちていく、
まさに正統派の滝と言った感じである。
この滝は、奈良県川上村の山深くにある「明神の滝」と言う。

ここへ行くには、ある程度場所を調べていった方がよい。
国道169号を南下、大迫ダムを東に折れて渡り、
しばらくダム湖沿いの道を走ると入之波温泉が見えてくる。
それを越え、左側に見えてくる入之波大橋を渡ってさらに進む。
途中、舗装路が無くなる場所も数ヶ所あり、
不安になりながらも、行き着く先まで進もう。

滝への登山口には比較的広いスペースがあり、
10台近くは車を停められる場所がある。
明神の滝への入り口でもあるが、明神の滝の先にはカクシ平と言って、
15世紀初めに南朝が行宮を構えたと言われる場所がある。
そのカクシ平までの登山口として、ハイカー達のご用達の駐車場と
言ったところだろうか。

とはいえ、深い深い山の奥地である。
よくもまあ、こんな山奥に行宮を…と言った感じなのだが、
そこまで行くには片道1時間。
それなりの覚悟が必要だろう…(私は明神の滝で引き返しました)

木の橋


明神の滝までのアプローチはアップダウンの激しい山道。
途中、崩れた崖に架けられたのか、丸太の橋が何ヶ所かあった。
不安定なもので、一歩足を踏み外すと崖の下に。
こんな秘境の地である。なかなか人も通らないだろう。
落ちて動けなくなったら、命に関わる。
滑らないよう慎重に進む。

森の中を進む


さらに森の中を進んでいく。
鬱蒼とした杉の木に囲まれ、あまり日差しは射してこない。
そのせいか、辺りはジメジメと湿った空気が漂っていて、
このように苔に覆われた岩肌や倒木に何度も出会うことができる。
何か不気味な雰囲気すらある。
あまり心地よいハイキングとは行かないかもしれない。

と言うのも、この辺り一帯は、山蛭のメッカとして有名で、
まだシーズンには少し早いものの、
知らぬ間に蛭に血を吸われているのでは無いかと、
想像の中の蛭におびえていた、と言うこともある。

結局、蛭の姿は見えなかったが、
あまり山蛭のシーズン6月〜10月頃は避けた方が良さそうらしい。


進むこと約30分
木々の間から

ようやく木々の間から、白い放物線を描く明神の滝が見えてきた。
歩くにつれて滝の轟音が響き渡り、
その優美な姿も大きくなっていく。

放物線を描いて


この日は水量も十分。
崖から放たれた大量の水が、空中で放物線を描き、
美しい滝壺へダイブする。

落差は約30mと、この地方で平凡なものだが、
水の描く放物線の美しさは関西屈指ではないだろうか。

ダイレクトに滝壺へ落ちていく滝は、直瀑と言って、
関西では少ないのである。


滝の前は河原になっていて、弁当を広げて休憩することもできる。
しばらく滝を眺めながらぼーっとしているのも良いだろう。

水の塊が落ちてくる

水の塊が水面に叩きつけるように次々と落ちてくる。
まさに理想的な直瀑。

近くで見れば豪快。
遠望すれば優美な滝。

この秘境の地に逃げ延びてきた南朝の皇族たちは、
この滝を見て何を思ったのだろうか。

「明神」とは、神が明らかな姿をもって現れることを言うらしい。


=======================
ゴールデンウィークに入って、アクセス急上昇中!
ランキングに注目です!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓

FC2ブログランキング


人気ブログランキングへ

タグ : 明神の滝 カクシ平 国道169号 大迫ダム 入之波温泉

湧水の渓流 〜エチガ谷〜

河内風穴横の渓流


河内風穴の駐車場から洞窟へ向かう道の横には
素晴らしい渓谷が続いている。
河内風穴の洞窟内部に広がる大空洞も迫力があって素晴らしいが、
この渓流は今まで見た中でも指折りの美しさだ。


河内風穴へ続く道


河内風穴の受付でお金を払い、先へ進むと
この渓流沿いの心地よい道に出る。
写真左に見えるのは「風穴亭」と書かれた看板のある建物。
今となってはぼろぼろの廃墟だが、
昔は食堂でもあったのだろうか。
人の住まなくなった建物は、光の射す昼間でもかなり不気味だ。

苔の岩


この渓流の岩には苔が生い茂り、
木漏れ日から差し込む光が当たると緑のコントラストが映えて
とても美しい。
まるで手入れの行き届いた日本庭園のようだ。
自然の作り出す造形美には感嘆の一言。
逆に日本庭園がこの自然の美しさを真似たものなのだろうか。

水しぶき


水に手を突っ込んでみると痺れるくらい冷たい。
それもそのはずで、この水はすべて河内風穴の中から湧き出る
湧き水と言うことらしいのだ。
この渓流を少し遡れば、すぐに水は枯れてしまうらしい。
これだけの水がすべてこの一帯の湧き水だとは驚きである。

確かに洞窟内に入った時も洞窟の底に川が流れているのが見えた。
また、さらに深層部に進むと深さ10m以上の地底湖や
もっと流れのある地底河川があるという。
その水が湧き出て地表に川を造っているのだ。

苔岩苔岩

この一帯が苔に覆われているのは、
湿度90%以上の河内風穴内から出てくる湿気か、
湧き水の冷たい水温で蒸気が発生し、
高い湿度が保たれているからだろうか。

とにかく苔の緑と水しぶきの白さが美しく映えて、
感動的な景観を見せてくれる。

この場所を「エチガ谷」と言うらしい。
地底からの湧水が作り出す渓谷である。

=======================
国内旅行、アウトドアのブログランキングはこちら
↓↓↓↓↓↓↓↓↓

FC2ブログランキング


人気ブログランキングへ

タグ : 河内風穴 エチガ谷

地底の大広間 〜河内風穴〜

滋賀県多賀町にある近畿最大の洞窟、「河内風穴
発見されている場所だけでも総延長は6800m。
観光地化されているのはそのうちの200m程度だが、
さらに奥には、鍾乳石の織りなす鐘の鳴池、森の間、
推進10m以上の蒼い地底湖や地底河川が存在するという。
まさに自然の作り出す地底の建造物がここにある。



小さな入り口


洞窟と聞くと子供の頃からずっと同じくワクワクしてくる。

入り口の駐車場に車を停め、受付でお金を払い
美しい渓谷沿いを進むこと5分から10分。
山の中腹付近にぽっかり空いた小さな穴。
ここが巨大な地底世界への入り口である。

ぼろぼろの防護柵とさび付いた看板。
このさびれた感じがまた良い雰囲気を醸し出している。

白い冷気が出て行く


小さな入り口に身をかがめながら体を潜り込ませる。
洞窟の奧からは冷たく白い冷気が立ちこめてくる。

入り口は狭いが、中まで入るとやっと直立できる程度の高さに。

暗い道を進む


崩れかけた壁。
洞窟内部は湿気を含んでおり、壁も地面も濡れている。
滑りやすいので注意しながら奧へと進む。

すると、程なく視界が広がり・・・


巨大空間


突然、目の前に巨大な大空間が広がっていた。
小さく写る人を見れば、この空間の大きさを理解してもらえると思う。
20m四方はあろうかという大空間。
ここは地底のコンサートホールとも言うべき広大な空洞だ。

入り口の小さな穴からは想像もできないほどの大きさ。
ここを初めて発見した人はさぞかし驚いたことだろう。
日本とは思えないほどのスケールの大きさだ。

地底の川


さらに、この大広間のそこからは水の流れる音がする。
降りて近づいてみると、なんとそこには川が流れているではないか。
岩と岩の間を流れるその川は、水量こそ少ないものの
かなり早い勢いで流れている。

しかし、川の上流も下流も見えない。
岩の間から湧き出るように現れて、岩の間に隠れるように消えていく。
ほんとに不思議な川である。


ラビリンス


観光洞は200mと短い。
しかし、奧にある立ち入り禁止の柵の向こうには、
まだまだ未知の世界が広がっている。

ほんの一端を見てもこれだけの驚きを与えてくれるだから、
さらに奧には驚愕の世界が広がっている事だろう。

残念ながら一般人の私には、
魅惑の地底迷宮には踏み込むことができない。
ネット上の本物の探検隊の写真を見て、
羨むばかりである。


=======================
ブログランキングに参加しています。
最後まで読んでいただけたなら、
どうか下のバナーをクリックしてやって下さい。
更新の励みになります。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓

FC2ブログランキング


人気ブログランキングへ

タグ : 河内風穴 多賀町

サクラのシュプール 〜奥琵琶湖パークウェイ〜

琵琶湖の北岸の入り江は、山が湖岸までせり出しており、
フィヨルドのような地形をしている。
湖だけあって、波も少なく、とても静かな景観を見せてくれるこの場所も、
サクラのシーズンだけは、車が行列を作るほどのにぎわいとなる。

訪れたのは先週なので、今は葉になっているようですが、
この奥琵琶湖パークウェイは、4月の中旬ごろに
4000本の並木が18.8km続く、
絶景のドライブウェイなのである。

海津大崎を望む

このシーズンだけなのだろうか、
道は西から東への一方通行。
その奧琵琶湖パークウェイの西側入り口付近からは、
同じくで有名な梅津大崎を遠望することができる。
湖岸沿いに並木がずっと続いている眺望は壮観だ。

桜並木を進む


奧琵琶湖パークウェイに入ると、このような並木が続く。
道の両側ににがせり出して、のトンネルの用になっているところもあり、
美しい景色を存分に堪能させてくれる。

この日はちょうど満開。
すこし雨模様だが、濡れた花びらもまた風情がある。


琵琶湖を望む

途中の展望台からは、琵琶湖を一望できるようになっている。
展望台は、ちょうど琵琶湖に突き出した山上みたいな場所で、
琵琶湖のほか、天気が良ければ伊吹山も眺めることができる。
のシーズン以外でも充分景観を楽しめるだろう。
この写真も梅津大崎を撮ってみた。


サクラの道


今、通ってきた道を振り返ると、
が描くシュプールが琵琶湖の山々を彩っていた。


=======================
ブログランキングに参加しています。
最後まで読んでいただけたなら、
どうか下のバナーをクリックしてやって下さい。
更新の励みになります。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓

FC2ブログランキング


人気ブログランキングへ

タグ : 奧琵琶湖パークウェイ 梅津大崎 琵琶湖

プロフィール

蔵六

Author:蔵六
お手軽秘境探検隊の隊長です。
日々、秘境スポットを探して、WEB世界やガイドブックを探し歩いております。

最近の記事
最近のトラックバック
月別アーカイブ
探検数
ブログランキング
ブログランキングに参加しています。 どんどんクリックしてやって下さい。

FC2ブログランキング

これが私の5つ星☆☆☆☆☆
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

国内格安航空券サイトe航空券.com
現在の秘境BEST5
今までに記事にした印象に残っている秘境ランキングです。
第1位 シワガラの滝
シワガラの滝rank

緑の洞窟の奥に流れ落ちる神秘的な滝です。

第2位 不動七重の滝
不動七重の滝rank

まさに世界の果てとはこの事。

第3位 沢ノ池
沢ノ池rank

京都近郊。森の中にある静かな池。

第4位 曽爾高原
曽爾高原rank

秋になると見渡す限り一面のススキ野は関西屈指の絶景。

第5位 天滝
天滝rank

天から降り注ぐような滝。その名は伊達じゃない。
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

フリーエリア