牢獄の観瀑台 ~竜化の滝~
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- 2019/04/07(Sun) -
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久しぶりの更新です。
なかなか筆が進まず申し訳ない。 間が空いてしまったが、栃木県の滝巡りの続き。 ![]() スッカン沢から北上して那須塩原の竜化の滝を目指す。 かなり観光地として整備された滝で、駐車スペースも豊富に用意されていて トイレも併設されている。 写真はレンタカーでお世話になっているのデミオ君。 ディーゼルモデルなので小さい体でぐんぐん進む。 ドライブもとても楽しい車です。 ![]() 竜化の滝の遊歩道ルートはちょっと変わっていて、 最初は道路に並行した形で遊歩道が設置されていて、 道路を見ながら歩くという変なルートです。 おそらく駐車場の場所の問題でこんなルートになったのだと思うが、 滝の目印だけ見つけて最短ルートでナビをしていると この駐車場と遊歩道の入り口は見落とす可能性大。 途中からは遊歩道に入れません。 ![]() 道路の向こうの川にかかっている滝は布滝。 落差はないが本流の流れで迫力もあり、広い滝壺も魅力的なのだが、 なにぶん距離が遠い。 せめて道路横のガードレールの上からのぞきたいが、 この道が結構な交通量でまあまあ危険だから厳しいところ… なんとも残念。 ![]() しばらく進んで行くと見えてくるのが抛雪の滝…の落ち口。 残念ながら、滝の全景を見るためには車道の方を歩いてこなければならない。 先ほど述べたように車道は交通量も多いうえに路肩スペースもなく結構危険。 せっかくこれだけ遊歩道を回り込ましているんだから、 抛雪の滝を見れるルートも作っておけよ…ってツッコミたくなる。 ![]() 抛雪の滝の落ち口からは車道沿いから離れて山の方へ進んで行く。 つまりは抛雪の滝の上流に向かって進むことになる。 ここに竜化の滝の遊歩道入口を作れば滝まですぐなのだが… ![]() 次に見えてくるのは風挙の滝。 落差はそれなりだが、周りの緑の濃さと白い滝身のコントラストが美しい。 この滝はしっかり遊歩道からも近づいてみることができる。 ![]() 遊歩道入口から15~20分程度で竜化の滝へ到着なのだが、 見えてきたのは鉄とコンクリートの階段。 ![]() そしてその先にあるのはシェルターのような建物。 これが滝好きの間では悪名高い牢獄のような観瀑台である。 周りが切り立った崖に囲まれているので、 落石なんかで観瀑台でけが人が出たりしたらどうするんだ、 という役人的な発想で作られたに違いない。 ![]() やはり屋根がついてしまうと、どうしても滝が醸し出す雰囲気は感じづらい。 高い場所から水が打ち付けられる景観に 少し怖さも感じながら見入ってしまうというのが、 滝巡りの中毒性の高い理由であって、 こうやって動物園にでも来たかのように、 安全に滝を見るのはどうも物足りない。 ![]() ただ竜化の滝自体の評価が落ちるわけではなく、 深い谷奥から、右へ左へ方向を変えながら落ちる水は美しい。 写真以上の落差があり、思っている以上の高度感があった。 手前の数段だけが先に見えてきて、 少し奥まで進むと、想像以上に上の方から滝が落ちていてビックリ。 ![]() ただ、滝巡りはやはりちょっと苦労して到達するぐらいがちょうど良い。 竜化の滝もこんな立派な観瀑施設を造らずに、 最低限の道ぐらいを作っておけば良いのだ。 これだけの滝を道なき道を突破して見つけることができたなら、 それは感動するほどの達成感を味わえるだろう。 コンクリートにお金をかけるぐらいなら、 鎖でも設置して上の段まで登れるようにしてくれれば良いのに… そんなことを言うとお役人さんたちに怒られそうだが。 ======================= ブログランキングに投票お願いします! クリックしてもらえると、今後の更新の励みになります。 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓ ![]() 人気ブログランキングへ 「たびねす」でも記事を書いてます。 ![]() スポンサーサイト
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水の楽園 〜スッカン沢〜
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- 2019/01/23(Wed) -
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おしらじの滝に行ったなら次はスッカン沢にも行かねばならない。
駐車場はおしらじの滝から5分も進んだところに別にある。 橋を降りて沢に降りていくと道路沿いとは思えない別世界。 ![]() 道は整備されているが、木々は原生林だろうか。 雑草と統一性のない樹木が生い茂っている。 あまり背丈の高い木がないので、木漏れ日がさんさんと降り注いでくる。 ![]() 川に近づいてみたが、スッカンブルーと称される青い水はまだ片鱗も見せていない。 透明感は強いが、ありふれた綺麗な渓流という感じだ。 ![]() しかし奥へ進むにつれて、水は青白く染まっていく。 このスッカン沢全体が火山活動に伴ってできたカルデラの中にあり、 要は火山の成分が流れ込んでいるのである。 スッカン沢という一風変わった名前も、 飲むんとすっ辛いということから来ているらしい。 ![]() 川の水が一段と白くなるのが最初の見どころの一つ素廉の滝付近。 ここには対岸の至る所から水が流れ込み、 泡立つ水面が日の光を受けて白く輝くようだ。 滴り落ちる水が多いので、光が差し込めば虹も発生する。 川面に近づけそうだったので道を外れて行ってみると、 川の流れはまるで油絵のような景色になっていた。 ![]() あまりにも美しい水面に目を奪われて、実際「素廉の滝」がどこにあるのか よくわからなかったのだが、 この写真のあたりがそうなのだろう。 流れ込む流れが素廉の滝の一部なのだろうが、 対岸にもう少し滝らしい場所があるはずなのだが、 しっかり探すのを失念していた。 ![]() 素廉の滝よりも少し下流側の流れの方が数段美しく、 特にこの日は木漏れ日がスポットライトのように川面を照らして 素晴らしい景観を作り出していた。 ![]() 素廉の滝を超えたあたりからは絶景の連続といった感じ。 続いて現れるのは仁三郎の滝。 こちらは本流にかかっているので、水量もあって迫力もあるのだが、 注目すべきはその下流側。 ![]() 素廉の滝と同じように対岸の崖から水が玉すだれのように川へ降り注いでいる。 常に川へ雨が降っているみたいになっていて、 広範囲に湧き水が出ているという事だろう。 まさに水の楽園といった様相を呈してくる。 ![]() 仁三郎の滝を越えると、谷は深くなり、遊歩道は川の流れから少し離れていく。 ただほどなく展望台らしき場所に到着。 おそらくここがスッカン沢の一番の核心部「雄飛の滝」だと思われるのだが・・・。 ![]() 展望台から見えるのは雄飛の滝の上部だけ。 ![]() おかしいなと思って下を見ると、もう少し下まで降りられるようだ。 展望台の横から道とは言えない踏み後のような場所を降りてみたのだが、 最後は絶壁に阻まれて川岸まで降りることはできない。 雄飛の滝から先は通行止めになっていると聞いていたので、 ここで引き返そうと思っていたのだが、最後がこれでは少々物足りない。 ![]() 仕方ないので様子を見ながらもう少し道を進むと、 道は川の近くまで降りて行って、橋を渡るルートに。 ここから川岸を戻れば雄飛の滝に行けるのでは、 と思っていたら朽ちかけた看板も発見。 一度雄飛の滝を通り過ぎてから、下流から回り込むのが正解だったようだ。 ![]() ここからのルートがまさに秘境感満載のぞくぞくするスポットの連続だった。 少し荒れた道を進むとまさにスッカンブルーと呼べる青白い滝壺が目の前に飛び込んでくる。 滝と呼べるほど落差はないが、滝壺状に水が溜まっていて、 深さのある水たまりの色は絵の具をとかしたような水色。 ![]() そこから川横の道をさかのぼると、せり出した崖が現れる。 緑に覆われた崖からは、水が染み出してきて、 川へと水滴を垂らす。 ![]() 近づいてみると天然のシャワーとなって水が降り注いでいる。 ![]() シャワーが川に降り注いで、白い水をさらに白い水飛沫に変える。 なんて水の豊富な谷だろうか。 絶壁の迫力に水と緑も相まって、圧巻の景観。 ![]() 崖を過ぎるとすぐに雄飛の滝。 ちょうど展望台の真下にたどり着いた。 滝前は上から見てわかってはいたが、 多数のカメラマンが三脚をセットして陣取っている。 カメラマンを集める理由は、滝の姿を見る前からすぐに分かった。 滝の水飛沫に光が当たり光芒を生み出すのだ。 ![]() 光芒で有名な滝というのはあまり調べていなかったのだが、 ちょうど訪れたタイミングも良く、細い谷の真上から光が差し込み、 うまい具合に光芒が現れていた。 日が傾くと光が谷の下まで差し込まないので、正午前後がベストタイミングだろうか。 特にそこを狙ったわけではなく、旅のタイミングでこの時間になったのが とてもラッキーだった。 ![]() 光芒の滝は実際初めての経験。 確かにカメラマンを魅了するのも理解できる。 ずらっと三脚が並んでいるのでゆっくりと撮影はできなかったのだが、 少し隙間から手を伸ばして撮影させてもらった。 光芒、虹、スッカンブルーに水が滴る絶壁。 なんともみどころの多い沢だろうか。 すっかりスッカン沢に魅了され、大満足の散策だった。 ======================= ブログランキングに投票お願いします! クリックしてもらえると、今後の更新の励みになります。 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓ ![]() 人気ブログランキングへ 「たびねす」でも記事を書いてます。 ![]() |
まぼろしの青い滝 〜おしらじの滝〜
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- 2018/12/02(Sun) -
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夏休み明けにちょうど関東方面に出張が入ったので、
前乗りして二日間滝巡りをすることにした。 話題になっている栃木県矢板市のおしらじの滝を一度訪れてみたかったので、 初日は矢板市から那須塩原方面。二日目は日光を中心に巡ることに。 ![]() おしらじの滝は矢板市北部の八方ヶ原のエリアにある。 最近まで知る人ぞ知るまぼろしの滝だったが、 遊歩道が整備されてから一気に人気が爆発しつつある。 それなりに広い駐車スペースがあるのだが、微妙に停める場所がなく、 少しスルーして先に進んだら、もう1箇所駐車スペースがあったので、 そこに無事駐車。 ![]() 入り口には最近設置されたであろう新しい看板。 その向こうには割としっかりした遊歩道。 おそらく数年前までは踏み跡程度の道だったのだろう。 入り口の無造作感がそう感じさせる。 ![]() 遊歩道に足を踏み入れると、そこはもう大自然だった。 道は整備されているとはいえ、土を踏み固めた程度なので、 しっかりした装備が必要だと感じる。 周囲は人の手の入っていない原生林。 道から逸れると一瞬にして自然に飲み込まれるだろう。 ![]() 道は時折荒れる。 雨で水が流れたところに人が入るので、 さらに土が泥状になるのだろう。 あまり泥濘に足を突っ込むと靴が汚れるので、 濡れている地面は避けながら進む。 ![]() 15分くらいひたすら下り道を進んでいると、 大きな岩とその向こうに人工の足場が見える。 どうも水場の気配がする。 ![]() 岩を回り込むと青い滝壺が見えた。 これがおしらじの滝の滝壺。 その神秘的な深く青い水溜りは一目でそれとわかる。 ![]() 奥が滝の落ち口なのだが、噂通り滝は落ちていない。 少し岩肌を濡らすだけ。 そもそも滝を見に来たというより滝壺を見に来たので、 特に問題はない。 このおしらじの滝は雨の次の日ぐらいしか水が流れていないようで、 まさにまぼろしの滝と言ったところだ。 ![]() 陽の光はタイミングが悪く、滝壺の端っこの方しか差し込んでいない。 光が当たらなくても綺麗なのだが、光が当たった部分はひときわ青く輝き、 神々しいまでの美しさ。 周りの緑に覆われた岩肌といい、環境も含めて素晴らしいシチュエーション。 滝は流れていないのだが、滝壺からあふれ出した水は 川となって下流に流れ出している。 流入する流れがないのにこれだけ水が溢れるということは、 滝壺の底から伏流水が湧き出しているのかと思われる。 地下で濾過された水なのでこれだけ美しい水が保たれるのだろう。 ![]() 岩を乗り越えて少し下流を覗いてみる。 滝壺の深い青さはないのだが、周囲の緑が溶け込んで 緑に揺らぐ水面もなかなか魅力的だ。 ![]() 角度を変えて横から見て見ても、深い青さは変わりない。 正面からの方が光の角度で少し明るく綺麗だが、 横からは少し怖いくらいの青。 ![]() おしらじの滝が人気になるのも頷ける。 青くても高い透明度なので底まではっきり見える。 おそらくそれなりの深さはあるのだろうが、 底が見えるとどうも浅く見えてしまう。 しばらくちょこちょこ移動しながら撮影していたが、 明らかにこの滝だけを撮影しに来たカメラマンが数人いたし、 観光客は入れ替わり立ち替わり訪れてくる。 人は多いのだが周りの環境は秘境感満載で、 まさにお手軽に訪れることのできる神秘的な秘境という感じ。 あまり整備されすぎずに保全していきたい素敵な場所だった。 ======================= ブログランキングに投票お願いします! クリックしてもらえると、今後の更新の励みになります。 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓ ![]() 人気ブログランキングへ 「たびねす」でも記事を書いてます。 ![]() |
繊細優美な京都滝 ~霧降の滝~
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- 2018/10/08(Mon) -
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自分の住んでいる高槻のJRの駅にディスプレイされているので知った霧降の滝。
高槻にこんなすごい滝があるのかと見てみたら、京丹後市だと・・・。 まあこれも何かの縁ということで、 ぐるっと京都北部を回るついでに寄ってみることにした。 ![]() 道中は細い道だが、駐車場は5台ほど停められるスペースがあり、 アクセスは比較的容易だ。 遊歩道も整備されており、10分程度で滝にもたどり着くようである。 ![]() 歩き出してほどなく現れる小さな滝。 人工的に造られたような気もするが、形は綺麗である。 ![]() さらに遊歩道歩き。 川はあまり水量はなく、滝も水があれば名瀑というパターンになる予感。 丹後半島にはかなり落差のある滝もあるのだが、 どこもかしこも水量に難がある。 もともと山がそれほど深くないので、雨が降っても長い時間水を貯めていられないのだ。 ![]() 石垣の痕跡が残る杉並木。 昔は人が住んでいたのか、作業場でもあったのか。 風化した石積みはなかなか風情がある。 そして杉並木の向こうにちらりと見える滝姿。 ![]() 姿を現した霧降の滝は想像以上にスケールの大きい滝であった。 落差は20メートルという事らしいが、それ以上の高さがありそうな感じがする。 ![]() 何より印象的なのは周りの緑とのコントラスト。 先ほどの杉林と打って変わって、滝の周りは広葉樹が広がっている。 明るい緑のバックに滝の流れが映える。 ![]() 黒い岩肌を細かい水が幾筋も流れ落ちる。 水量はけして多くないが、これぐらいの水量がちょうど良いのかもしれない。 ![]() でこぼこした岩肌を何筋もの水がぶつかり霧状になってまた下へと落ちていく。 まるで霧が落ちていくかのようだ。 ![]() これは期待値以上のあたりの滝かもしれない。 京都は滝不毛の地と言われていて、見ごたえのある滝は、 百選に選ばれている「金引の滝」のほか、最大落差の「今福の滝」ぐらいだったが、 この霧降の滝を加えて三大京都滝にしても良いのではないか。 繊細にして優美。 紅葉のシーズンにも訪れたいと思う美しい滝である。 ======================= ブログランキングに投票お願いします! クリックしてもらえると、今後の更新の励みになります。 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓ ![]() 人気ブログランキングへ 「たびねす」でも記事を書いてます。 ![]() |
七段の蛇綱 ~今福の滝~
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- 2018/09/09(Sun) -
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![]() 京都府の宮津にある今福の滝。 近くに百選滝の金引の滝があるが、こちらのほうがかなりスケールが大きい。 何年も前に訪れたことがあるが、7段の滝すべてを見損なっていたので、 今回は再訪である。 前回より立派になった鹿猪防護柵を手で空けて進める。 金引の滝に比べてマイナーな滝なので、 道も対向車があれば死亡する農道を通っていく。 ![]() 通れば忘れず柵を閉めて進もう。 柵を過ぎて林の中に入ればすぐに今福の滝の入り口にたどり着く。 2~3台ぐらいしか停めるスペースのない場所だが、 整備はされている。 ![]() まっすぐに伸びる杉林の中の道を進むと、 すぐに分岐へと差し掛かった。 ここはひとまず右へと進む。 ![]() 右へ進むと滝神社が現れた。 昔に来た時より建物が綺麗になっているような気がする。 元々、この滝が世に知られるようになったのは、 地元の人たちが整備したおかげだという。 実際に測量されたのは1996年というかなり近年になってからのもの。 江戸時代の記述にもこの滝の存在は確認できるのだが、 いつしか忘れ去られ、たどり着けないほど自然に埋もれていたということらしい。 ![]() 滝の横には今福の滝の下段が流れている。 奥にちらりと除いているのが4段目の滝、その下に5段6段7段と続くのだが、 下段は滝と呼べるほど大きくないのでよくわからない。 4段目の滝下にも行けそうだが、 濡れた岩肌が滑りそうだし、それほど大きな滝ではないので回避することにした。 ![]() 滝神社から伸びている川沿いの道を進むと、 4の滝、つまり4段目の滝の横に出てきた。 まあ、ここまではこの滝の前座。 7段の滝と言えば語呂が良いので、無理やり下流の流れも 滝にしてしまった感がある。 ![]() 4の滝を抜けると、目の前の斜面に3の滝が現れる。 これまでの小さな滝とは異なり、大きな滝だ。 遊歩道のメインルートを外れて、分岐する斜面を下っていくと 3の滝の正面に出ることができる。 滝前は広いスペースになっていて、ここに降り立つと 迫力のある滝を見上げられる。 ![]() 前回来たときはここを見逃していたのだが、 今福の滝の醍醐味を味わうのなら、この位置が最大の見どころ。 3の滝のすぐ上に見えるのが2の滝。 ただ直下まで来てしまうと上の2の滝の方が見えないのだが、 跳ね上がる白い流れは迫力十分。 強烈な逆光になってしまったが、 これが逆に水しぶきを光輝かせて綺麗である。 ![]() またメイン遊歩道に戻って進むと、 滝展望所にたどり着いた。 先ほど下から眺めていた2の滝と3の滝を一望できる場所である。 下から見ていると良くわからなかったが、 遠望すると非常に長大な滝だということがわかる。 この今福の里では稲藁で作った大蛇を担いで家々を回る行事が行われている。 その大蛇の化身のような姿をした長大な滝である。 ![]() さらに道を進んで行くと2の滝の落ち口まで行くことができた。 急斜面を水が滑り落ちていく。 水量は少なめだが、大雨の次の日などは、 大蛇が荒れ狂う竜となって姿を現すだろう。 ![]() 振り返れば1の滝。 7段すべてで総落差78メートル。 京都府下ではナンバー1の滝で間違いない。 蛇綱の里と呼ばれる今福の人たちが、 こんな素晴らしい滝を開拓してくれて感謝です。 ======================= ブログランキングに投票お願いします! クリックしてもらえると、今後の更新の励みになります。 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓ ![]() 人気ブログランキングへ 「たびねす」でも記事を書いてます。 ![]() |