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稲妻バレイ ~川浦渓谷~
- 2017/09/23(Sat) -
モネの池の次にどこに行こうかと行き着いたのが、ここ川浦渓谷
モネの池から車で北に30分。ここまで来る人は少ない。

川浦渓谷の橋の上から

川浦と書いて「かおれ」と読む。
到着するとすさまじい高さの谷に橋が架かっていて、
そこから見下ろすと怖いくらいの高度感。

反対側

橋の反対側は美しいグリーンの川。
まさに渓谷美といった感じ。

遊歩道を歩く

遊歩道も通っているので、車を停めて少し歩いてみることにする。

切り立った崖の上

遊歩道から川を見下ろすとギザギザに切り立った谷底。
そして美しくもエメラルドグリーンの川。
とてつもなく長い時間をかけて、グリーンの水が谷を削っていったのだろうか。

トンネルがあったり

途中でトンネルがあったりもする。

東屋が見えてきた

トンネルを抜けると東屋が見えてきた。
のんびりするならここでのんびりするのも良いだろう。

稲妻のような谷底

東屋の裏からまた谷をのぞき込むと、
やはり稲妻のような切り立った崖。
谷底の狭い場所に水が流れている。
近くに降りてみたいが、崖が険しすぎて、とてもではないが降りれるような場所はないようだ。

奥に小さな滝

さらに遊歩道を進んでいくと、細い滝がかかっている。
前日にかなり雨が降っていたのにこの水量ということは、
普段はほとんど水が流れていないのかもしれない。
細い流れから白糸の滝とでも名付けられそうだが、
どうも名前はないようである。

滝は渓谷の奥底に

岩肌をつたうように流れていき、最後は谷底の川に流れ込んでいる。
水量がないので滝は水しぶきを上げず、
岩の上に沿って静かに落ちている。
なかなか面白い形だ。

川は合流する

滝の落ちた川は支流で、今立っている橋の下を通り、
本流の川浦渓谷へと流れ込んでいる。

遊歩道は10分程度で回れるお手軽渓谷。
川浦渓谷はお手軽に絶景が楽しめる穴場スポットだった。



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名もなき池 ~モネの池~
- 2017/08/27(Sun) -
SNSを中心としたネットで話題になっているモネの池
ちょうど岐阜県近辺を訪れる機会があったので、
ちょっと寄り道になるが、旅行プランに組み込んでみた。

駐車場はいっぱい

到着したのは朝9時ごろ。
すでに駐車場は満車状態で、ここが人気スポットであることを
改めて実感する。

まだアジサイが

8月というのにアジサイがまだ残っていた。
周りは山に囲まれた場所のため、気温が低いのだろう。

人が集まっている

駐車場から田んぼの中の道を歩いて名もなき池を目指して歩く。
ただの池なのでどこにあるのかなと思っていたが、
たくさんの人が集まっているので、すぐに場所は分かった。
周りは田んぼと山しかない田舎の農村なのに、
かなり違和感のある人の群れ。

すごい人

池の周りは雨が降るにもかかわらず、たくさんの人たちが並んでいる。
ちょうど観光バスも到着したところで、
正面から池を見るベストポジションはほとんど入る隙間もない。
対岸はまだ少し人が流れていて、池をのぞき込めそうだったので
そちらから回ってみることにした。

綺麗な池だけど

少し色づいた水草にカラフルな錦鯉。
透明度もそこそこあるって綺麗だが、モネの池と話題になるほどでは…
といった感じ。池の底も泥で濁ってるように見えるし。
雨が降っているから濁っているのかなと思ったりしたが、
対岸にいる人たちからは綺麗という声が鳴りやまない。

反対側に回ると

人の波にもまれながら反対側に回ると印象はガラッと変わった。
確かにこちらからだと光の当たり方のせいなのか、
水草と錦鯉が良い感じに絵画のように見えてくる。

見えてきた

鯉が集まってくると一段とカラフルになる。
底にたまっている泥?のようなものが、いい感じに水草の根元をぼやかして、
モネの絵画のような油彩画に見えてくるから不思議だ。
まあ、モネの絵をそんなにしっかり見たことはないのだが。

水草が枯れてなければ

なるほど、これはモネの池と話題になるのもわかる。
少し水草が枯れてしまっているが、季節的にもう少し早ければ
一番の見ごろだろうか。



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鍾乳洞のから生まれた峡谷 ~帝釈峡~
- 2017/07/16(Sun) -
川沿いの遊歩道

広島県神石高原町から庄原市にある帝釈峡にやってきた。
帝釈峡は中国地方でもかなり山深い場所にある秘境で、
今でこそ観光地になっているので簡単に訪れることができるが、
道が無ければ到底たどり着けない神の領域とも言える場所だ。

巨岩 

帝釈峡は全長約18kmの峡谷で、このような巨大な岩を水が浸食して
奇岩帯を形成している。
もともとこのあたりはカルスト台地であったため、
水が浸食しやすい場所なのである。

マップ 

今回は帝釈峡の最も北側に位置する上帝釈エリアを散策する。
途中には雄橋と呼ばれる巨大な岩の橋があるので、
とりあえずの目的地はそこに考えている。

洞窟から水 

駐車場から散策をスタート、川沿いの整備された遊歩道を進み、
途中に有料の鍾乳洞「白雲洞」をやり過ごし、しばらく進むと
道の左側にぽっかり口をあけた穴から水が流れ出している場所にたどり着いた。

唐門 

どうもこれが唐門と呼ばれる場所あるらしい。
水の流れ出している穴の横に、大きな亀裂のようなトンネルが現れた。
亀裂に通じる踏み跡があるので、少し脇道にそれて近づいてみる。

鍾乳洞の成れの果て 

亀裂は予想以上に大きく、中には水が流れていた。
亀裂の奥からはなんともいえない湿った冷気が漂ってくる。
明らかにここだけ気温が低い。
流れる水も水温が低いのだろう、夏の熱気に当てられて、
水蒸気が煙のように白くあがり、なんとも神秘的な光景を作り出している。
あちら側はまるで別世界のような感じだ。
おそらくここはかつての鍾乳洞があった場所なのではないか。
鍾乳洞が崩れてこの亀裂だけが残った…のかもしれない。

鬼の供養等 

唐門から遊歩道に戻り、もう少し進むと、
鬼の供養塔と呼ばれる奇岩が見えてきた。
巨大な石柱はその名の通り鬼の墓標のようにも見える。

立ち込める蒸気 

前日まで雨が降っていたため、水は少し濁り気味。
そのせいなのか、帝釈峡は体に纏わりつくように湿度が高く、
それでいてひんやりとした空気が漂っている。
そう、まるで鍾乳洞の中を歩いているかのように。

老婦人 

しばらく歩くと今回の最大の目的地である雄橋が現れた。
自然が作り出した巨大な石のアーチ。
長さ90メートル、幅19メートル、高さ40メートルもある日本一の大きさを誇る天然の橋で、
世界三大自然橋にも選ばれていること。
誰がノミネートしたのか分からないが・・・

橋の下 

雄橋の内側は色々なものが祭られている。
通称「神の橋」とも呼ばれる巨大な岩の橋は、
やはり信仰の対象になるのだろう。
巨石信仰なるものは日本各地に存在するが、
これだけの迫力のある巨石となると、
信仰心が無くても、威圧感は充分感じられる。

雄橋 

雄橋を抜けた反対側から。
やはりここもかつての鍾乳洞なのだろうか。
内側の壁が鍾乳洞のそれに近い気がする。

開けた 

そのあと急に道が開けてちょっと面食らう。
昔は公園のように少し整備していたのであろうか。
この辺りだけ木々が無く平らな場所に草むらだけ広がっている。

断魚渓 

遊歩道はまだ続いているので、もう少し奥まで行ってみよう。
断魚渓と呼ばれる少し急流になった場所がある。
今まで30分ほど歩いてきたが、ほとんどフラットな道のりで、
川の流れもほとんどゆるやかな流れだった。
ここに来てやっと勾配がついてきて、
川が小さな滝のようになっている。

トンネル 

次は人工のトンネル。
なんだかめぐるましく色々なものが現れる。
トンネル内に証明はないが、何とか射し込む光で地面は見える。
水溜りができたりして、中はじめじめ。
ここまで来るとそれまでの鍾乳洞感は完全に消えている。

廃墟 

トンネルを抜けるとそこは廃墟。
どうもここが養魚場跡らしい。
秘密のトンネルを抜けると、そこに村があったというシチュエーションは
ありがちなストーリだが、その村はすでに滅びていたというわけだ。

ここまでか 

このあたりに素麺滝があるようなのだが、どうも見当たらない。
そのうち道が草木によって遮られてしまった。
樹木のトンネルを少し潜って先に進んでみたが、
底から先は草が道を覆ってしまい、藪漕ぎ状態に。
マダニやヤマビルも怖いので、やはりここまでで引き返すことにした。

白雲洞 

途中でスルーした鍾乳洞「白雲洞」にも寄ってみる、
中は石筍が立ち並ぶとまでは行かないが、
鍾乳洞独特の石灰石が溶けたようなつるつるとした壁が続く。

縦長 

全体的に縦長の洞窟で、唐門で見たような亀裂のような形をしている。
やはり唐門は鍾乳洞が崩れて残った洞門という仮説は正しいような気がする。
洞内はほぼフラットで200メートルほど。
少し涼みがてらの良い休憩になった。

石雲山永明寺 

駐車場から帝釈峡とは反対側に古びたお寺があるので立ち寄ってみた。
石雲山永明寺という絶壁の下に建つ古いお堂。
今にも後ろの壁に押しつぶされそうだ。

なんかある 

その裏手の絶壁の下に謎の空間があるのを見つけた。
これは何かある。秘密の入口か。

鐘の奥 

ぐるっと回り込んで、穴の近くに行くと、鐘突き場にたどり着いた。
ここはお寺の一部と言うことか。

奥に進める 

奥にも進めるようだ。
先ほど遠くから見えた橋も渡れるらしい。

賽の河原 

奥はやはり洞窟状になっていた。
積まれた石が並ぶ、賽の河原と言う場所らしい。
ここも雄橋と同じく神聖な場所なんだろう。

鍾乳洞によって造られた帝釈峡。
鍾乳石が長い年月をかけて水に削られ溶かされてできた奇岩群。
なかなか見所の多い場所だった。


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世界の終わり ~秋吉台(秋吉台カルスト展望台)~
- 2017/05/28(Sun) -
石灰岩がのぞく

山口県といえば、秋吉台
地理の授業で習ったことをなんとなくずっと覚えていて、
山口県に来たら必ず行ってみたかったのがこの秋吉台だ。
日本三大カルストの一つであり、日本最大のカルスト台地
珊瑚の化石からできたと言われる石灰岩に覆われた石の大地。

見渡す限りの平原

石の大地と思っていたのだが、来て見ると一面の大草原で、
石灰岩がむき出しになっている場所は意外に少ない。
ほんとに見渡す限り何も無い大平原で、
時間的に日没前と言うこともあり、観光客もほとんどいないので、
ぽつんと世界に一人取り残されたかのような感覚になる。

ドリーネ

草に覆われてよく分からないが、
ところどころにドリーネといわれるすり鉢状の窪地が点在している。
ドリーネとは雨水になどによって石灰岩が浸食されてできた言わば穴で、
ドリーネの中心部から地中深く鍾乳洞につながっていたりすることもある。
草に覆われてみることはできないが、
点在するドリーネの中心部には地中世界に続く入口が穴を開けているのかもしれない。
不用意に穴の底を探索しようものなら、
誤って地中へ転落する危険もあるのだ。
なんせ、この地中深くには秋芳洞といわれる、
いまだ全容がつかめていないほど巨大な地下空間が存在しているのだから。

秋吉台

秋吉台カルスト展望台から10分ほど歩いて、
大平原のど真ん中にやってきた。
ほんとに世界の中心に一人立たずんて居るような場所だ。
一本取り残された木と同じく一人取り残された私。

月が昇る

しばらく何も無い台地を歩いていると、日が暮れてきて
空に月が上がっているのが見えてきた。

夕焼け

石灰岩の白い塊も黒いシルエットへと変わる。

秋吉台の夕焼け

夕焼けに支配されいく台地はまるで世界の終わりのように美しい。
何も無い空と大地に囲まれていると、
逆に自分と言う異物が強く意識してしまう。
自意識の中で展開されるモノローグといったシーンのような感覚。

一日の終わり

旅の最後に秋吉台夕焼けを選んでよかった。
長い山口県の旅も世界の終わりとともに終了。
美しくも寂しい終劇となった。

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巨大な地下空間 ~秋芳洞~
- 2017/05/21(Sun) -
日本屈指の鍾乳洞秋芳洞
さすがに山口県随一の観光地だけあって大型連休中は人人人!
少しでも人が少ない時間帯を狙って、夕方の訪問であったが、
それでも入口の券売所にはまだ行列が。

いい感じの入口

入口から川の流れる遊歩道を通り、しばらく歩くと鍾乳洞の入口が見えてきた。
川は鍾乳洞の中から滝となって流れ出しており、
入口には白濁したグリーンの淵ができている。
鍾乳洞から湧き出る水だけあって、とても水温が低いのだろう。
あたりにはひんやりした空気が流れて心地よい。

広い洞内

入口に一歩踏み込むと、そこは巨大な地下空間が広がっている。
関西中心の観光鍾乳洞はほとんど巡って来たが、
秋芳洞の空間の広さは桁違い。

暗闇は冒険道

有料で進める冒険道というコースもある。
時間が遅かったので受付時間をすぎてしまっていたので
行けずじまいだったが、懐中電灯を片手に進むルートのようだ。
かなり洞内の上のほうを歩くようで、
懐中電灯の光が天井付近でちらちらと照らしている。
それにしてもかなり高い天井だ。

千枚田

洞内を流れる川に沿って進むと、秋芳洞の代名詞である百枚皿が現れる。
鍾乳洞でよく見かける光景だが、ここまで大きいものは珍しい。
棚田を想起させるように、上から下へとあふれ出した水が時間をかけて落ちていく。
石灰石と水が生み出した芸術作品だ。

天井には蝙蝠

さらに大きな川の流れる洞内を歩いていく。
やはり巨大な地下空間が続いていて、足場もフラットで歩きやすい。
天井からキイキイという音が聞こえるので見上げてみると、
蝙蝠がかなりの数、天井に張り付いている。
ここまで多くの人が訪れる場所なのに、
蝙蝠はまったく意に介することは無いようだ。

洞内富士

洞内富士と称されるこれまた巨大な鍾乳石の山。
本家の富士山は地下からの溶岩が積み重なって出来上がったが、
洞内富士は天井から滴る石灰を含む水が積み重なってできたもの。
造られ方はまったく逆だが、まさに富士山のような巨大な石灰岩の塊。

未知との遭遇

洞内の照明は鍾乳洞としては控えめで、他の鍾乳洞のように
赤や青の照明で幻想的に演出しているわけではないのだが、
ところどころに強烈な照明があって、それがまるでUFOとの遭遇のように見える。
巨大な空間を照らすにはそれだけの光量が必要なのだろう。
鍾乳石が生き物のように長い影を伸ばしてくる。

千町田

次は千町田。
先ほどの百枚皿に良く似ているが、こちらは棚田状にはなっていない。
これもまた水が石灰岩を溶かして作り出した芸術。

黄金柱

秋芳洞も後半になると少し狭くなってくる。
前半は巨大な空間、後半は巨大な石筍が目立つようになってきた。
その中でも圧巻はこの黄金柱。
高さ15メートルもある巨大な石柱で、この巨大な鍾乳洞を
支える大黒柱のようだ。

龍の抜け穴

次に現れるのは龍の抜け穴。
先ほどの黄金柱がすっぽり抜き取られたような縦穴。

地球の歴史

観光洞エリアは約1000メートル。撮影しながら歩いていると、
かなり時間がかかってしまった。
最後は地球誕生から現代に至る大地の歴史を描いたトンネル。
急にムッとした暖かい空気が流れ込んでくる。
出口が近いのだ。

だが、この出口は入った入口とは逆側の出口兼入口。
車を入口の駐車場においているので、また来た道を戻らなければならない。

出口

帰りはさくさく歩いて戻る。
さすがに閉園間近になってきたので、人もまばらだ。
秋芳洞は観光エリアは1000メートルほどだが、実際はもっと広く、
確認されているだけでも総延長は8.5キロメートル。

秋吉台エリアには、この秋芳洞の他に、
大正洞や景清洞があり、400以上の鍾乳洞が存在しているらしい。
しかもまだ新しい鍾乳洞が発見され続けている。
まだ人間が知らないだけで、もっと巨大な地下空間が眠っているのかもしれない。



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